国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年9月21−27日
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◆米金融危機続く、政府が7000億ドルの救済策 ☆☆
・米金融危機は緊迫した状況が続いている。
・米政府は救済策を19日議会に提出。大統領選候補も交え調整に入った。
・不良資産買取に最大7000億ドルの公的資金を投じる内容。
・公的資金に否定的だった政策から、抜本転換となる。
・しかし調整は予想外に難航。1週間を経た26日までに合意に達していない。
・26日の大統領選の討論でも、金融危機が最大テーマになった。
◆米大手銀が破綻、投資銀行は消滅 ☆☆
・預金量6位のワシントンミュー・ミューチュアルが25日に破綻した。
・預金流出が引き金。JPモルガン・チェースが買収した。
・金融業界の破綻・淘汰が投資銀行(証券会社)から銀行に拡大した形。
・26日には4位のワコビアも身売りの検討に入った。
・ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは21日銀行持ち株会社に移行。
・FRBから融資が受けやすくなる。一方監督は強化される。
・1933年の銀証の垣根は完全に消滅。投資銀行は消滅する。
・モルガン・スタンレーは22日、東京三菱UFJからの出資受け入れを決めた。
◆中国乳製品の被害拡大 ☆
・中国産の乳製品から有毒物質のメラミンが検出。被害が拡大している。
・中国国内では5万人超の乳幼児が被害に遭い、治療中。1万3000人が入院した。
・シンガポール、台湾、香港などアジア各国は中国産乳製品の輸入を禁止した。
・火元は河北省の三鹿集団など。中国の安全対策の欠如が改めて表面化した格好だ。
・時間発覚後も公表は遅れた。中国当局の対応も批判にさらされている。
◆北朝鮮が核施設の封印を撤去(24日)☆
・北朝鮮は24日、寧辺の核施設の封印を撤去した。
・22日にIAEAに要請したうえで実施。IAEA職員も施設から追放した。
・北朝鮮は8月末に核無力化の作業を中断した。それに続く措置。
・6カ国協議では10月までに無力化終了を予定しているが、難しい情勢。
・米国のテロ支援国家指定解除を求め、強硬姿勢をちらつかせたとの見方が強い。
・金正日総書記の病気説流布を踏まえ、内部引き締めを狙ったとの見方もある。
・総書記の健康問題と併せ、不透明要因が増えている。
◆中国が有人宇宙船打ち上げ
・中国が有人宇宙船神舟7号を打ち上げた。
・有人飛行は3回目。27日には初の船外活動を成功させた。
・宇宙開発強化とともに、国威発揚を狙っている。
┌─────────────────────────────
│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
├─────────────────────────────
│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
└─────────────────────────────
◎寸評:of the Week
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・引き続き米金融危機に世界が揺れている。
・米大統領選の討論も、当初予定のテロ・外交中心から金融危機中心に様変わり。NYでの国連総会でも、貧困対策はかすんだ格好だ。
・金融危機の陰に隠れたが、中国製乳製品禍の影響が拡大。金正日総書記の健康問題に注目が集まる北朝鮮は、核施設の封印撤去にでた。南アではムべキ大統領大統領が辞任。シリア首都のテロなど、世界は各地で動いている。
◎今週の注目: 2008年9月28日−10月4日
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・米金融救済法案の調整の行方が最大の焦点。そうしている間にも金融危機は深刻化。米大手銀のワコビアやオランダのフォルテスなどの経営危機が表面化している。
・10月入り。米大統領選は投票まで1か月を切る。
| homepage | 最新号 | 週間カウントダウン backnumber |
column 国際ニュースを切る |
読者からの便り |
Copyright(C)2000−2008 INCD-club