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独り言

2001年8月


8月14日 対ジャイアンツ(ナゴヤドーム)5×4

 ジャイアンツ相手に0−5から、若手の活躍で逆転

優勝を諦めたチームと、諦めずに切羽詰ったスクランブル体制で
戦っているチームとの差が「逆に」出ましたね。

勝敗にこだわっていないチームの若手選手は、失敗を恐れず思い切って
伸び伸びとプレーが出来るし、多少のミスは大目に見てもらえる。
方や相手チームは、優勝の為にはもう負けられない=ミスは許されない状態。
(高橋由のエラーや高橋ヒサ投手の押し出し等はその精神状態から出たプレー)
この両チームの選手の精神状態の差が、ドラゴンズに有利に働きました。

勝利への執念を見せず、淡々と試合を消化しようとするベテランの尻を
若手選手が叩いて、その結果両方が上手くかみ合って勝った。
ミスを取り替えそうと必死で頑張る若手選手のプレーは、観ていてうれしくなる物でした。

勝利への執念を見せず・・・とは、G仁志選手への完全なストライクボールに、
捕手の中村が、全く何の抗議の素振りさえしなかったシーンの事です。

完全なミスジャッジに対し何の異も唱えず、淡々と投手に投げさせるベテラン捕手。
「あれ、何の抗議もしないの?投手が可哀想だよ」
と思って、川上投手の表情を観るが、投手の方もそれほど不満げな顔をしていない。
「なんじゃこりゃ?本気で勝つ気あんの?」
と思ったとたんの、ツーベース。
荒木の打球の追い方もフェンスを気にして失速し、外野手とは思えない緩慢な追い方だ。
その後もショーゴーの打球処理ミス等が続き、
「今日も無抵抗なまま負けるかな?」と思っていた次の回からだ。

荒木・・・
荒木の打席での表情は素晴らしい、まさに1打席1打席を大事にする必死の形相だ。
球に食らい付いて行く姿勢は、多分、井端選手の姿から学んだ物だろう。
以前の荒木は、もっと左方向へ引っ張りたリして、ポップフライ等もあったが、
今日の試合は完全に右方向にゴロを叩きつける、嫌らしい打法に徹していた。
僕は荒木の打撃にはパワー不足を感じていたが、この打撃を続けるならば何も問題は無い。
足の素晴らしさは、今更取り上げるまでもないから、今日のような打撃を続けていけば、
「1番荒木」(そして2番井端)は当確だろう。
荒木の長所が最も発揮されるのは「1番打者」でしかないし、
彼がレギュラーを取れるとしたら「1番打者」の座を掴み取るしかない。
そして、そうなった時の彼の守備位置は恐らく「2塁手」だろう。

[今日の「7番荒木」は「1番ショーゴー」のテストをしながら、
  荒木にも経験を積ませる為のオーダーだろう。]

この1・2番は本当に嫌らしくて嫌な物だ。特に先発投手にとっては。
先発投手は1・2回はいかにして上手くリズムに乗るかを考えながら投球する。
荒木に散々粘られた挙句、討ち取ったはず・・が、内野安打。
荒木の足を気にしながら投球し、井端にこれまたしつこく粘られた挙句、
右方向に打たれて、1−3塁。
これじゃあ、自分のリズムやペース配分どころの話ではない。早い回にノックアウトだ。
1番打者にホームランも打てるパワーのある選手の方が、投手は嫌だといわれる節もあるが、
「先頭打者ホームラン」は、1点しか入らないし、2番打者からリセットして仕切り直せる。
先発投手にとっては、それほど嫌ではないだろう。
初回の1点は、その後リズムを掴み0点に抑えて行けば、それほどの負担にもならない。
投手を含めた内野陣が一番嫌なのは、かきまわされリズムを狂わされる事だ。

ショーゴー・・・
外野での守備は醜かったが、人工芝での守備の経験がそれほど無い事や、
ウエスタンリーグでは、清原の打球のような強い打球を処理する事が無いのだから、
大目に見るれるし、ミスをした後の打席でヒットを打った事が素晴らしいと思う。
「1番ショーゴー」は、もう少し経験させてあげてもいいと思う。

清水捕手・・
前述したように、中村選手にそれほどのやる気を感じないので、
スタメンでもっと使って欲しいが、投手の個人成績の事もあるのでむずかしいかな。
しかし今日のように交代してから、チームが追い上げ逆転し、
最終的に僅差勝ちという試合展開でマスクをかぶった事はいい経験ですね。
しばらくは、ベテラン投手との組み合わせになるでしょう。
自分の打撃の事を考える余裕はまだ無いでしょうから、まずはリードをしっかりと。
個人的には、野口投手と組んで欲しいけど・・野口投手の成長の為に・・。


8月4日

チグハグ采配の原因は??

