国際ニュース・カウントダウン





◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年2月1-7日
 

◆保護主義台頭の懸念、米にバイアメリカン条項の動き(2日)☆
・米欧を中心に保護主義の動きが表面化してきた。
・米上院は景気対策法案の原案に、バイアメリカン条項を盛り込んだ。
・公共事業に米国製品の使用を求める内要。
・オバマ大統領がWTOとの整合性などを要求。案は一応修正された。
・英国などでも自国民の雇用優先、移民規制強化を求める動きがある。
・各国の公的支援は、金融から一般産業に広がっている。
・各国指導者は保護主義反対を表明するが、歯止めになっていない。
・英Financial TimesはProtectionism on riseと報じた。

◆キルギスの米軍基地閉鎖方針(3日)☆
・バキエフ大統領は同国内の米軍空軍基地の閉鎖を発表した。
・ロシアからの財政支援と引き換えに決断。首脳会談後に表明した。
・米軍基地は2001年の9.11後に首都ビシケク郊外に設置。
・約1000人が駐在し、対アフガン戦略の補給基地として重要。
・しかし基地使用料などを巡り、米国と交渉が難航していた。
・ロシアは旧ソ連圏の勢力回復に努め、支援を条件に閉鎖を求めた。
・ウズベキスタンの米軍基地も2005年に閉鎖している。
・中央アジアの勢力図、米欧のアフガン戦略にも影響を与える。

◆イラン、国産衛星打ち上げ(3日) ☆
・イランは国産の衛星を打ち上げ、軌道に乗せたと発表した。
・研究、通信目的としている。
・ただ技術はミサイル発射にも利用でき、欧米は警戒している。
・今月は革命30周年で、国威発揚の狙いもある模様。
・バイデン米副大統領は7日国際会議で、イランに直接対話を呼びかけた。

◆イラクの戦闘死者、1月は開戦以来最低に ☆
・1月の交戦死者が開戦以来最低になった。米兵4人、民間人138人。
・従来の最低は米兵が08年12月の7人。一般は08年10月と12月の238人。
・イラクの治安が以前よりは安定してきたことを物語る。
・1月末の地方選挙は大きな混乱なく終了。
・開票が進み、マリキ首相派が優勢で推移している。

◆米、金融経営者の報酬制限(4日)
・オバマ大統領は公的支援を受ける金融機関経営者の報酬制限を発表した。
・年間報酬を年50万ドルまでに制限する。大統領の報酬とほぼ同じ額。
・納税者の批判に応え、金融支援への理解を得るために決定した。
・金融機関への公的資金投入後も、経営者への多額報酬が継続していた。
・欧州でも同様に、多額報酬への批判が高まっている。
・ただ、有能な経営者の維持、国家関与の一段の拡大など新たな問題も生じる。


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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース         
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week
 

 【イラン革命30周年】 イラン革命から今月で30周年を迎える。この間世界からの孤立が続き、米欧との関係は冷えたまま。ハタミ前大統領時代の経済改革は後退し、ここ数年は核開発など強硬姿勢が目立つ。
 しかし、イラク情勢混乱など中東情勢が大きく変わる中、イラントの関係見直しが重要問題であることは論じるまでもない。
 革命30周年を機に国際的メディアはイラン特集を展開している。中で面白いのが革命の精神的支柱だったホメイニ師の孫たちの動向だ。15人余りといわれる孫たちには政治に関与している者もいるが、いわゆる改革派が多い。 
 米政権の交代と経済危機で世界の枠組みは大きく変わっている。イランはどの方向に進むか。



◎今週の注目: 2009年2月8−14日


・イスラエル総選挙が10日に行われる。ガザ攻撃でパレスチナ情勢が緊張する中、事前の世論調査では右派リクードがリードを保っている。第1党となれば中道カディマ中心の現政権から交代。パレスチナ問題ではさらに強硬姿勢に転じる可能性が大きい。
・米議会が景気対策法案の調整大詰めを迎える。上院は10日にも採決の予定。





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