小倉擬百人一首
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みかの原わきてながるるいつみ川 いづみきとてか恋しかるらん 往古(むかし)泉州信田の森に 年経(ふ)る雌狐あり安部の 保名に契りて一子をまうく 末世にその名を止めたる 陰陽の博士晴明はすなわち 此童子なり 柳下亭種員筆記 |
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| 27 | 中納言兼輔 狐葛の葉・安部童子 |
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| No. | 絵師 | 名主印 | 作者 | 歌 | 画中人物 | 資料(画) |
| 1 | 国芳 | 村松 | 天智天皇 | 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ |
御曹子牛若丸 | 国会図書館(リンク参照) |
| 2 | 国芳 | 衣笠 | 持統天皇 | 春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山 |
最明寺時頼 白妙 |
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| 3 | 国芳 | 村松 | 柿本人麿 | 足曵きの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む |
加賀千代 | 国会図書館(リンク参照) |
| 4 | 国芳 | 村松 | 山部赤人 | 田子の浦にうち出でて見れば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ |
(娘と既婚女性 鉢に盛った冨士の形の塩) |
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| 5 | 国芳 | なし | 猿丸大夫 | 奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の 声きく時ぞ秋は悲しき |
曾我箱王丸 | 国会図書館(リンク参照) |
| 6 | 広重 | 村松 | 中納言家持 | 鵲のわたせる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける |
渡辺源二綱 いばらきの化身 |
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| 7 | 国芳 | 衣笠 | 安倍仲麿 | 天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも |
名古屋山三郎 | 国会図書館(リンク参照) |
| 8 | 国芳 | 村松 | 喜撰法師 | わが庵は都のたつみしかぞすむ 世をうぢ山と人はいふなり |
入道頼政 | 国会図書館(リンク参照) |
| 9 | 広重 | 衣笠 | 小野小町 | 花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに |
園部左右衛門 | 国会図書館(リンク参照) |
| 10 | 国芳 | 衣笠 | 蝉丸 | これやこの行くも帰るも別れては しるもしらぬも逢坂の関 |
濡髪長五郎 | 国会図書館(リンク参照) |
| 11 | 国芳 | 村松 | 参議篁 | わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと 人には告げよ海人の釣船 |
源義経 志度の蜑 |
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| 12 | 広重 | 衣笠 | 僧正遍昭 | 天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ 乙女の姿しばしとどめむ |
白拍子佛御前 | 国会図書館(リンク参照) |
| 13 | 国芳 | 村松 | 陽成院 | 筑波嶺の峯より落つる男女の川 こひぞつもりて淵となりぬる |
鬼若丸 | 国会図書館(リンク参照) |
| 14 | 国芳 | 村松 | 河原左大臣 | 陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに みだれそめにし我ならなくに |
文ひろげの狂女 | 国会図書館(リンク参照) |
| 15 | 広重 | 衣笠 | 光孝天皇 | 君がため春の野に出でて若菜つむ わが衣手に雪は降りつつ |
巴御前 | 国会図書館(リンク参照) |
| 16 | 国芳 | 衣笠 | 中納言行平 | 立ち別れ稲葉の山の峯に生ふる まつとし聞かば今帰り来む |
松王丸妻 小太郎 |
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| 17 | 国芳 | 衣笠 | 在原業平朝臣 | ちはやぶる神代もきかずたつた川 からくれなゐに水くくるとは |
花和尚魯智深 | 国会図書館(リンク参照) |
| 18 | 広重 | 衣笠 | 藤原敏行朝臣 | 住の江の岸に寄る波よるさへや 夢の通ひ路人めよくらむ |
阿古屋 | 国会図書館(リンク参照) |
| 19 | 国芳 | 衣笠 | 伊勢 | 難波潟短き蘆のふしの間も 逢はでこの世をすぐしてよとや |
正右衛門妻お谷 | 国会図書館(リンク参照) |
| 20 | 国芳 | 衣笠 | 元良親王 | わびぬればいまはた同じ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ |
晋の豫譲 | 国会図書館(リンク参照) |
| 21 | 広重 | 衣笠 | 素性法師 | 今来むといひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな |
信夫惣太 梅若丸 |
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| 22 | 国芳 | 衣笠 | 文屋康秀 | 吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風を嵐といふらむ |
安徳天皇 典侍の局 |
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| 23 | 国芳 | 衣笠 | 大江千里 | 月見ればちぢに物こそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど |
