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ドラゴンズを そして今中慎二投手を好きになった
真の理由

ドラゴンズを好きになったのは いつ頃からだろう?
最初はジャイアンツファンだった。
今年のお盆に帰省して 昔の事など家族と雑談しているうちに 
色々と 子供だった頃の事を思い出した。

父親は元々はジャイアンツファンだった(実は今でも隠れジャイファンのようだ)、
ボクもそうだった。 
まだ白黒だったテレビに映る長嶋茂雄を
家族全員で応援していた記憶がある(昭和40〜46年頃)。
その時の 会話をかすかだが覚えている。

母 「長嶋はチャンスになると (ヒットを)打ってくれるもんねー」
父 「ランナーがおると、燃えとるよなー」
母 「応援のし甲斐が あるね 長嶋って!」
父 「何とかしてくれそうな気がするよー」

これがボクの記憶の中にある最も古い野球観戦の記憶だ。
長嶋茂雄は応援のし甲斐のある選手だった。 いつも期待に答えてくれた。
だから 又応援し増々好きになった。

小学校の高学年になり 親しい友達が出来た。
彼らはドラゴンズのファンだった、友達と話を合わせる為に(笑)、
ドラゴンズという 星一徹が息子飛雄馬を鍛えるために入団したチームの事も
多少気にして見るようになった
そして 「星野仙一」と言う 投手に出会った(昭和48年)

彼は当時最強と言われ ボクにとっては負けるはずの無いジャイアンツに
真っ向勝負を挑んでいた
試合経過等は 全く覚えていないが 王、長嶋に向かっていく表情やしぐさから
彼が”燃える男”であり、”強い敵からも逃げない男”であることは感じた
つまり 小さい頃よく言われた
”弱い者いじめをしてはいけない”
”ケンカをするなら上級生とやれ!”
を体現している男、

”強い者へ敢然と立ち向かう男の姿”を 星野仙一に見た。

これが 全ての原点です。

「強い物には巻かれろ」「寄らば大樹の陰」
人生を楽に安心して生きる為の処世術です。

しかし 安易に強い物((者)権威や権力)とは融合せず。
あくまで自分の信念に基づき行動する。
そう言う生き方もあるし、そのほうがボクにはずっとカッコよく見えた。
ボクもそんな方に生きて行きたいと おそらく子供の頃に
おぼろげながら 感じたのでしょう。

・セ・リーグの盟主を自負する最強の軍団に真っ向から立ち向かう  
星野仙一
・松井・落合などとストレートで勝負し、一度も敬遠をしなった     
今中慎二
・ヨーロッパ人とその文化の象徴であるF-1グランプリとアラン・プロストに
  正面から立ち向かった異邦人である        
アイルトン・セナとHONDA
・最強のチャンピオンとうたわれた ホセ・メンドーサに命を賭けて立ち向かった
                                         
矢吹丈
・全国制覇の実績があり最強だった青葉学園に立ち向かった     
墨谷ニ中

すべては この構図なのです

ボクが応援していたのは ”チーム”と言う枠組でも ”個々の選手”でもなかったのです

ボクが愛し 応援していたのは
「自分の信念に基づき、自分の力を信じ、強い者から逃げず 真っ向から勝負を挑む」という
”精神”その物だったのです

だから・・・もし今中慎二投手がジャイアンツへ移籍したら彼のことはもう応援しません
      その”精神”を失った証拠だからです。
      モチロン、ジャイアンツも応援しません。ジャイアンツこそ権威・権力の象徴であり
      そこに属する人々は”大きな者に巻かれてしまった”人々なのです


作成日2000.8.21


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