国際ニュース・カウントダウン



◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年3月23-29日
 

◆米アフガン包括政策発表(27日)☆
・オバマ大統領はアフガン、パキスタンの包括戦略を発表した。
・アフガンの軍・警察育成に米軍4000人を派遣する。
・パキスタンにはアルカイダ対策を要求する一方、支援を強化する。
・イラン、中印ロとの協力強化も明記。合計15項目を挙げている。
・オバマ政権はイラクからアフガンに重点を移行している。
・政権発足から2か月を経て、その具体策が示された。
・ただパキスタンの協力、周辺国との関係改善など課題は多い。

◆中・東欧で相次ぎ政権崩壊、金融危機で(24日)☆
・チェコ下院は24日、トポラーネク内閣の不信任案を可決した。
・経済運営の失敗が理由。首相は同日、辞意を表明した。
・チェコは現在EUの議長国で、EUの運営にも悪影響が予想される。
・21日にはハンガリーの首相が辞任。
・ラトビアでは2月に反政府デモから内閣が総辞職に追い込まれた。
・金融危機→経済悪化→社会不安→政権崩壊、が続いている。

◆米金融規制強化策を発表(26日)☆
・ガイトナー財務長官は26日、金融規制の改革案を発表した。
・銀行だけでなく証券・保険を加えた金融機関全体の取引などを一元管理する。
・ヘッジファンドの登録制化、デリバティブ監視の枠組み創設なども含む。
・実現すれば、米金融規制は約80年ぶりの大幅強化となる。
・23日には、金融機関の不良資産買取り計画を発表した。
・官民共同出資で複数の基金を設立。FRB融資等と組み合わ不良資産を買い取る。
・2月10日に発表した案を具体化する内容だ。
・買取りは価格決定が困難など課題が多く、計画は複雑になった。
・市場はひとまず計画を好感。ただ金融機関の参加など実効性はなお不透明だ。
・G20首脳会議をにらみ、金融規制などの具体策を打ち出した格好だ。

◆北朝鮮がミサイル発射準備(25日)☆
・北朝鮮は東北部のミサイル基地の発射台にミサイル機体を設置した。
・長距離弾道弾テポドン2とみられる。米国の偵察衛星などが確認した。
・北朝鮮は通信衛星と主張。国際会議機関に4月4-8日の打上げを通知している。
・日刊、米などは動きを警戒。核問題協議に影響する可能性もある。

◆マレーシア与党、新総裁にナジブ氏(26日)
・統一マレー国民組織は、党大会で新総裁にナジブ副首相(55)を選出した。
・アブドラ首相(69)と交代。近く首相に就任する予定。
・与党は利権体質批判などから昨年3月の総選挙で後退。首相交代で回復を目指す。


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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース         
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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寸評:of the Week


 【G20にらみ】 世界は、4月2日のG20首脳会議をにらみ動いた。米国は金融機関の新たな規制案や不良資産処理の計画を発表。米国やロンドンでは、政府と民間金融機関代表との意見交換が行われた。各国は金融・経済危機克服に知恵を絞るとともに、将来の金融規制のあり方を巡る主導権争いにも余念がない。
 3月28日には開催地のロンドンで、経済対策・雇用確保から反グローバル化までも含む大規模なデモが展開。政治・社会的にもG20を意識した動きが出ている。


今週の注目: 2009年3月30日−4月4日


・G20首脳会議が4月2日にロンドンで。金融・経済対策を巡りあっと驚くような結果が出てくるとは予想し難い。それでもどこまで具体策がまとまるか、主要国の首脳がどんなメッセージを発するかなど重要だ。
・3-4日にはNATO首脳会議が独仏で行われる。オバマ米政権が発足して初のNATO首脳会議。アフガン安定に向けた対応、対ロ関係(NATO拡大、ミサイル防衛構想の進め方)など注目度は高い。
・次いで5日にはプラハで米EU首脳会議。
・一連の会議の期間には、数多くの2国間の首脳会談も行われる。米ロ、米中などに注目。
・オバマ米大統領が30日にも自動車産業の追加支援についての声明を発表する見込み。破産法の適用などドラスティックな方法に一気に進むという見方は少なくなっている。これに先立ち、GMは25日に新たな人員削減策を発表するなど、動きがまた急になっている。
・北朝鮮が4-8日にミサイル打上げの可能性が大きい。国際海事機構(IMO)にこの期間の「人工衛星」打ち上げを通報済み。米国の監視網がどう作動するかなども要注目。
・イスラエルにネタニヤフ氏を首班とする政権が発足する見込み。右派中心だが、24日には左派労働党も連立参加を表明した。パレスチナ和平推進は期待薄との見方が多い。

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