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らくがき 2009


■中里がカーブを投げることは命取り?

一昔前は、カーブと言えば、最初に覚える「入門的変化球」だったけど、
実は直球と、投げ方も球質も最も対極に位置してるのがカーブ。

今のプロ野球で、この二つの球を高いレベルで両立してる投手は少ない。
中里は直球が超一級なだけに、なおさら両立は難しいだけでなく、
中里の直球に悪影響を及ぼす。

中里が「幾つかある球種の一つ」程度の認識で、カーブを投げてるとしたら、
今すぐそれはやめるべきだと思う。

「命取り」ってのは投手生命にかかわるとかじゃなく、
中里の生命線が「伸びるストレート」とするなら、
カーブを投げる事は百害あって一利無しということ。

なぜカーブが中里の直球に悪影響を及ぼすかを理解するには、
「なぜ中里はあのようなポップするストレートを投げられるか?」を
理解しないとはじまらない。
中里のストレートは「ホップボール」と言う仮名をつけてもいい変化球と考える。

そして、「カーブの投げ方」も再確認して頭に入れておく。

Youtubeから、「変化球の投げ方 カーブ編」


これの1:15くらいからのヒジと手首の使い方の説明、
3:15当りの横からみたシーンでの、ヒジと手首の角度を決めるのが、
頭の後ろの位置であり、リリースが頭の真上の位置であることを確認する。

次に「藤川のストレート」


8:45当りからの投球フォームとその後の藤川投手のコメントに留意。

中里の映像が無かったので藤川を代用したのですが、投げるイメージは同じ。
「低目を狙ってたたいた球が高目に伸びるようなイメージ」(藤川談)

(ちなみに映像中で語れてる球の回転数ですが、
 藤川の45回転に対し、山本昌は54回転と言われてます。
 それを紹介していたTV番組では藤川は46回転と説明さていました。)

そして次に関西竜魂様で開設されてる中里の連続写真を参照させてもらいます。

観戦紀 09/2/13 読谷二軍キャンプ
(http://www5c.biglobe.ne.jp/~kandra/kansenki090213.html)
ページ中間あたりでの中里の背中側みた写真
F〜Gの上体の前傾の深さと胸の張り、右肩ヒジの捕手側への出具合が、
ボールの背中を指先で真上から真下にひっかくようにし、
彼特有のバックスピンを生み出し、球持ちの良さを可能にしてるんです。

このFでの中里の前傾が、藤川の言う「低目を狙って(ボールを)たたく」動作を
可能にしてる、「中里の中里たるゆえん」のフォームであり、
単に「つんのめる」とか「突っ込む」とは異質な前傾を可能にしてるのが
中里が天才と言われるゆえん。
なぜそれが可能なのかは、左ヒザの締めとか股関節の柔らかさとか体全体の使い方とか、
色々あるけど説明は大変なので割愛。

「他の誰にも投げられないボール」を投げるという事は
「他の誰にも出来ないフォーム」をしてるから可能という事。

とにかく、ボールを指先で押さえ込むには前傾姿勢であることが必然なんです。

中里のフォームはバックスピンボールを投げる事に有利な投げ方なんですが、
その逆の回転に近いカーブを投げるには向いてなく苦手で無理があるんです。

この連続写真は中里のストレートを投げる基本フォームですが、
同じようなフォームでカーブを投げるのは至難の業です。

Fの姿勢からカーブを投げるような腕の振りをするのは不可能なんですね。
もし投げてるとしたら相当肩に負担をかけないと無理です。

おそらくカーブを投げる時中里は、あらかじめFほど上体を前傾せずに投げてると思います。
この、カーブを投げる時とストレートを投げる時の上体の前傾角度のブレが、
中里の投球フォームを乱し制球の荒れにつながり、
得意なストレートのリリースポイントまでも見失ってしまう元凶です。

ストレートとカーブを織り交ぜて投げる事は、常に体軸のブレを産み、
フォームが安定せず 肩ヒジに負担がかかる。
これは、どの投手でも多少ありますが、
中里は素晴らしいストレートを投げられるフォームであるぶん、
カーブを投げる事による悪影響が顕著なんです。


中里は、代用例出した藤川よりもさらに、特殊、特別、異例、異端、異常な、投手です。

浅尾の事さえ上手く文章で伝え切れてない僕には、中里を語るにのはもっと難しいです。
プロとしての実績こそ少ないけど、天才ですからね。 

作成日'09.6.21
 

■浅尾を抑えに育てる?

