国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年2月24日-3月1日
◆ケニア与野党が大連立で合意(28日)☆
・ケニアの与野党は連立政権の樹立で合意した。
・キバキ大統領の再選を容認。その一方で首相職を新設し、野党から就任する。
・アナン氏前国連事務総長の仲介で合意にこぎつけた。
・同国は昨年末の大統領選結果を巡り与野党が対立。
・部族間対立に飛び火し、死者1500人を超す混乱になっていた。
◆キューバ議長にラウル氏(24日)☆
・キューバの議会は新国家評議会議長にラウル・カストロ第1副議長を選出した。
・フィデル・カストロ議長の引退を受けたもの。ラウル氏は弟。
・ラウル体制で経済再建などの課題に取り組むことになる。
◆韓国の李明博政権が発足、政権は閣僚空席でスタート(25日)☆
・韓国の李明博大統領が就任した。
・就任演説では経済再生や対米関係強化を強調。実用主義を前面に出した。
・北朝鮮に対しては核放棄と開放を促す姿勢を表明した。
・29日には新内閣を発足させた。ただ、15閣僚中4ポストは空席のままだった。
・国会で多数派を占める野党統合民主党の承認を得るめどが立たないため。
・少数与党政権の難しさが露呈した形だ。
◆NYフィル、平壌で公演(26日)
・米国のNYフィルが北朝鮮・平壌の東平壌大劇場で公演した。
・米交響楽団の北朝鮮公演は初。
・両国の国歌のほか、ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」などを演奏した。
・金正日総書記が鑑賞するとの観測もあったが、姿を見せなかった。
・1つの文化交流だが、将来振り返った時に米朝関係史の節目になる可能性もなくはない。
◆トルコがイラクに越境攻撃、
・トルコ軍が21日からイラク北部に侵入。クルド人武装組織PKKの掃討作戦を続けた。
・数千人規模の部隊で、PKKの拠点を破壊。双方で約260人の死者を出した。
・29日に撤退を発表した。
・米国などはイラク情勢の不安定要因になることを懸念。早期撤退を求めていた。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
【なぎ】 大ニュースが相次いだ前週に比べると比較的静かな動きだった。
【王子の従軍】 英国のヘンリー王子(23)がアフガニスタン南部の前線に派遣されていたことが28日明らかになった。昨年末から10週間あまり。英メディアは政府との報道協定で秘密を守ってきた。しかし複数の外国ウェブサイトを通じて情報が発覚。王子は予定を早め帰国することになった。
王子がタリバン武力勢力の標的になるのは明白。たとえ本人の希望があったとしても、そもそも王子を前線に送るべきだったのか議論の余地は残る。もちろん、「高貴な者ほど責任を果たすべきだ」という社会モラルと安全とのバランスの問題であり、答は難しい(イラク戦争の時、米国の有力政治家はイラク派兵の必要性を強調しながら自分の子弟の派兵は回避しまくった。それをマイケル・ムーア監督が面白おかしく撮っていたのを思い出す)。
もう一つは、メディアと政府との関係。英主要メディアは報道規制に応じる一方、のちの報道のために膨大な撮影や取材を重ねていた。そんな規制に応じるべきでなかったという批判も、当然ながら出ている。
王子のアフガン派遣は、大いに議論の材料になっている。
◎今週の注目: 2008年3月2‐8日
・ロシア大統領選が3月2日。メドベージェフ氏の当選は確実。
・米大統領選はテキサス、オハイオなどの予備選が3月4日。民主党はヒラリー・クリントン上院議員がこのうち1つでも敗北すれば候補者レースから撤退という瀬戸際に追い込まれている。
・イランのアフマディネジャド大統領が2日、イラクを訪問する。1979年のイラン革命後のイラン大統領としては初の訪問。バクダッドでマリキ首相やタラバニ大統領らと会談する。このほかシーア派聖地のナジャフも訪問予定で、同派最高権威のシスタニ師と会談する可能性もささやかれている。
・中国の全人代が5日開幕する。胡錦涛体制の第2期が本格的にスタートする。国家副主席に習近平氏、筆頭副首相に李克強氏が就任する予定。
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