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いい野球、悪い野球。らしい野球、らしくない野球。


■副題:
「俺たちはシーズンをトータルで考えてる。そこが観に来てるファンと違うところ。」と言うけど。



「いい野球、悪い野球」の定義ってなんだ?と、落合に問えば、
「勝てる野球がいい野球」と答えるだろう。

「ドラゴンズらしい野球」と言われる野球は、実は、
「自分達の身の丈に合った野球」に過ぎなかったわけで。

落合政権初年度、川相がいてウッズがいなかったメンバーで勝ち抜くために、
落合が考えつくした野球が、「高校野球の手本にもなる」と評された。
「いい野球」と評されもし、僕も好きな野球だったけど。

落合にしてみれば、
「あのメンバーだったら、勝つためにはあれしかやりようがないじゃん。」
ってところなんだろう。

落合は、理想主義者ではなく、合理的な現実主義者だから。
与えられたメンバーの個性を把握し最大限に力を引き出す手法をとっただけのこと。

この4年間は、「理想のチーム作り」を進めたのではなく、
「与えられた戦力でいかに勝ちを得るか?」に終始したに過ぎなかったようだ。

監督就任当時には、落合にも「理想の野球」があったのかもしれない。
「このチームの今後10年を考えたら・・」や
「右の4番を育成する・・」など発言してたから。

でも、今のドラを見ると、
「落合の手腕に球団の都合(ビョンギュにまつわる利権)まで負わせて」
それでも落合ならファンの期待にも答えてくれるだろう・・・みたいな、球団のおごり、
が見える。

「・・らしい野球」なんて、構成メンバーによって常に変化するんだから。

毎日スタメン見たら「このメンバーじゃ、こうゆう野球で勝つしかないな」と分かるわけで。

闇雲に「過去のドラがやってた自分好みの野球」を、現状で戦ってる違う選手に期待して、
その期待が満たされないからと言って「勝ってるけど不満」と言ってもね・・。

今のメンバー出来ないことを監督コーチやファンが理想を求めて強要したとしても、
そのメンバーが本来持ってる個性や実力を出し切れずに、ギクシャクした悪い戦いになるだけだ。

去年も、
「クライマックスシリーズがあるのを前提として戦った。だからシーズン終盤でも無理をさせなかった。」
と言ってるんで。
今年も、今後そんな戦いになるんじゃないですか?

それに「クライマックスでやったのがうちの野球。あそこに集中した。」と言ってるんで。

ファンは長いシーズンの一試合に一喜一憂したり、シーズンの試合に身銭叩いて観に行くより、
クライマックスシリーズを注目し、その上でドラ野球を評価しないといけないらしい。

作成日'08.6.17


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