国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年7月19-26日
◆オバマ政権発足半年、依然高支持率(20日)☆
・米オバマ政権の発足から半年が経過した。
・支持率は一部調査で60%を切ったものの、依然高率を維持している。
・半年間の政策では、経済危機対応、外交での新方針提示などが目立つ。
・国内では医療制度改革を提示。政策論争の中心テーマになっている。
・22日には会見。医療制度改革実現に欲を示した。
・折しもハーバード大黒人教授の誤認逮捕を巡り人種差別論議が表面化。
・米社会と大統領にとって人種問題が常について回ることを再認識させた。
◆FRB議長議会証言、米経済安定の兆し(21日)
・FRBのバーナンキ議長が下院の委員会で証言。
・米景気の下降ペースは著しく緩やかになったと説明した。
・ただ、雇用や住宅価格の下落には引き続き懸念を示した。
・市場の見方とおおむね同じ。米国の認識を改めて確認した格好だ。
◆ASEAN外相会議、スーチー氏の開放求める(20日)
・ASEANはタイのプーケットで外相会議を開催。
・ミャンマー軍事政権にアウン・サン・スー・チー氏ら政治犯の解放を求めた。
・域内の人権問題改善に向けた組織発足も決めた。
・ASEANは内政不干渉を原則とし、人権問題でも罰則などの権限がない。
・新組織も効果は限定的の見通し。ただ人権問題への関与強化のメッセージとなる。
◆キルギス大統領選、バキエフ氏が再選(23日)
・キルギス大統領選が実施。現職のバキエフ氏が再選を決めた。
・選管によると得票率は88%。ただし野党勢力は選挙の不正を主張している。
・バキエフ氏は2005年のチューリップ革命後の大統領選で当選。
・アカエフ前大統領の強権的姿勢に対し民主化を主張した。
・ただしその後も政治的混乱が続き、民主化の具体的成果は少ない。
・キルギスには米ロの軍事基地が存在。バキエフ氏は両にらみの外交姿勢。
・天然資源が豊富なわけではなく国際経済は疲弊。立て直しが課題になっている。
・キルギスの動向は周辺の中央アジア諸国にも影響する。
◆イラン政局混乱続く、第1副大統領白紙に
・大統領選後のイラン政局の混乱が続いている。
・第1副大統領に指名されたモシャイ氏は24日、就任を辞退した。
・過去のイスラエル容認とも受け取れる発言に保守派が反発した。
・アハマディネジャド大統領の指名に、最高指導者ハメネイ師が再考を求めた。
・大統領を含む保守派内の足並みの乱れが露呈した格好。
・大統領選後、保守派vs改革派の他、世代間、保守派内の対立が表面化している。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
【小動き】 比較的動きの少ない、おとなしい週。
【オバマ半年】 オバマ米政権が発足半年を迎えた。政権発足時に最大の課題だった金融・経済危機対応ではまずまずの対応を示し、米経済もここにきて「最悪期脱出」の兆しが強まってきた(実際にそうかは議論が分かれるが、少なくとも世間の感覚は)。外交も対話重視の新政策を打ち出し、新風を吹き込んだ。
ただ、経済にしろ外交にしろ、具体的成果が問われるのはこれから。国内問題では最大課題の医療制度改革論議が今後、山場を迎えようとしている。ABCとワシントンポストの世論調査では、大統領支持率は59%と初めて60%を切った。
◎今週の注目: 2009年7月26日-8月1日
・世界は夏休みモードへ。
・医療制度改革や金融規制改革などを中心とした米議会の議論。4−6月決算を主要企業の経営などに関心。
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