白拍子祇王 | 国会図書館(リンク参照) |
| 24 | 広重 | 衣笠 | 菅家 | このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉のにしき神のまにまに |
高雄 | 国会図書館(リンク参照) |
| 25 | 国芳 | 衣笠 | 三条右大臣 | 名にしおはば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな |
卜部李武 怪童丸 |
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| 26 | 国芳 | 衣笠 | 貞信公 | 小倉山峰のもみぢば心あらば 今一度の御幸待たなむ |
祇園女御 | 国会図書館(リンク参照) |
| 27 | 広重 | 衣笠 | 中納言兼輔 | みかの原わきて流るるいづみ川 いつみきとてか恋しかるらむ |
狐葛の葉 安部童子 |
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| 28 | 国芳 | 衣笠 | 源宗于朝臣 | 山里は冬ぞ寂しさまさりける 人目も草もかれぬと思へば |
金輪五郎今國 | 国会図書館(リンク参照) |
| 29 | 国芳 | 衣笠 | 凡河内躬恒 | 心あてに折らばや折らむ初霜の 置きまどはせる白菊の花 |
白菊丸 | 国会図書館(リンク参照) |
| 30 | 広重 | 村 | 壬生忠岑 | 有明のつれなく見えし別れより 暁ばかりうきものはなし |
覚壽 かりや姫 |
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| 31 | 国芳 | 村 | 坂上是則 | 朝ぼらけ有明の月と見るまでに 吉野の里に降れる白雪 |
佐藤忠信 | 国会図書館(リンク参照) |
| 32 | 国芳 | 村 | 春道列樹 | 山川に風のかけたる柵は 流れもあへぬ紅葉なりけり |
絹川与右衛門 | 国会図書館(リンク参照) |
| 33 | 広重 | 渡 | 紀友則 | ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ |
三井寺狂女 | 国会図書館(リンク参照) |
| 34 | 国芳 | 村 | 藤原興風 | 誰をかも知る人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに |
樋口次郎金光 | 国会図書館(リンク参照) |
| 35 | 国芳 | 村 | 紀貫之 | 人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける |
苅萱道心 石働丸 |
国会図書館(リンク参照) |
| 36 | 広重 | 渡 | 清原深養父 | 夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに月宿るらむ |
伊東娘辰姫 兵衛佐頼朝 |
国会図書館(リンク参照) |
| 37 | 国芳 | 村 | 文屋朝康 | 白露に風の吹きしく秋の野は つらぬき止めぬ玉ぞ散りける |
玉藻前 | 国会図書館(リンク参照) |
| 38 | 国芳 | 衣笠 | 右近 | 忘らるる身をば思はず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな |
俊寛 | 国会図書館(リンク参照) |
| 39 | 広重 | 村 | 参議等 | 浅茅生の小野の篠原しのぶれど あまりてなどか人の恋しき |
宗玄 | 国会図書館(リンク参照) |
| 40 | 広重 | 村松 | 平兼盛 | 忍ぶれど色に出でにけりわが恋は 物や思ふと人の問ふまで |
伊賀局 | 国会図書館(リンク参照) |
| 41 | 国芳 | 村松 | 壬生忠見 | 恋すてふ我が名はまだき立ちにけり 人知れずこそ思ひそめしか |
長谷部信連 | 国会図書館(リンク参照) |
| 42 | 広重 | 渡 | 清原元輔 | 契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山浪こさじとは |
わん久 | 国会図書館(リンク参照) |
| 43 | 広重 | 村松 | 中納言敦忠 | 逢ひ見ての後の心にくらぶれば 昔は物を思はざりけり |
建礼門院 | 国会図書館(リンク参照) |
| 44 | 国芳 | 衣笠 | 中納言朝忠 | 逢ふことの絶えてしなくばなかなかに 人をも身をも恨みざらまし |
遠藤武者盛遠 | 国会図書館(リンク参照) |
| 45 | 広重 | 渡 | 謙徳公 | あはれとも言ふべき人は思ほえで 身のいたづらになりぬべきかな |
八百屋お七 | 国会図書館(リンク参照) |
| 46 | 広重 | 濱 | 曾根好忠 | 由良の門をわたる舟人かぢをたえ ゆくへも知らぬ恋のみちかな |
薄雪姫 | 国会図書館(リンク参照) |
| 47 | 国芳 | 渡 | 恵慶法師 | 八重葎しげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり |
平相國清盛 | 国会図書館(リンク参照) |
| 48 | 広重 | 渡 | 源重之 | 風をいたみ岩うつ浪のおのれのみ くだけてものを思ふ頃かな |
こしもとお菊 | 国会図書館(リンク参照) |
| 49 | 国芳 | 衣笠 | 大中臣能宣朝臣 | 御垣守衛士の焚く火の夜は燃え 昼は消えつつ物をこそ思へ |
神谷仁右衛門 | 国会図書館(リンク参照) |
| 50 | 国芳 | 村松 | 藤原義孝 | 君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな |
関羽 | 国会図書館(リンク参照) |
| 51 | 広重 | 濱 | 藤原実方朝臣 | かくとだにえやは伊吹のさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを |
重氏御台 千鳥の前 |
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| 52 | 豊国V | 村田 | 藤原道信朝臣 | 明けぬれば暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな |
およね 太平次 |
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| 53 | 国芳 | 村田 | 右大将道綱母 | 歎けきつつひとりぬる夜の明くる間は いかに久しきものとかは知る |
