国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年3月8-14日
◆G20財務相会議(14日)☆
・G20の財務相・中銀総裁会議がロンドン南方で開催した。
・4月2日の首脳会議に向け意見調整した。
・共同声明は成長回復にあらゆる行動を取ると表明。
・各国は財政出動と金融緩和を継続する姿勢を確認した。
・格付会社やヘッジファンドの登録制など規制策も盛り込んだ。
・しかしIMFの増資や国際的な金融監督体制は結論が出なかった。
・首脳会議をにらみ、主要国は政策兆勢力を問われる。
◆米、ES細胞研究助成を解禁(9日)☆
・米政府はES細胞研究への政府助成を解禁する。
・オバマ大統領は大統領令に著名した。
・ES細胞は再生医療な難病治療への応用が期待されている。
・しかし宗教右派が反対。ブッシュ前大統領は2001年に禁止した。
・政策の転換で、科学技術はもちろん社会的意義も大きい。
◆北朝鮮が衛星打上げ通報(12日)☆
・北朝鮮は国際海事機関などに通信衛星打上げを通知した。
・4月4-8日に打ち上げるとしている。
・同国は過去に衛星と説明して弾道ミサイルを発射している。
・今回もミサイル開発との関係が指摘され、関係国は警戒している。
・判断の背後には国内引締め、オバマ政権への牽制などが指摘される。
・地域の緊張を高めるのは必至だ。
◆チベット動乱50周年、中国は主要都市封鎖(10日)☆
・ダライ・ラマ14世が亡命したチベット動乱から50年が経過した。
・14日には昨年のチベット騒乱から1年となる。
・各地では様々な抗議活動が起きている。
・中国当局はチベット自治区の主要都市を封鎖。封じ込めの姿勢。
・ただ周辺地域の状況を全て把握するのは難しく、管理にも限界がある。
・チベット問題は50年を経て、解決の展望がないままくすぶり続ける。
◆仏がNATO軍事機構復帰(11日)
・サルコジ大統領はNATO軍事機構に復帰すると発表した。
・仏は自主防衛を掲げて1966年に軍事機構から脱退した。
・しかし国際情勢の変化を踏まえ、43年ぶりに政策転換する。
・ただ、核戦略は引き続き独自性を残す方針。
・NATOは対ロ関係、アフガン対策などで、再度あり方を問われている。
┌─────────────────────────────
│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
├─────────────────────────────
│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
└─────────────────────────────
◎寸評:of the Week
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【G20】 4月2日のG20首脳会議の前哨戦ともいえる財務相・中銀総裁会議が開かれた。財政・金融のあらゆる手段を使って景気回復への政治的意思を示したのは読み筋通り。一方で国際的な金融ルールづくりでは、ヘッジファンドや格付け機関登録など一部の合意はあったものの、金融監督基準などは先送りになった。これも、事前予想の範囲を大きく逸脱するものではない。
この間も世界経済は悪化を続け、金融危機の不安がくすぶる。株価もNYダウで12年ぶりの安値を記録するなど下落を続けた。
当面の市場の関心は、G20首脳会議の合意とメッセージ。世界恐慌の危機を抱えながら、関係国の調整が続く。
【中国全人代】 中国の全人代が13日閉幕した。8%成長の目標、大規模な財政支出による経済刺激などの方針を改めて確認した。それにしても、中国の経済政策が「世界経済全体にとっての意義」という視点から、大々的に報じられることはこれまでなかった。世界における中国の存在感の拡大を、改めて認識させる。
◎今週の注目: 2009年3月15−21日
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・G20財務相・中銀総裁会議の結果を、市場がどう消化し、どう反応するか。
| homepage | 最新号 | 週間カウントダウン backnumber |
column 国際ニュースを切る |
読者からの便り |
Copyright(C)2000−2009 INCD-club