国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2007年12月30日-2008年1月5日
◆NY原油、100ドル突破(3日)☆☆
・NY原油先物市場で一時、1バレル=100ドルを突破した。史上初。
・過去1年間で約6割、8月のサブプライムショック以降で約4割上昇した。
・世界経済の先行き不安を背景に、投機資金が原油市場に流れ込んでいる。
・ただ背後には、中国などの経済成長→需要拡大という実需要因もある。
・原油100ドル突破は、世界のエネルギー問題に様々な問いを提起する。
◆米大統領選の選挙戦始動、アイオワはオバマ氏勝利(3日)☆
・米大統領選の選挙戦がアイオワ州党員集会を皮切りに始まった。
・民主党は黒人初の大統領を目指すオバマ上院議員が勝利。
・本命のヒラリー・クリントン議員は3位に終わった。
・共和党和ハッカビー前アーカンソー知事が勝利した。
・8日にはニューハンプシャー州で予備選が行われる。
・予備選は2月初めのスーパーチューズデーで山場を迎える。
◆ケニアで暴動(30日以降)☆
・昨年末の大統領選の結果を巡り、各地で暴動が発生。数百人が死亡した。
・12月27日の選挙では、現職で最大部族キクユ族のキバキ大統領が当選した。
・しかし野党候補のオディンガ氏は集計に不正があったと批判。
・反対派は放火やキクユ族住民を襲撃。警察は鎮圧に乗り出した。
・大統領は、反大統領は相互に民族浄化と批判。混乱が拡大している。
・ケニアでは住民の約20%を占めるキクユ族が政治・経済で支配的。
・今回の選挙については、EU監視団なども公正さに問題があったとしている。
・今後の展開次第では、国家の安定を揺るがす事態になりかねない。
◆パキスタン、総選挙延期(2日)☆
・パキスタン選管は1月8日に予定の選挙を2月18日に延期すると発表した。
・安全な投票が保証できないためとしている。
・米国も延期を容認した。
・同国ではブット元首相暗殺の後、各地で暴動が拡大。
・野党勢力は政府批判を追い風に予定通りの早期選挙を求めていた。
・野党は反発しており、今後の展望は不透明だ。
◆キプロス、マルタがユーロ加盟、15カ国に(1日)☆
・キプロスとマルタで欧州単一通貨ユーロの流通が始まった。
・ユーロは15カ国体制になった。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
【新年早々】 新年早々大きなニュースが相次いだ。原油価格100ドルは予想された動きだが、歴史の節目として重要。アイオワ州党員集会は「米大統領選の年」の幕開けを告げた。ケニアの暴動は、民族対立と民主化の遅れ、富の特定グループへの集中などというアフリカ諸国の抱える問題を改めて映し出した。
【年越しの課題】 昨年からの持ち越し案件も多い。パキスタンでは政情不安定が続き、総選挙は延期された。北朝鮮の核無力化と各計画の申請は、予想通り12月31日の期限までに実現しなかった。イラクはテロの件数は減っているが、政権はむしろ不安定さを増している。
【混戦?】 米大統領選のアイオワ州党員集会は、民主党でオバマ上院議員が予想以上の大勝となった。本命のヒラリー・クリントン上院議員はエドワーズ元上院議員にも及ばす3位と低迷。8日のニューハンプシャー州の予備選も落とすようだと、お尻に火が付く。選挙戦を見る方としては、面白くなった。
アイオワ州の結果を過大評価するのは禁物。ただ、民主党ではオバマ氏の主張する「変化」が予想以上に大きな支持を得た。この点は米社会の潮流を理解する上でも重要だ。
一方、共和党ではキリスト教保守派などの支持を得たハッカビー前アーカンソー知事が勝利。共和党支持者における宗教保守の力を改めて見せつけた。
アイオワの勝利で、オバマ氏は世界的にもすっかり時の人。注目度は格段に高まった。
◎今週の注目: 2008年1月6−12日
・米大統領選はニューハンプシャー州の予備選が8日。民主党でオバマ氏が勢いに乗るか、ヒラリー・クリントン氏が巻き返すかが最大の注目。
・ブッシュ米大統領が9日から中東訪問。パレスチナ和平問題ではイスラエル、パレスチナを訪問し、両首脳と会談する。
・12日に台湾立法院選。
・5日投票のグルジア大統領選の結果が出る。同国では昨年11月に非常事態宣言が出されるなど政情は揺れており、選挙を受けた情勢は要注意だ。
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