岩瀬にあって浅尾に無いのは「安定感」ですよね。
岩瀬は80%の力でも(80%のコンディションでも)抑える術を持ってますが、
浅尾は120%でないとダメです(と、森が烙印を押した)。

これが森の言う「適性はリリーフ」です。

120%全力で投げてる投手にアジャストする余裕も余力もありません。
でも浅尾は先発の時に80%で抑えることをやろうとしてました。
浅尾は「120%でないとダメな投手」に成りたくないんです。
それを続ければ3年持ちません。

森の言う「適性はリリーフ」宣言は、
「お前は目一杯投げるしか能がない投手」と烙印を押したのと同じです。
投手は長くやろうとしたら、80%の力でも打者を抑え
安定した成績を残す術を覚えなくてはいけません。

それは抑えに回ろうが、先発になろうが同じことです。
それを習得すれば、先発が出来るし抑えも出来る。

だから森が浅尾を「抑えに育てる」って言うのはウソっぱち。

浅尾を岩瀬のように80%でOKの投手に育てられるならば、
先発としても育てられる。
チーム事情で選手を役割にはめ込みたいだけなのに、
「育てる」って言葉を使うから腹が立つんです。

専門家が見れば「浅尾はあと2〜3年の投手だ」と解るでしょう。
厳しいプロ野球を経験した解説であるからこそ、
「プロの投手としてのわずかな時間で、どこを任せれば浅尾が 一番輝くか」
を考えて「適性はリリーフ」と言ってるのも解ります。

でも、浅尾に「80%の力でも打者を抑える術」を学ぶ機会を与えず、
投手として長生きできる可能性をバッサリと断ち切った、森に
とても腹が立つのです。

多くのファンは「浅尾の適性はリリーフ」と思ってるし
(それ自体は間違いではないけど)、
中には「人気者の浅尾が毎日見れるからその方が良い」と喜ぶ
気楽なファンも居るようだ。

だけど、
あんな肩だけに負担がかかる投げ方で、まだそれほどタフな体ではない投手が、
「お前の持ち味は150kmの球だ」と言われて、120%で投げ続ければどうなるか?
なんてのを考えてくれるファンは少ないんだね。

「中継に回った浅尾は、先発と違って活き活きとしてて別人。
 彼本来の球が投げられてる。」
バカなこと言うなといいたいね。

それまで中6日で休養取りながらコンディション整えてた投手に、
「1イニングだけ投げろ」と言えば、いい球投げるのは当たり前。

浅尾の先発戦績を、
「開幕で好投したが、その後は尻すぼみに下降線をたどり・・」
って評するけど、この文章は、そのまま中継に置き換えても当てはまる。

「中継転向直後は好投したが、その後は尻すぼみに下降線をたどり」
が、ここ数試合の浅尾。
先日の試合なんて、たった一人の打者に投げればいいだけの場面だったのに、
球が走らずタイムリー打たれてる。

これのどこが「中継では活き活きした投球」なの?
最近の浅尾は「先発してた浅尾と同等」の投球しかできてないよ。

浅尾がどんどん疲弊してく姿がわからないのかなぁ。
中継転向後にしばらくして数試合、出るべき場面で出てこなかったことの
理由にまで想像力が働かないのか。
だた、イケメン浅尾が毎日見れればそれでいいのか。

浅尾のファンなら、浅尾の投げる姿を、少しでもたくさん、
いつまでも長く見たいと思わないのか。
なぜ、「まだ120%出さないと持ち味が出ない未完成の投手」が、
中継ぎで酷使されることを願うのか。

「去年からリリーフが適性だと思ってた」
「やりたいと言うからやらせただけ」
「やつが先発することはもうない」

こんな言い草するコーチ。
まともな人間なら、こんなことは口が裂けても言わないものだよ。

「実は、私は・・民営化は反対でした・・周りが賛成だったので・・私も賛成した」
と言い訳してた、どっかの総理と一緒じゃないか。

こんなコーチのもとで・・浅尾は一生懸命キャンプから先発投手になろうと、
新球を覚え、配球を試行錯誤し、長いイニングを投げるための
調整をしてきたんだよ。

その浅尾の努力してる姿を、森は「どうせコイツは中継向き」と思いながら
冷ややかに見てたんだよ。

言ってやりたいよ。
「お前の方こそコーチとしての適性は無い。コーチとしてベンチに入るのは二度とない」
とね。

ファンがそれぞれのレベルに合った見方をするのは自由だ。
だけど、低レベルなファンの要望に沿う為に、投手が酷使されることがあったり、
また、無知たるがゆえにその現実(好きな投手が潰されかけてる事)を
見過ごされてしまうのは悲しいことだ。

作成日'09.6.21
 

■5月15日 WBCトロフィー展示

今日からナゴドでWBCの優勝トロフィーが展示されるようですが、
観戦チケットを購入しないと見られない場所と時間帯に展示されるようで。

てっきりトロフィー展示も辞退するもんだと思ってたので意外に感じます。
協力しなかったのに展示による集客の恩恵だけ受けようとするなんて、
さもしくないかい?
 

