国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年11月30日-12月6日
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◆米次期国務長官にクリントン氏、オバマ政権骨格決定(1日)☆
・オバマ次期大統領は外交・安保関係の閣僚を発表した。
・国務長官はヒラリー・クリントン氏を登用。ゲーツ国防長官は続投。
・クリントン氏は大統領選予備選を争い、感情的しこりもあるとされる。
・しかし知名度を重視。ライバルを取り込み挙党態勢を築く。
・財務長官などはすでに発表済みで、オバマ政権の骨格が固まった。
・クリントン元大統領人脈の活用、重鎮結集のスター政権などが指摘される。
◆タイのソムチャイ政権崩壊、混乱は続く(2日)☆
・憲法裁判所は「国民の力党」など与党3党に解党を命じる判決を下した。
・ソムチャイ首相らには5年間の政治活動停止を命令。首相は失職した。
・政権は発足から2カ月余りで崩壊した。
・首相退陣を求めて空港を占拠していたPADは撤去。空港は再開した。
・新首相は当初予定で8日に選ぶ予定。与野党の駆け引きが白熱している。
・野党は6日、一部旧与党議員を加え連立政権樹立に意欲を示した。
・一方与党も別の政党に鞍替えし政権を維持する構え。
・今回の判決は、司法によるクーデターとも解釈できる。
・空港封鎖という異常事態は当面解除されたが、タイ政局の混乱は続く。
◆欧州が利下げ(4日)☆
・欧州の中銀が相次いで利下げに踏み切った。
・欧州中銀は3.25→2.5%に利下げ。0.75%の下げ幅はユーロ導入以来最大。
・英中銀は3→2%に下げ。金利は1951年以来の低水準になった。
・スウェーデン中銀なども利下げした。
・欧州が一斉に利下げするのは3カ月連続。
・景気後退が深刻化する一方、インフレ懸念は後退している。
◆NATO、ロシアとの対話再開、グルジア加盟交渉は先送り(2日)☆
・NATOが外相理事会で、ロシアとの対話を再開を決めた。
・対話は8月のグルジア紛争以降凍結していた。
・グルジアとウクライナの加盟候補国認定は見送り。先送りした。
・NATOとロシアの関係悪化は、問題を抱えながらひとまず修復に向かう。
◆ダライ・ラマと仏大統領会談(6日)
・ダライ・ラマ14世とサルコジ仏大統領がポーランドで会談した。
・グダニスクでの記念式典参加を機に実現した。
・中国は会談の反発している。
・チベット問題を巡る中国とダライ・ラマ側の交渉は最近成果なく終了。
・チベット亡命政府内には対話路線修正の声が出ている。
・中国は問題への姿勢を硬化。先月末のEU・中国首脳会議を中止した。
・チベット問題は再度、国際的な関心を集めている。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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【12月】 今年も12月。足下の情勢急変で、年末回顧に時間をかけるムードではないが、1年前に比べ風景は様変わりであることはいやでも実感する。大恐慌以来という金融危機、米史上初の黒人大統領誕生。歴史に残る大事ニュースが相次いだ2008年は、最後の月でどう変わるか。
【クリントン・チーム】 オバマ次期米大統領の閣僚がおおむね固まった。最大の話題はヒラリー・クリントン上院議員の国務長官起用だ。クリントン氏の知名度の活用、挙党態勢確立などが狙いだろうが、政権内対立の不安、改革(change)のイメージへの逆行など懸念材料を抱えたのも事実。英Financial Time社説の指摘するようにギャンブル(Obama's Gamble)であることは間違いないだろう。
【ブッシュ大統領の告白】 ブッシュ米大統領が1日放送のABCテレビとのインタビューで、任期中の最大の痛恨事は「イラクでの情報活動で失敗したこと」と述べた。「戦争への備えができていなかった」とも語った。自身の政策の失敗を、退任前にここまで率直に述べるのは異例だ。
もともとブッシュ大統領は人柄の良さで大統領選に勝った面がある。当初実現を目指したのも「思いやりのある保守」だった。それが9.11以降テロとの戦争を前面に押し出し、イラク戦争へと突入。さらには未曾有の金融危機で、市場重視の経済政策も抜本的に見直しを迫られた。心中は何を思うか。
退任後の回顧録で、正直な思いを書いてくれたら面白い。
【経済悪化】 経済悪化のニュースが続く。米有力シンクタンクの全米経済研究所(NBER)は米経済が2007年12月から景気後退に入ったと正式に宣言。欧州の中央銀行は3カ月連続で利下げを実施した。クリスマスをにらんだ商戦は不調。自動車の売れ行きは大幅に落ち込んでいる。景気対策は欧州や米国でとりあえずのメニューが示されたが、早晩2の矢、3の矢が出てくるだろう。
◎今週の注目: 2008年12月7−13日
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・米自動車業界の救済論議が山場を迎える。ビッグ3各社は2日、独自の再建計画を提出。これを受けて議会での審議が佳境を迎えている。行方は予断を許さない。
・ノーベル賞の授賞式が12月10日。
・EU首脳会議が11−12日。
・ASEAN首脳会議や東アジア首脳会議など一連の会議が13日からタイのチェンマイで予定されている。タイ情勢の混乱で会議の開催そのものがどうなるかも含め流動的。要注目だ。
・北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議が8日開催の予定。
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