国際ニュース・カウントダウン



◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年3月2-8日


◆ロシア大統領にメドベージェフ氏(2日)☆☆
・ロシア大統領選が実施され、メドベージェフ第1副首相が70%の得票を得て当選した。
・3日には会見。プーチン路線の継続を強調した。
・同時に国益を追求して強いロシアを目指す姿勢を強調した。
・それに呼応する形で、ガスプロムは3日、ウクライナ向けガス供給削減を発表した。
・プーチン氏は首相に就任の予定で、ロシアは双頭体制になる。
・ただ大統領と首相の役割分担など、新たな不透明要素もある。

◆米大統領予備選、民主は長期化へ(4日)☆
・民主党はクリントン候補が大票田のテキサス、オハイオで勝利した。
・オバマ候補に傾いていた流れを食い止め、予備選は長期化が必至になった。
・共和党はマケイン上院議員が指名を獲得した。

◆ドル安・原油高が進展 ☆
・米国の景気先行きに対する懸念が拡大。ドル安が進んだ。
・7日発表の2月の米雇用は5年ぶりの大幅な減少を記録した。
・ドルは対ユーロなど主要通貨に対し史上最安値を記録。対円も8年ぶり安値。
・NY原油先物は6日、一時105ドル台まで上昇した。
・ドル安で割安になった原油市場に投機資金が流れ込んでいる。
・バーナンキFRB議長、ポールソン財務長官などは異例の警戒発言を繰り返した。

◆中国全人代開幕、成長率8%目標(5日) ☆
・中国の全人代が開幕。温家宝首相が政府活動報告を行った。
・2008年の成長目標を8%前後に設定。格差拡大や汚職に配慮し、過熱防止の姿勢を示した。
・食品や医薬品などの安全強化を強調。省エネや環境保全も前面に出した。
・北京五輪の成功も取り上げた。
・08年の国防予算は17%増で、米英に次ぎ世界3位になる。全人代に先立ち発表した。

◆イラン大統領がイラク訪問(2日)
・アハマディネジャド大統領はバクダッドを訪問した。
・マリキ首相やタラバーニ大統領と会談。治安や経済復興での協力を確認した。
・イラン大統領の訪問は79年のイラン革命後初めて。
・イラク情勢にとってイランの存在が重要な事を見せ付けた格好だ。


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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース          
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                         
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week


 【メドベージェフ大統領】 ロシアの大統領選は予想通りメドベージェフ第1副首相が当選。エリツィン、プーチン両氏に続く第3代の大統領になる。得票率は約70%と、2000年のプーチン大統領の得票をわずかに下回る測ったような結果だった。
 首相にエリツィン現大統領が就任する新体制を、メディアは「双頭の体制」と表現する。メドベージェフ氏は今のところ当然のようにプーチン氏を持ち上げ、プーチン路線の継続を強調。2人3脚ぶりを演出する。資源大国の地位を活用し、強いロシアを追及する政策も変わりはない。
 ただ、両者の役割分担はあいまい。歴史的にも、ロシアで双頭体制がうまく機能したことはない。どう説明されようが、新体制の行方には根本的な疑問符が残る。

 【南米の緊張】 コロンビアとベネズエラ・エクアドルの間で軍事緊張が高まっている。元々はコロンビアがエクアドル領内にある反体制左翼ゲリラの基地を攻撃したのが発端。ゲリラによる人質事件を巡る交渉などの経緯を通じベネズエラのチャベス大統領が関与。コロンビア対ベネズエラ・エクアドルという構図の対立が高まった。
 国境で軍がにらみ合う状況になり、偶発的に衝突があってもおかしくない状況。国際社会も警戒を強めている。

 【長者番付】 米フォーブス誌が恒例の「世界の長者番付」を発表した。13年連続首位だったビル・ゲイツ・マイクロソフト会長が3位に後退し、著名投資家のウィーレン・バフェット氏が首位になったことに注目が集まった。同時にインド人大富豪の増加、ロシア人や中国人富豪の存在感の拡大なども目立つ。世界的な経済構造変化の一端をのぞかせる。


◎今週の注目: 2008年3月9-15日
 
・スペインの総選挙が9日に行われる。サパテロ政権4年の評価が問われる。
・イラン総選挙が14日に投票される。保守派がアハマディネジャド大統領支持の強硬派とラフサンジャニ元大統領を中心とする穏健派に分裂。穏健派はハタミ前大統領の改革派と歩調を合わせるスタンス。来年の大統領選をにらみ重要だ。



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