国際ニュース・カウントダウン



◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2008年12月28日-2009年1月3日
 

◆イスラエルがガザ攻撃拡大、地上部隊投入(3日)☆
・イスラエルはガザに対する攻撃を拡大。
・27日以来連日空爆を実施。3日には地上部隊を侵攻させた。
・連日の空爆などで死者は400人を超えた。
・国際社会は停戦を求めたが、イスラエルは拒否。
・ハマスの軍事拠点破壊を達成するまで攻撃を続けるとしている。
・ハマスは反発しロケット弾などで反撃している。
・事態収拾の展望は見えず、泥沼化する懸念もある。

◆2008年の株、大幅下落(31日) ☆
・2008年の株式取引が終了。世界各地で株価は大幅に下落した。
・NYダウは33%と史上3番目の下落。ロンドンのFTSEは31%と80年代以降最大の下げ。
・日独仏の代表指数は40%台の下落。
・ロシアは70%、中国上海は65%、インドは52%、ブラジルは42%下落した。
・金融危機と世界経済悪化で、歴史的な下げ幅となった。

◆ロシア、ウクライナ向けガス停止(1日)☆
・ロシアのガスプロムはウクライナへの天然ガス供給を停止した。
・ウクライナのロシアへのガス料金滞納を表向きの理由にしている。
・実際は、ウクライナの親欧米政権への圧力強化が狙いとみられる。
・停止に対しEUは当面静観の構え。
・欧州もウクライナ経由でロシアからガスを輸入しており、影響が出る。
・ロシアは以前もガス供給を停止。今回も警告を発していた。

◆ユーロが誕生10年、参加16カ国に(1日)☆
・EUの単一通貨ユーロが誕生10年を迎えた。
・新たにスロバキアが参加し。ユーロ圏は16カ国になった。
・10年の間に外貨準備や決済、資金調達通貨としてドルに次ぐ地位を確立。
・ユーロ圏外でも利用され、実質ユーロ圏は30-40カ国に上る。
・また欧州の経済統合を加速し、東欧への生産拠点移転などが加速した。
・ただ昨年以降欧州経済は悪化。ユーロ圏内の格差拡大等の問題に直面する。

◆バングラデシュ選挙、旧野党が対象(29日)☆
・総選挙が行われ、旧野党のアワミ連盟が旧与党のBNPに大勝した。
・ハシナ党首が首相に返り咲く見込み。
・同国は07年1月予定の選挙を巡り混乱が拡大。
・非常事態宣言→選挙管理内閣統治の異常事態が続いていた。
・2年遅れの選挙で有権者は旧与党の汚職体質を嫌い、変化を求めた。
・ただし、旧与党は選挙の不正などを主張。混乱が続く可能性がある。
・バングラは2大政党間で政権交代が繰り返し。汚職体質も根強い。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース         
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week
 

 【2009年の幕開け】 2009年を迎えた。イスラエルによるガザ攻撃拡大が注目される中での新年となったが、世界にとっての当面の大きな課題は経済悪化への対応。そして1月に誕生するオバマ米新政権の動向だ。

 【冷戦終了20年、ユーロ誕生10年】 1989年のベルリンの壁崩壊・冷戦終了から20年になる。欧州統合の象徴ともいえるユーロ誕生からは10年。世界がパラダイムの転換に直面する中で、欧州の実験はグローバル化時代、ポスト国民国家時代の1つのモデルケースだ。色々考えることがある。

 【南アジアの動向】 南アジアで重要な動きが重なった。ムンバイ・テロの後印パの緊張が高まり、パキスタンは軍をインド国境地域には移転したばかり。そうした中で27日、ブット元首相暗殺から1年を迎え、10万人の支持者が追悼した。ザルダリ大統領の政治的基盤は弱く、ブット人気に頼る面を覗かせた。
 バングラデシュでは2年間延長された選挙が実施され、旧野党のアワミ連盟が大勝。しかし、政局混乱が続く可能性がある。スリランカでは政府軍が2日、反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」の最大拠点キノリッチ(98年から実効支配)を制圧したと発表。80年代から続く内戦の転機となる可能性がある。
 アフガニスタン情勢はパキスタンを切り離して考えられない。そしてパキスタン情勢は南アジアに影響する。目が離せない。


◎今週の注目: 2009年1月4−10日


・中東情勢。イスラエルが地上部隊投入に踏み切った中で、5日にフランスのサルコジ大統領が現地を訪問。仲介工作に乗り出す。
・世界の市場で5日から取引が本格的に開始。経済が動き始める。世界同時不況色が強まる中でどう動くか。




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