藤屋伊左右衛門 | 国会図書館(リンク参照) |
| 54 | 広重 | 濱 | 儀同三司母 | 忘れじの行末まではかたければ 今日をかぎりの命ともがな |
稲川治郎吉 おとわ |
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| 55 | 国芳 | 村 | 大納言公任 | 瀧の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞えけれ |
雪姫 | 国会図書館(リンク参照) |
| 56 | 国芳 | 村 | 和泉式部 | あらざらむこの世のほかの思ひ出に 今一度の逢ふこともがな |
悪七兵衛景清 | 国会図書館(リンク参照) |
| 57 | 広重 | 濱 | 紫式部 | めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に 雲隠れにし夜半の月かな |
勇供吉郎 軍太夫 |
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| 58 | 豊国V | 村田 | 大弐三位 | 有馬山猪名の笹原風吹けば いでそよ人を忘れやはする |
横山太郎 妻浅香 |
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| 59 | 国芳 | 米良 村田 |
赤染衛門 | やすらはで寝なましものをさ夜ふけて かたぶくまでの月を見しかな |
八百屋半兵衛 | 国会図書館(リンク参照) |
| 60 | 広重 | 濱 | 小式部内侍 | 大江山生野の道の遠ければ まだふみも見ず天の橋立 |
はつ女 | 国会図書館(リンク参照) |
| 61 | 国芳 | 村田 | 伊勢大輔 | いにしへの奈良の都の八重桜 今日九重に匂ひぬるかな |
矢田平 九重太夫 |
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| 62 | 豊国V | 村田 | 清少納言 | 夜をこめて鳥のそらねははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ |
菅相丞 判官代輝國 |
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| 63 | 広重 | 普 | 左京大夫道雅 | 今はただ思ひ絶えなむとばかりを 人づてならでいふよしもがな |
こまん | 国会図書館(リンク参照) |
| 64 | 国芳 | 村 | 権中納言定頼 | 朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに あらはれ渡る瀬々の網代木 |
こし元千鳥 | 国会図書館(リンク参照) |
| 65 | 国芳 | 村田 | 相模 | 恨みわび乾さぬ袖だにあるものを 恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ |
京極内匠 おきく |
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| 66 | 広重 | 村田 | 前大僧正行尊 | もろともにあはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし |
久我之助 | 国会図書館(リンク参照) |
| 67 | 豊国V | 村田 | 周防内侍 | 春の夜の夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ名こそ惜しけれ |
白井権八 | 国会図書館(リンク参照) |
| 68 | 国芳 | 濱 | 三条院 | 心にもあらでうき世にながらへば 恋しかるべき夜半の月かな |
法界坊 | 国会図書館(リンク参照) |
| 69 | 広重 | 村田 | 能因法師 | 嵐吹く三室の山のもみぢ葉は 龍田の川の錦なりけり |
宿祢太郎 立田の前 |
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| 70 | 豊国V | 村田 | 良暹法師 | さびしさに宿を立ち出でてながむれば いづこも同じ秋の夕暮 |
石留武助 妹お花 |
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| 71 | 国芳 | 濱 | 大納言経信 | 夕されば門田の稲葉おとづれて 蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く |
阿古義平次 平河原次郎蔵 |
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| 72 | 広重 | 米良 村田 |
祐子内親王家紀伊 | 音に聞く高師の浜のあだ浪は かけじや袖の濡れもこそすれ |
八重垣姫 | 国会図書館(リンク参照) |
| 73 | 国芳 | 村松 吉村 |
前中納言匡房 | 高砂の尾の上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ |
無官太夫敦盛 玉織姫 |
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| 74 | 豊国V | 米良 村田 |
源俊頼朝臣 | 憂かりける人を初瀬の山おろし はげしかれとは祈らぬものを |
鳴神上人 雲のたへま |
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| 75 | 広重 | 晋 | 藤原基俊 | 契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり |
梅川 亀屋忠兵衛 孫右衛門 |
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| 76 | 国芳 | 濱 | 法性寺入道前関白太政大臣 | わたの原漕ぎ出でて見ればひさかたの 雲ゐにまがふ沖つ白 |
袴垂保輔 | 国会図書館(リンク参照) |
| 77 | 豊国V | 米良 村田 |
崇徳院 | 瀬を早み岩にせかるる瀧川の われても末に逢はむとぞ思ふ |
宮城阿蘇次郎 みゆき |
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| 78 | 広重 | 村田 | 源兼昌 | 淡路島通ふ千鳥の鳴く声に 幾夜ねざめぬ須磨の関守 |
