国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年6月2-8日
◆米大統領選、民主はオバマ補者確定(3日)☆☆
・米大統領選の民主党予備選が終了。オバマ上院議員の勝利が確定した。
・2大政党での黒人大統領候補は米国史上初めて。
・11月の大統領選本選は、共和党のマケイン上院議員との間で争われる。
・クリントン氏は7日に敗北宣言をした。
・オバマ指名は、政治はもちろん米国の歴史、社会的な意味も大きい。
◆国連食料サミット(3-5日)☆
・国連の食料サミットがローマで開催。60カ国から首脳、閣僚らが参加した。
・深刻化する食料不足などの問題を協議した。
・各国は食糧支援などを表明した。
・しかし焦点の農業国の輸出規制やバイオ燃料の利用では意見が対立。
・5日採択の宣言でも、具体論は盛り込めなかった。
・ただ、会議を契機に食糧問題への世界的関心が高まった意味は大きい。
◆原油上昇に拍車、1日で最大の上げ(6日)☆
・NY原油の上昇に拍車。6日にはNYで1バレル139ドルと最高値を更新した。
・1日で約10ドルと、史上最大の上げ幅。
・同日はNYダウも大幅下落。マーケットが大きく動いた。
・5月の米失業率が大幅上昇したことなどが要因になった。
・米経済の変調が再び顕在化。市場の動きは不安定さを増している。
◆FRB議長、ドル安に警戒感(3日)
・バーナンキFRB議長が講演。ドル安への警戒を示した。
・最近のドル安が物価高を招いていると指摘した。
・金利については「適切に位置にある」と、利下げ休止を示唆した。
・米国は07年9月から計7回、5.25%→2%に利下げしている。
・ただドル安の流れを変える材料はなお少ない。
・5日には欧州中銀総裁がユーロの利上げの可能性を示唆した。
◆ジンバブエ、野党党首や外国大使館員を拘束(4‐6日)
・ジンバブエ当局は野党MDCのツァンギライ議長を4、6日に拘束した。
・大統領選決選投票をにらんだ締め付けとみられる。
・5日には米国や英国の大使館員を拘束。国際NGO要員も一時拘束した。
・3月の大統領選ではムガベ大統領が首位をとれず、決選投票が行われる。
・ツァンギララ党首は1回目の投票で首位になったとされる。
・27日決選投票をにらみ、政権は強硬姿勢を鮮明にした形だ。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
【オバマVSマケイン】 米大統領選は異例の混戦が続いた民主党の指名争いが決着。共和党マケインvs民主党オバマの両候補で争われることになった。オバマ候補指名の歴史的な意味については改めて指摘するまでもないが、政策面でいえばイラク政策、経済、地球温暖化など重要案件は山積。具体的政策論争はまだまだの段階で、評価を下すには材料が足りない段階。米新大統領の政策は世界に直接影響を与えるだけに、政策発表→論争は大注目だ。
【オバマの夢と現実】 オバマ氏は民主党大統領候補確定が決まった翌日、米イスラエル公共政策委員会(AIPAC)の集会で演説した。内容はひとことでいえばイスラエル礼賛のオンパレード。これまでの同氏の姿勢を考えると、違和感を感じざるを得ない。演説するオバマ氏の表情も、心なしか強張っているように見えた。
大統領選に対するのユダヤ系住民の影響力は絶大。それだけに候補者はユダヤ人の利益=イスラエルの国益を重視せざるを得ない。たとえそれがアラブ諸国との関係を軋ませ、中東安定の阻害要因になってもだ。当然ながら、共和党のマケイン候補はすでにイスラエル寄りの発言を繰り返している(クリントン氏も姿勢を鮮明にしていた)。
オバマ候補は夢を訴え、「変化」を訴えて指名を勝ち取った。しかし今後は従来以上に、アメリカ政治の現実に直面せざるを得ない。AIPAC集会での演説も、それを象徴しているかのように見える。
◎今週の注目: 2008年6月8-14日
・米大統領選は、本戦に向けた5か月がスタートする。
・EUの新基本条約であるリスボン条約批准簿是非を巡るアイルランドの国民投票が12日に行われる。否決されればEUが再び危機に直面する。
・ブッシュ米大統領が9-16日欧州を訪問。
・市場の動きが再び不安定に。展開に要注意だ。
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