国際ニュース・カウントダウン


国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年8月3日-8日
 


◆クリントン米元大統領が訪朝、拘束記者を解放(4-5日)☆

・クリントン米元大統領が平壌を訪問。4日金正日総書記と会談した。
・北朝鮮は5日、拘束していた米国人女性記者2人を恩赦で解放した。
・会談の内容などは不明。北朝鮮、米はそれぞれ異なる見解を表明した。
・北朝朝鮮は元大統領が謝罪の意を示し、オバマ大統領のメッセージを受けたと主張。
・また米朝間の問題も協議し、対話による解決で一致したと主張した。
・米側は詳細説明なし。訪朝は私的なものとし謝罪やオバマ氏のメッセージを否定した。
・北朝鮮と米などの関係は核実験の再実施など悪化。北は6カ国協議が崩壊したとする。
・北は米国との直接対話を模索。記者拘束で危機を演出、利用したとみられる。
・2人の記者は3月に中朝国境で取材中に拘束され、強制労働12年の判決を受けていた。
・核問題など今後の行方への影響も流動的だ。


◆イラン大統領が就任(5日)☆

・アハマディネジャド大統領の2期目の就任式が国会で開かれた。
・議員290人中、ラフサンジャニ元大統領やムサビ元首相ら50人が欠席した。
・改革派や保守派内部での対立が改めて露呈した格好。
・大統領第2期は、多難な出発となる。
・核問題など国際関係にも影響しそうだ。


◆インドネシア当局、銃撃戦で過激派掃討(8日)

・インドネシア当局は中部ジャワ州で、過激派アジトを包囲。銃撃戦を展開した。
・7月にジャワで起きたテロの首謀者とされるヌルディン容疑者が死亡した模様。
・容疑者は東南アジアの過激派組織、ジェマ・イスラミアのメンバー。
・2002年のバリ島テロなどにも関係したと疑われている。
・7月のテロは大統領選でユドヨノ政権2期目が発足した直後に起きた。


◆米上院、初のヒスパニック最高裁判事承認(6日)

・上院はソトマイヨールNY連邦高裁判事の連邦最高裁判事就任を承認した。
・初のヒスパニック系最高裁判事になる。
・オバマ大統領が指名していた。
・最高裁判事の構成は従来通り、保守派4人、リベラル派4人、中道は1人となる。


◆ロシア・グルジア紛争から1年(8日)

・グルジア紛争から1年を経過。グルジア、南オセチアで追悼式などを開催した。
・グルジア経済はロシアとの関係凍結、金融危機の影響などで疲弊している。
・ロシアはサーカシビリ政権への圧力を続け、野党からの退陣要求も表面化した。
・紛争は旧ソ連圏諸国のロシアへの警戒を再燃。
・各国は米欧とロシアとの距離感のバランスを模索している。


 ┌─────────────────────────────
 │INCDの採点
 │ ☆☆☆ 世紀の大ニュース                  
 │ ☆☆  世界史の年表に載るようなニュース         
 │ ☆   国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領  
 │ 無印  興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
 ├─────────────────────────────
 │プラスアルファ                       
 │ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
 │ (日)騒いでいるのは日本だけ                
 │ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない     
 └─────────────────────────────


寸評:of the Week


 【サプライズ】 クリントン米元大統領の北朝鮮訪問はサプライズ。いつもの危機創出外交の一環ととらえるべきだが、こうした大物が出演すると仕掛けも大掛かりだ。

 【新疆・ウイグル騒乱1カ月】 中国・新疆ウイグルの暴動から1カ月を経た。当局の監視・警戒で暴動の再発は押さえられているが、暴動参加の疑いで拘束されたウイグル人は2000人を超えた。ウルムチを離れて帰らないウイグル人も多い。亡命ウイグル人の組織(世界ウイグル会議、カーディル首席)も、事件前より世界に知られるようになった。


 
今週の注目: 2009年8月9-15日
 

・米議会が休会。9月上旬まで夏休み。

homepage 最新号 週間カウントダウン
backnumber
column
国際ニュースを切る


Copyright(C)2000−2009 INCD-club