熊谷次郎直實 | 国会図書館(リンク参照) |
| 79 | 国芳 | 村田 | 左京大夫顕輔 | 秋風にたなびく雲の絶え間より もれいづる月の影のさやけさ |
梅の由兵衛 長吉 源兵衛堀源兵衛 |
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| 80 | 豊国V | 米良 村田 |
待賢門院堀川 | 長からむ心も知らず黒髪の 乱れて今朝はものをこそ思へ |
山崎屋与五郎 藤屋あづま |
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| 81 | 広重 | 村田 | 後徳大寺左大臣 | ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる |
高橋弥十郎 妻さつき |
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| 82 | 国芳 | 村松 吉村 |
道因法師 | 思ひわびさても命はあるものを 憂きに堪えぬは涙なりけり |
大星由良之助 大星力弥 |
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| 83 | 豊国V | 村田 | 皇太后宮大夫俊成 | 世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる |
大藤内 赤沢十内 |
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| 84 | 広重 | 米良 村田 |
藤原清輔朝臣 | ながらへばまた此の頃やしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき |
桜丸 八重 |
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| 85 | 国芳 | 村田 | 俊恵法師 | 夜もすがら物思ふころは明けやらで 閨のひまさへつれなかりけり |
俣野五郎 おし鳥霊 |
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| 86 | 豊国V | 村田 | 西行法師 | 嘆けとて月やは物を思はする かこち顔なるわが涙かな |
弁慶 静御前 |
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| 87 | 広重 | 米良 村田 |
寂蓮法師 | 村雨の露もまだ乾ぬ槙の葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮 |
八重桐 | 国会図書館(リンク参照) |
| 88 | 国芳 | 村田 | 皇嘉門院別当 | 難波江の蘆のかりねの一夜ゆゑ 身をつくしてや恋わたるべき |
足軽市右衛門 | 国会図書館(リンク参照) |
| 89 | 豊国V | 米良 村田 |
式子内親王 | 玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることの弱りもぞする |
おそめ 久松 |
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| 90 | 広重 | 米良 村田 |
殷富門院大輔 | 見せばやな雄島の海人の袖だにも 濡れにぞ濡れし色はかはらず |
高野師直 かをよ御前 |
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| 91 | 国芳 | 米良 村田 |
後京極摂政前太政大臣 | きりぎりすなくや霜夜のさ莚に 衣かたしきひとりかも寝む |
清玄尼 松若丸 |
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| 92 | 豊国V | 米良 村田 |
二条院讃岐 | わが袖は潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね乾くまもなし |
矢間重太郎 妻おりえ |
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| 93 | 広重 | 米良 村田 |
鎌倉右大臣 | 世の中は常にもがもな渚漕ぐ あまの小舟の綱手かなしも |
義崇 おふね |
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| 94 | 国芳 | 村田 | 参議雅経 | み吉野の山の秋風さ夜ふけて ふるさと寒く衣うつなり |
女夫狐 | 国会図書館(リンク参照) |
| 95 | 豊国V | 村 | 大僧正慈円 | おほけなくうき世の民におほふかな わが立つ杣に墨染の袖 |
大伴黒主 小町桜霊 |
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| 96 | 広重 | 米良 村田 |
入道前太政大臣 | 花さそふ嵐の庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり |
不破伴左右衛門 | 国会図書館(リンク参照) |
| 97 | 国芳 | 村松 吉村 |
権中納言定家 | 来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ |
日向勾當 娘人丸 |
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| 98 | 豊国V | 村松 吉村 |
従二位家隆 | 風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける |
團七九郎兵衛 一寸徳兵衛 |
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| 99 | 広重 | 村松 吉村 |
後鳥羽院 | 人も惜し人も恨めしあぢきなく 世を思ふゆゑにもの思ふ身は |
三位中将惟盛 お里 |
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| 100 | 国芳 | 松村 吉村 |
順徳院 | 百敷や古き軒端のしのぶにも なほあまりある昔なりけり |
(石橋) | 国会図書館(リンク参照) |
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