国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年12月21-27日
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◆印パ国境が緊張、パキスタンが部隊移動(26日)☆
・パキスタンは西部アフガン国境配置の軍の一部をインド国境に移動開始した。
・報道によると2万人を東部ラホール付近に展開する方針。
・北部のカシミールへの移動情報もある。
・印パ関係は先のムンバイ同時テロで緊張。これが更に高まる懸念がある。
・米国も事態を憂慮。冷静な対応を求めた。
・パキスタンのザリダル政権は基盤が弱く、軍や情報機関との関係も微妙。
・テロ後も調査協力を約束しながら、犯人引き渡しなどではインドと対立している。
◆ガス生産国の機関が発足(23日)☆
・天然ガス生産国11カ国が、国際機関の設立で合意した。
・モスクワで開催した閣僚級会議で決めた。
・将来はガス版PPECを創設し、輸出国カルテルにすることも視野に入れている。
・オブザーバー参加のノルウェーなども含めると埋蔵量は世界の7割になる。
・長期的に資源の勢力図に影響しそうだ。
◆中国の艦艇が海賊対策でソマリアへ(26日)☆
・中国海軍所属の艦艇3隻が海賊対策のためソマリア沖に出港した。
・ミサイル駆逐艦2隻と補給艦。ヘリ2機を搭載し、乗組員は約800人。
・中国が武力行使を伴う作戦目的で遠洋に艦艇派遣するのは初めて。
・国際社会における中国の存在感・役割拡大の一里塚になる。
・同地域では13日EUがNATOから任務を引き受け警戒にあたっている。
・26日にはドイツ海軍の艦が海賊船を撃退した。
◆イスラエルがガザを空爆(27日)
・イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザの約30カ所を空爆した。
・過去半年で最大規模の攻撃。死者は140以上の模様。
・ガザでは19日に半年間の停戦が失効。相互の攻撃が拡大していた。
・パレスチナ和平はイスラエルの政局混乱、パレスチナ内紛で停滞している。
◆ベルギー内閣総辞職、再び空白の危機(19日)
・ベルギーのムテルム首相が総辞職を表明。22日国王に受理された。
・大手銀行フォルティスの売却に絡み司法介入の責任を問われていた。
・ベルギーでは2007年6月の総選挙後、連立工作が難航。
・9か月の空白を経て、08年3月にルテルム連立政権が発足したばかり。
・再び政府不在の政治空白に直面する。
・ベルギーは仏語と蘭語住民などが住む連邦国家で、分離を求める声も強い。
・国のあり方を問うモデルケースとしても注目されている。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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【今週は静か】 2008年最終週となった今週の動きは比較的静か。目下の最大の関心事である経済危機も大見出しになるような動きはなかった。
【時代の節目の年】 その2008年を振り返ると、世界の風景は大きく変わった。詳しくは「2008年回顧」にまとめた通りだが、過去半世紀では1973年(石油危機)、1989年(東欧革命、冷戦終了)、1991年(湾岸戦争、ソ連崩壊)、2001年(9.11、アフガン戦争)あたりに匹敵する節目の年といえるだろう。
【記憶に残るシーン(^^)】 10大ニュースをマジメに考えると「2008年回顧」の通りだが、記憶に残ったシーン(^^)を上げれば次のようなところか。▽北京五輪聖火リレー妨害シーン▽金融危機で私物を運び出すリーマン社員▽海賊による巨大タンカー乗っ取り▽ムンバイ・テロ▽ブッシュ米大統領への靴攻撃
【アフリカ】 今週のベスト5からは外れたが、西アフリカのギニアで大統領の死後クーデターが発生。政情が混乱している。アフリカと言えばジンバブエ情勢(政治混乱の後、コレラが流行)やコンゴ東部の混乱、ダルフール情勢なども重要だが、年間の10大ニュースには入れようもなかった。いずれも現地では大勢の人が影響を受け、人道的観点からは重大だ。しかし、世界への影響を考えると限定的になってしまう。そうした厳しい現実を冷静に受け止めつつも、時々思いをはせることを忘れてはならない。
◎今週の注目: 2008年12月28日−2009年1月3日
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・激動の2008年が終了。2009年が始まる。世界同時不況への対応、安全保障の維持などの課題を踏まえ、世界のリーダーたちがどんな新年メッセージを発するか。識者やメディアの世界展望にも注目。
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