国際ニュース・カウントダウン


◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年4月19-26日
 

◆豚インフルエンザが拡大、WHOが緊急委員会(25日)☆
・メキシコと米国で豚インフルエンザが拡大している。
・メキシコ政府は25日、1300人の感染と81人の死亡を確認と発表。
・メキシコ市は25日から10日間イベントを中止。休校なども相次いでいる。
・米国では加州やテキサスで11人以上の感染が確認された。死者はいない。
・豚から人のみならず、人から人への感染の可能性がある。
・WHOは25日緊急委員会を開催。声明で「公衆衛生の世界的危機」と指摘した。
・チャン事務局長は加盟各国に緊急調査を要請した。
・新型インフルのパンデミック(世界的流行)の可能性があり、世界の関心は高い。
・ちなみに豚インフルはswine flu.
・☆はとりあえず1つだが、今後の推移いかんでは2つにも3つにもなり得る。

◆南ア総選挙、与党ANCが勝利(22日)☆
・南アの総選挙が実施され、与党ANCが勝利した。
・過半数を大きく上回り、議席の約3分の2を占める見込み。
・ANCのズマ議長が来月初め、大統領に選出される予定。
・ANCは昨年、内部対立→反ズマ派の新党設立があった。
・しかしズマ氏の人気などで、当面国民の信認を得た形だ。
・南アは経済悪化、貧民拡大などを抱えるが、選挙選で議論されたとは言い難い。。

◆G7が年内回復に期待(24日)☆
・G7の財務相・中銀総裁会議が24日ワシントンで開催した。
・声明は世界経済に安定化の兆候も出ているとし、年内の底打ちに期待を示した。
・一方で悪化リスクもあると言及。必要なあらゆる行動をとると強調した。
・4月2日のG20首脳会議を踏襲し、景気刺激、金融安定化策を総動員する姿勢だ。
・続いてG20財務相・中銀総裁会議やIMFの委員会が開かれた。
・これに先立ちINFは21日、米欧日の金融機関の損失推定を発表。
・07-10年の貸し出しや保有証券の劣化に伴う損失は、4兆ドルとみている。
・米欧の金融機関は、8700億-1.7兆ドルの資本増強が必要と推計した。
・当局に対し、資本注入をためらうべきでないと促した。

◆スリランカ軍、反政府勢力最後の拠点に侵攻 ☆
・政府軍が反政府組織タミルの虎(LTTE)の最後の拠点制圧に攻勢に出ている。
・同国北部の海岸線地域で、陸海から包囲。降伏を呼び掛けている。
・制圧となれば、約25年に及ぶ内戦が政府軍の勝利の形で終結する。
・同国では1980年代に多数派のシンハラ人と少数派タミルの間で内戦が勃発。
・2000年にノルウェーの調停で成立した停戦も崩壊した。
・政府は07年以降攻勢を強め、東部、北部のLTTEの拠点を次々奪回した。
・この間、穏健派はLTTEを離脱。米国やEUはLTTEをテロ組織と認定した。
・攻勢にあたり、民間人約10万人が避難した。

◆アイスランド総選挙、中道左派が初の過半数(25日)☆
・総選挙が実施され、社会民主同盟中心の中道左派連合が過半数を獲得した。
・暫定政権を運営するシグルザルドッティル首相が信認された格好。
・同国では1944年の独立以来保守の独立党が第1党だった。
・独立党政権は金融危機後崩壊したが、選挙で改めて責任を問われた。
・EU加盟に関しては、賛成派3党が過半数を超えた。


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 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース         
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
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◎寸評:of the Week
 

 【潮目の見極め】 相変わらず重要経済ニュースが相次ぐ。GDPや失業率などの経済データは悪化の一途。企業の収益悪化やリストラや人員削減のニュースも続く。23日発表のマイクロソフトの1-3月決算は、売上高が前年比16%減と、1986年の上場以来初の減収となった。
 一方、1-3月の米金融機関決算は大手6社のうち5社が黒字を記録。昨年10-12月の5社赤字から数字の上では大幅に改善した。ただ、特殊な会計処理で利益をかさ上げしたとの見方もあり、評価は難しい。
 IMFは21日、米欧日の金融機関の07-10年の損失が4兆ドルとの推定を発表した。昨年の1.2兆円に比べれば大幅増だが、もっと多いはずという見方もある。
 24日のG7は、世界経済にについて下振れのリスクがなお残るとしながら、安定化の兆候も見られると指摘、年内の回復開始を期待を込めて予想した。政治的に明るいメッセージを出したいのは当然だが、見通しにどれだけ根拠があるかは不透明だ。
 2009年は世界経済の成長がマイナスになるなど厳しい環境が続くのは間違いない。金融危機も再燃の不安を抱える状況が続く。しかし、そろそろ「下げ止まり」を迎えてもおかしくない、という見方も増えている。米国ではGreen Shoot(芽ぶき)という言葉が、期待を込めてよく使われるようになった。
 見極めが難しい局面だ。

 【重大ニュース】 経済以外でも重大ニュースが相次いだ。豚インフルエンザはメキシコから米国に伝播。スリランカでは25年の内戦が政府軍勝利の形で終わろうとしている。南アは不安を抱えながらズマ体制がスタートする。ちなみに同国は、2010年のサッカーワールドカップ開催国だ。


◎今週の注目: 2009年4月26日−5月2日
 

・オバマ米大統領が29日に政権発足から100日目を迎える。米国では、最初の100日は新大統領に対する意味のない批判を抑え、実績を見守ろうという政治文化がある。その意味からも100日目の節目は重要。大統領はこの日午後8時に記者会見。テレビで全米に中継し、内政や外交の実績や課題を取り上げる。大統領の記者会見は1月の就任後3度目。
・GMとクライスラーの救済議論が白熱している。米紙は最近、クライスラーが近く連邦破産法11条の適用を申請すると報道した。クライスラーが提携を目指すフィアットとの関係や労組、債権者との駆け引きとも絡み、情報リークには思惑があるので鵜呑みは禁物。しかし何があってもおかしくない状況にある。
・韓国の最高検が盧武鉉前大統領に対し、親族が有力後援者から不正な金銭を受け取った疑惑に関連して事情聴取する。


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