国際ニュース・カウントダウン



◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年4月14-19日


◆イタリア総選挙、ベルルスコーニ氏が返り咲き(13-14日)☆
・総選挙が実施され、中道右派が勝利した。
・自由の国民と北部同盟で過半数を大きく超える議席を獲得した。
・ベルルスコーニ前首相が5月に2年ぶり3回目の返り咲きを果たす。
・現行の中道左派連立政権は小党離脱などで混乱。国民の批判を受けた。
・新政権は経済再建が最大の課題。外交では親米色を強めそうだ。
・今回は左右とも選挙共闘を抑制。多党乱立→2大政党制に近づいた。
・ただ、選挙戦を通じて政策論争が幅広く行われたとは言い難い。
・海外メディアには、同国の政治改革の遅れを指摘する意見が多い。

◆穀物価格の上昇続く、コメは輸出禁止が拡大 ☆
・国際的に穀物価格の上昇が進展している。
・特にコメの上昇が急で、タイ産米の輸出価格は年初の2倍になった。
・インドネシアやインドなどが輸出を禁止・制限。上昇に拍車がかかる。
・途上国では社会不安の原因になるとの懸念も広がっている。
・穀物価格上昇の背後には、バイオ燃料の需要拡大もある。
・EUは事態を重視。バイオ燃料拡大の目標見直し論議も浮上している。

◆シティグループが巨額損失(18日)☆
・米シティの1-3月決算は、信用収縮に伴い160億ドルの損失を計上。
・最終業績は51億ドルの損失となった。
・サブプライム・信用収縮関連の累損は460億ドルとなり、世界最大。
・ただ市場には、損失額が予想より小さかったとの見方もある。
・他の金融機関も、引き続き巨額の損失計上が続いている。

◆米韓首脳会談、駐留米軍現状維持(19日)☆
・ブッシュ米大統領と韓国の李明博大統領がワシントンで会談。
・在韓米軍の削減計画を見直し、現在の兵力維持で一致した。
・北朝鮮の核問題では協調を確認。FTAは年内批准を目指す。
・18日には、韓国が米国産牛肉の輸入制限を段階的に撤廃する事で合意。
・韓国新政権はこれまでの独自色を修正。親米路線を急速に強めている。

◆デルタとノースウエスト合併(14日)☆
・米航空3位のデルタと5位のノースウエストが合併を発表した。
・旅客輸送量で世界最大の航空会社になる。
・航空会社の経営は原油高と景気原則で悪化している。
・世界的に再編に拍車がかかる可能性がある。


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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース          
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                         
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week


 【世界の踊り場で】 政治的には米大統領選の行方が見えず、経済的には世界的な金融危機と景気減速(後退)への対応が急務とあって、世界は思い切った方向感を見出しにくい調整局面(踊り場)にある。それでも政治的に重要な動きが積み重なっていく。イタリア総選挙はベルルスコーニ前首相に3度目の政権をゆだねる。ロシアでは大統領退任後に首相となるプーチン氏が、与党統一ロシアの党首就任を発表(15日)。双頭のロシア(two-headed eagle)の格好が定まってきた。ネパールでは制憲議会選で毛派が第1党になることが固まった。ジンバブエ大統領選は、ムガベ大統領が再集計を主張。混乱の行方は見えなくなっている。

 【ブッシュ政権の温暖化ガス削減策】 ブッシュ大統領が16日、地球温暖化防止に向けた新目標を発表した。2025年までに排出量伸び率をゼロにするという内容。逆にいえば、2025年までは排出量増加を認めるものだ。海外からは、昨年のハイリゲンダムG8サミットや国連COP13バリ会議から後退との批判が出る。2009年末のCOP15コペンハーゲン会議に向けて、一筋縄ではいかない。

 【聖火リレー】 北京五輪の聖火リレーはインドなどアジアに場所を移したが、各地で抗議活動は続く。各国は厳重警戒のを敷いた上で、直前のコース変更など対応策にも大童。異例の事態はなお続く。



◎今週の注目: 2008年4月20-26日
 
・米ペンシルベニア州の予備選が22日。ここでクリントン候補が負ければ撤退に追い込まれるが、世論調査ではリードしている。
・北京五輪の聖火リレーは日本などアジア各国を回る。


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