■山崎・関川、2軍降格・・・

山崎は技術&パワーを兼ね備えたドラでは少ない選手。
ヒット狙いに徹すれば、3.20くらいは打てるはずだし、
”ココ一発の長打”を期待できる貴重な戦力。

得意な神宮戦を直前にして、”2軍降格=名古屋への送還”は無いはず。
勝敗を争っている指揮官ならそんな判断はしないと思う。
G戦2試合目の最後の打席はかなり「ふ抜けた打席」だったようで・・、
それを観た星野監督が、その瞬間怒り狂ったとしても、
YS戦が終わるまでは、スタメンからははずすにしても、
代打要員としてベンチに置いておきたい駒だろう。
今までもいくら山崎が調子を落としても「スタメン落ち」で、
いきなり「2軍降格」は無かった。

ヤクルト側から見ても、山崎がいるのといないのとでは、エライ違いだ。
G2戦目での岩瀬の使い方を観ると、まだ勝敗にはこだわっているようだし、
あの投手起用は、若い朝倉が、大怪我をしない内に細かくつないで、
何とか勝ち目を作ろうとした、采配と解釈できる。
(岩瀬を無理使いしてもかまわないと判断したほどに・・・だ)

であるならば、山崎2軍降格は、星野監督の意志ではない。

関川にしても、「この選手は、使いながら調子を戻すタイプ」と
はっきり発言している。やはり、いきなり2軍落ちはありえない。

星野監督以外の人物の意思が、大きく強く働いている。

星野監督自身の意思で山崎・関川降格、高橋・清水を昇格を決めたのなら、
(昨日のウエスタンで観たばかりだ)、
今後の戦いは「若手育成に切り替える」と言う、はっきりとした方向転換を、
監督自身が決めた事になるが・・・

2軍には渡辺・テルなどの”実力者”が、既に落ちており、
その代わりの選手の意味合いが強いのが、ショーゴー・森野だ。
実力的には、落ちるこの二人を1軍に上げているということは、
その時点で「多少のレベルダウンは覚悟して若手を育成するという方針」を表している。
さらに、高橋・清水を昇格させた。
今のドラの戦力は、1.5軍以下、1.75軍くらいでありペナント争いを
どうこう言うレベルではない。

そこまではっきりとした、形の選手の入れ替えをしているのに、
どうして入れ替えた若い選手をスタメンで使わず、途中で替えたりもするのか?

それは、「現場の指揮官(だけ?)は、まだ勝ちにこだわっている」証拠だ。

1−2軍の選手の入れ替えの決定権を、剥奪された時点で、
星野監督の指揮官としての主権は、無くなったも同然。。
「監督を使っている側の人物」からの「自分への信頼」が、
もうなくなったことをも、強く感じただろう。

自分で選んだ選手で戦うならともかく、他人から「使え!」と命令されて、
やむなく使っている選手とでは、真剣に戦う気はもうないだろう。
采配が、中途半端になるのも当然の事だ。
彼は、良くも悪くも自分の選んだ選手たちと最後まで戦い、
心中するつもりだったのは、これまでの選手起用から明らかな事だった。

ドラゴンズ・・・。
今、完全に内部分裂状態です。
これからますます、星野監督の指揮権の範囲は狭められ、
最終的には、本当に「ただ座っているだけの存在」になるでしょう。
それは、周りの人間からは「ただ目障りな存在」と言うことです。
彼の、休養も遠くは無い。
残念な事です・・・。

 

■ 今中投手の2軍降格は?

ここまで考えると、先日の今中投手の2軍降格も、
「監督を使っている側の人物」からの命令(強い要望?)であった事も間違いない。

ココ最近の「ミスターD」の発言からも、それは十分想像できるし、
チーム内の投手の右と左のバランスを、全く無視した最近の入れ替えは、
野球素人の考え以外の何者でもないでしょう。

2軍降格前の最後のタイガース戦での彼の調子は、一軍昇格後1番良かった。
「今中投手の今の状態では”左の中継ぎ”としては力不足」と判断されての
2軍降格であるならば、替わりに上がってくる選手は、
「今中投手より調子の良い”左投手”のはず」・・・

左の今中を下げ、替わりに右の朝倉。
左の中継ぎ以降の投手が岩瀬一人となり、岩瀬を酷使。。。

しかも次に上がってきたのが、これまた”右投手”の中山。

「これではまずい」と思い前田を中継ぎに回す。
それで、先発が足りなくなり、
まだまだ先発としては、使い物にはなるはずが無い朝倉を先発。

普通なら、それこそ無難な「中継ぎ」か「敗戦処理」からでしょう?
「朝倉先発」は、「話題作り」か「野球素人のヒイキの起用」としか
考えられません。

まだまだ球が速いというだけで、まともな配球すら出来ない投手を
いきなりG戦で先発とは、考えられませんね。
投球術の何たるかも解っていないのに。
勢いだけで使うなら、やはり「中継ぎ」か「抑え」。

あまりに実力とかけ離れた大役を、若い選手に与える事は、
その選手をつぶしてしまう事にもなりかねませんよ。
素人のヒイキだけで、そんな危うい選手起用は止めて欲しいです。
「それを覚悟でやる」と言うのなら、精神的なケアもしっかりとした上で、
ローテで回して使ってやって欲しいですね。一回きりではなく。
その辺は、山田コーチは上手いかもしれませんが。

まあ、監督よりも偉く権限のある「野球素人」の意志で、
今中投手が2軍に落とされたのであれば、
彼はもう一軍に上がる事は無いかもしれません。
もしかしたら来年の契約も・・・・・。


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