プロとは・・・

「プロは結果」良く耳にする。
選手は良く言うし、以前は言わなかったファンも最近は口にするようになった

でも、ファンは結果ばかりを求めてはいない。

「プロは結果で評価される」とは、
契約更改の場で球団の査定員が選手対して言う言葉。

選手はこの言葉が頭に焼き付き「数字を残さないと給料が上がらない」と
思い、プロ選手としての価値や本分を混同し勘違いしてしまう。
選手自らも「俺たちプロは結果が全てですから」と口にしてしまう。
落合もそうだ。

でも、ファンの望むことと球団の査定項目とは違う。
選手は、査定員が言う言葉と ファンが期待してる事柄を混同してる。

ファンが結果を求めるだけなら、スポーツ新聞の数字を見て
満足すればいい。
球場に足を運んだりTV観戦するファンは、選手のプレーを観てる。

TV観戦してるファンに「球場で生で観たい」と思わせ、
球場に足を運んで観に来てくれてたファンに「また観に来たい」と
思わせるのがプロの仕事。

勝ち負け以前よりも、「もう二度と観に来るか」とか「金返せ」と
ファンに思われるようなプレーや試合をやらないことの方が、
はるかに大事。

僕がそう感じるのはエラーよりも無気力なプレーを見せられた時。

高木守道が言うように、素人ファンには、
ファインプレーと普通のプレーの違いは判らない。

だけど、一生懸命か手を抜いたいいかげんなプレーかの違い判る。
そう言うプレーを何度もファンの前でやる選手は最低だと思う。

そんな選手は嫌いだし、
そんな選手を観るためにお金払って球場に行く気にはならない。。



こんな観客がいるうちは・・・

>観客が楽天と県を損賠提訴 ファウルボールが目直撃<


以下、ニュースウェブより添付

プロ野球を観戦中にファウルボールが右目を直撃し視力が低下した宮城県の税理士の
男性(47)が7日、ネットなどの設置を怠ったとして、試合主催者の楽天野球団と球場所有者の
同県に計約4400万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。

 日本プロ野球組織(NPB)関係者によると、ファウルボール事故で訴訟に至る例は珍しい。

 訴状などによると、男性は昨年5月18日、クリネックススタジアム宮城(仙台市)3塁側内野席で
楽天対西武戦を観戦。ビールを座席下に置いて顔を上げた瞬間、楽天の左打者が打ったライナー性の
ファウルボールが右目を直撃した。
眼球破裂などで入院し、右目の視力は以前の0・3から0・03に下がり、仕事に支障が出ているとしている。

 球団は治療費と交通費として約40万円を支払ったが、男性側は「球団と県は安全に観戦できるよう
施設を管理する義務に違反し、ファウルボールから観客を守るネットなどの設置を怠った」と主張している。

 宮城県は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。



こんな観客がいるうちは「NPBがMLBを超えた」とは言えないだろう。

日本を見捨てた選手は「新なる良い環境を求めて」メジャーに行くけど、
その環境には「ファンの質」も含まれてる。

こんなのは「モンスターペアレント」ならぬ「モンスターファン」だね。
こんな観客がいるから、フェンスが高くなりサインももらえなくなり、
選手とファンとの距離が遠くなって「『箱庭の底』を眺めるだけ」の
つまらない球場が増えるんだよ。

47才のいいオッサンが、足元のビールに注意を奪われて打球を見てなくて、
ファールボールを食らったのに、その責任をよく他人に押し付けたもんだ。 
恥ずかしいねぇ。。

大体やね・・
「楽天の左打者が打ったライナー性のファウルボールが右目を直撃した。」からとの理由で
楽天を訴えるのは野球を理解してない証拠。
そんなこと言い出せば、そもそも、
「その打者にファールを打たざるを得ない投球をした西武の投手に責任がある。」
ってことになるだろう?

投手はストラクを取ろうとして投げた。打者は討ち取られないようにファールかヒットを打とうとしてして
必死でバットを出した。
それらの投手や打者が、なぜ訴えられて損害賠償の対象にならなければいけないのか?
良いプレーをし少しでも観客に喜ばれようと、一生懸命のプレーの結果だろ?

なぜ、それを観に来ていた観客が訴えるの?? 
その一生懸命のプレーから目をはずして、足元のビールを気にしてた観客が、か?? ありえんぞ。
試合も観ずにだよ、足元のビールを気にしてた観客が、一生懸命戦ってファール打った打者が
楽天の選手だったから・・球場の安全設備が不備だからと・・・楽天を訴える??

こんな観客は、この世に存在して欲しくないわ。

作成日'09.4.9


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