国際ニュース・カウントダウン


◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年1月11-17日
 

◆米シティが2分割、金融危機再び深まる(16日)☆
・米シティグループは会社の2分割を発表した。
・銀行中心の中核部門と証券など他に分割。非中核は売却・リストラを進める。
・総合金融機関の看板を下ろし事業を解体。スリム化で生き残りを目指す。
・シティは財務内容が急速に悪化。米政府は昨年2度の支援をしたが、改善は遅い。
・16日にはバンカメの追加支援策を発表した。今後発生の損失肩代わりなどが柱。
・欧州でもドイツ銀など大手行の経営悪化が止まらない。
・金融危機が再び深刻化。追加救済策が焦点になっている。

◆世界のGDP、中国が3位に(14日)☆
・中国は2007のGDP統計を修正。昨年4月発表値より約3%上方修正した。
・この結果07年のドル換算GDPはドイツを抜き、米日に次いで3位になった。
・中国は過去20年10%近い成長率を維持。輸出はすでに世界1位。
・世界経済での存在感拡大がGDP数字でも反映された。
・各種調査機関の予想では、2010年代には日本を抜く可能性が強い。

◆ロシア天然ガス停止長引く ☆
・ロシアからウクライナ経由欧州への天然ガス供給停止が長引いている。
・13日にはEUとの合意に基づきいったん再開したが、再度停止した。
・ロシアはウクライナが輸送を止めたと主張。ウクライナは技術的理由とする。
・EUが両国と合意し派遣した監視団は、事実上機能していない。
・17日にはモスクワで関係国首脳会議を開催したが、再開メドは立たなかった。
・ガス供給停止問題は表面化からすでに2週間が経過。長引く気配だ。

◆北朝鮮の金正日総書記、後継に3男指名情報(15日)☆
・金正日総書記が、後継に三男金正雲氏(25)を指名との情報が流れた。
・韓国の聯合ニュースが伝えた。ただ信頼性なお不透明。
・長男の金正男氏(37)や二男の金正哲氏(27)説もなお根強い。
・金正日総書記の健康悪化説が根強い中、後継問題が動き出している模様。

◆ガザの死者1000人突破、停戦模索(14日)
・イスラエルによるガザ攻撃は継続。死者は合計1000人を突破した。
・15日には軍が国連機関を砲撃。イスラエルへの国際的な批判が高まった。
・こうした中でエジプトなどを仲介役に停戦を模索。
・イスラエルは17日の治安閣議で、一方的停戦を決めた。
・ただ、ハマス側の対応は不透明。行方はなお流動的だ。

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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース         
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week


 【オバマ新時代の始動】 オバマ米大統領の就任が近づき(1月20日)、世界の目は米新時代の始動に向く。未曾有の経済危機への対応や安全保障問題など難問山積の中、新大統領への期待は従来になく高い。初の黒人大統領という歴史的な意義も人々の高揚感を高める。
 演出も大がかりだ。オバマ氏はリンカーン大統領に倣い列車でワシントン入り。17日には米独立宣言所縁の地フィラデルフィアを出発した。首都ワシントンには300万人の聴衆が予想され、非常事態宣言が出される。

 【ブッシュ最後の会見】 ブッシュ米大統領が12日に最後の記者会見を開催。15日には最後のテレビ演説で国民に別れを告げた。いずれも対テロ対策に全力で取り組んだことを強調。一部には後悔があると吐露しつつも、基本的に自らの対応を正当化する内容だった。ただ、イラク戦争や経済危機に批判を強める国民やメディアを納得させたものとは言い難い。精彩を欠いた印象が強く、歴史的にも最低ランクという評価とともにホワイトハウスを去ることになる。


◎今週の注目: 2009年1月18−24日
 

・米国のオバマ新大統領が20日に就任する。300万人の聴衆が予想され、歴史的式典になるのは確実。就任演説はどんな内容になるのか。
・金融危機、ロシアの天然ガス供給停止問題、イスラエルのガザ攻撃の行方に引き続き注目。



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