国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年6月7-13日
◆WHO、新型インフルの世界的大流行宣言(11日)☆☆
・WHOは警戒水準を最高度の6に引き上げ、世界的大流行を宣言した。
・パンデミック宣言は1968年の香港風邪以来41年ぶり。
・米国やメキシコに加え、南半球で感染拡大が始まったと判断した。
・ただ弱毒性のため、渡航制限などの勧告は出さない。
・新型インフルは4月から拡大。74カ国で約3万人の感染者、140人の死者が出た。
◆安保理が北朝鮮制裁決議(12日)☆
・国連安保理は核実験を実施した北朝鮮への決議を採択した。
・金融制裁、武器禁輸の拡大、船舶への貨物検査強化などを盛り込んだ。
・北朝鮮は13日声明を発表。制裁に激しく反発した。
・この中で核放棄を拒否。核開発推進を明言した。
・3度目の核実験実施の動きがある、との情報もある。
・緊張の高まりは必至。対話もしばらくは望めない情勢。
・米国務長官は、北朝鮮のテロ支援国家再指定を検討すると述べた。
◆イラン大統領選(12日)☆
・大統領選が12日実施。
・内務省は13日、アハマディネジャド大統領が60%以上を獲得と発表した。
・大統領は同日、勝利宣言した。
・改革派のムサビ元首相は選挙に不正があったとし、敗北を認めていない。
・大統領選は保守派の大統領と改革派の元首相の事実上の一騎打ち。
・選挙戦はテレビ討論などで盛り上がり、投票率は高かった。
・大統領は対米強硬路線を掲げ、核開発を急速に推進してきた。
・地域大国イラン大統領選の結果は、中東情勢にも影響が大きい。
◆米金融機関10社の公的資金返済を容認(9日)☆
・米政府は大手金融機関10社の公的資金前倒し返済を承認した。
・ゴールドマン・サックスなど10社で総額は680億ドル。
・米政府は昨年10月以降、大手金融に公的資金を一律注入していた。
・金融システムの正常化に向けた一歩となる。
・ただ、経営健全機関と脆弱機関の格差が一層鮮明になる。
・FRBは8日、シティなど10社が提出した資金増強計画を事実上承認した。
・米当局は5月、金融機関の資産査定を実施。10社に資本増強を求めた。
◆欧州議会選 ☆
・欧州議会選がEU27カ国で4−7日に実施された。
・中道右派の欧州人民党グループが最大議席を維持した。
・第2勢力の中道左派・社会主義グループは後退した
・移民排斥を訴える極右政党が議席を伸ばした。
・投票率は43%で、1979年以来の低水準。
・欧州議会はEUの政策決定権の一部を持つ。選挙は欧州の政治潮流を反映する。
・結果からは、EU熱の低下、移民規制の声の高まりなどが読み取れる。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
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【核問題】 国連が北朝鮮制裁の決議を採択。これに北朝鮮が反発し、核開発推進を表明した。イラン大統領選では強硬派のアハマデネジャド大統領勝利のに落ち着きそう。核拡散問題は、少なくとも短期的には悪い方向に進んだ。
【新型インフル】 WHOが新型インフルエンザのパンデミック宣言をした。教毒性出ないため、発症当初よりは緊張感が低下した感があるが、今後数年は季節ごとに繰り返し流行が続きそう。1968年の香港カゼでは100万人が死亡したとされる。
◎今週の注目: 2009年6月14−20日
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・北朝鮮が国連制裁を受けてどう動くか。
・イラン大統領選ではアハマディネジャド大統領の当選が正式発表されそう。開票などを巡り混乱が生じる可能性がある。
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