国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年1月6-12日
◆米ニューハンプシャー予備選、民主党はヒラリー勝利(8日)☆
・米大統領選はニューハンプシャー州予備選を開催。
・民主党は事前のオバマ有利を覆し、ヒラリー・クリントン上院議員が勝利した。
・共和党はマケイン上院議員が制した。
・民主党はオバマ、クリントン両候補の争いが鮮明に。共和党は混戦が続く。
・次の山場は2月のスーパーチューズデーとなるが、ここで決着するかは流動的だ。
◆サブプライム問題の影響なお深刻、世界経済先行き不透明感増加 ☆
・NYダウは年最初の週(2-8日)で合計675ドル下落。過去最悪の下げ幅を記録した。
・サブプライム問題の影響が長引き、景気や企業業績の先行き不安が払拭されないため。
・バーナンキFRB議長は10日、景気下振れリスクが高まったと発言。追加利下げを示唆した。
・欧州中銀は10日、米FRBなどと協力して1月も市場に短期資金を供給すると表明した。
・米シティやメリルリンチは財務悪化に対応するため、追加の資本注入を検討している。
・国連は9日、2008年の世界経済見通しを発表。実質成長は3.4%と0.3ポイント減速する。
◆グルジア大統領選、サーカシビリ氏当選(6日) ☆
・グルジア選管は5日投票の大統領選で、サーカシビリ前大統領の当選を発表した。
・51%強の得票率を得て、決選投票を待たずに当選としている。
・野党は不正があったとして抗議行動を展開した。
・OSCEの国際監視団や米国は一部不正があったとしながら、選挙無効は求めていない。
・ただ大統領の求心力低下が鮮明になり、難しい政権運営が迫られそうだ。
・同時に実施した国民投票では、NATO加盟に72%が賛成した。
◆台湾立法院選、野党の国民党が圧勝(12日)☆
・台湾立法院が実施され、最大野党国民党が3分の2超の議席を得て圧勝した。
・3月22日の総統選の前哨戦。与党・民進党の政権運営への批判が表面化した格好だ。
・陳水扁総統は党主席を辞任すると発表した。
・民進党が台湾独立志向が強いのに対し、国民党は対中融和志向が強い。
◆米大統領がイスラエル、パレスチナ初訪問(9‐10日)
・ブッシュ米大統領が9−16日の日程で中東7カ国・地域を訪問。
・最初に就任以降初めてイスラエル、パレスチナを訪問した。
・パレスチナ和平交渉再開を受けたもので、両首脳に和平推進を促した。
・10日にはラマラで、来年1月の任期までに和平締結は可能と強調した。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
【ニューハンプシャーのサプライズ】 米大統領選・ニューハンプシャー州の民主党予備選はヒラリー・クリントン上院議員が勝利した。事前の世論調査ではオバマ上院議員が10ポイント以上リードし、圧勝が予想されていただけに、予想外の結果。アイオワに続いてオバマ氏勝利となれば、民主党はオバマで決定となる情勢だった。しかし、2月のスーパーチューズデーまでデッドヒートが続くことになった。
それにしても、ここまで予想が外れたのは珍しい。メディアは投票日前々日のヒラリーの涙がプラスに作用したとか、好天高齢者が予想以上に投票所に出かけたなどと説明(釈明?)するが、核心をついているとは言い難い。メディアは事前に「オバマに雪崩」と打っていたこともあり、どうも歯切れが悪い印象だ。何が起きたのか、あるいは事前の世論調査や報道がそもそもブレていたのか、後日の説明が待たれる。
【イラク駐留10年発言と大統領選】 ブッシュ米大統領は11日朝の米テレビ番組で、米軍のイラク駐留が今後10年以上続く可能性が十分にあると述べた。訪問先の中東からの放送。これまでも長期駐留の必要性は指摘してきたが、10年以上という具体的な表現は目立った形では初めてだ。
国際的な視点からすると、イラクの混乱拡大を抑え国家崩壊を防ぐために、米軍などの長期駐在が不可欠なことは常識。ただ、米国内ではなかなかストレートに言いにくく、大統領選でも厳しい現実を直視した議論は少ない。イラク政策がこれからどのように扱われるか、大きな関心を持って見つめたい。
◎今週の注目: 2008年1月13‐19日
・米大統領選は13日にミシガン州で予備選。
・サブプライム問題は依然尾を引いている。週内にはシティやメリルリンチの決算発表がある。メリルは巨額の損失を計上する見込み。
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