国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年8月16日-22日
◆アフガン大統領選(20日)☆
・大統領選が実施。妨害はあったものの成立した。
・タリバンが選挙妨害を宣言する中、米軍など30万人以上の治安要員を配備。
・テロ・銃撃は130件以上に及び、7000カ所の投票所中約10%以で投票ができなかった。
・選管の予測では投票率は40-50%。2004年の70%に比べ大幅に低下した。
・選管は中間集計を25日に発表する予定。
・カルザイ大統領とアブドラ元外相がともにリードを宣言。決選投票の可能性もある。
・選挙を通じ治安の悪化と国づくりの遅れ、政権の求心力低下などが浮き彫りになった。
・選挙後、米国など国際社会も新たな戦略を求められる。
◆金大中氏が死亡(18日)☆
・金大中元大統領が多発性臓器不全のためソウルで死去。85歳だった。
・軍事独裁時代には長く民主化を主導。73年には東京から拉致された(金大中事件)。
・98年に大統領に当選。2000年に南北朝鮮首脳会談を実現しノーベル平和賞を受けた。
・韓国政府は23日、国葬を行う。
・北朝鮮は21日弔問団を派遣。金己男労働党書記が韓国の玄統一相と会談した。
◆パンナム機爆破犯釈放(20日)☆
・1988年のパンアム機爆破事件で有罪判決を受けたリビア人が恩赦で釈放された。
・受刑者はアルメグラヒ元リビア情報機関員。末期がんを患っている。
・恩赦はスコットランド司法当局が判断した。
・事件では270人が死亡。うち189人は米国人。
・決定に対し米政府は遺憾な決定と抗議した。
・英国では恩赦は自治政府の権限。ただ石油利権を狙う英政府の思惑があったとの情報もある。
・英米メディアでは犯罪と人権、国際的利害などを巡り報道も熱を帯びている。
◆イラク首都で連続テロ(19日)
・バグダッドで、爆弾などによる連続テロがあり、合計95人以上が死亡した。
・6月に米軍が都市部から撤退して以来最悪のテロ。
・治安への懸念が強まっている。
◆ボルト、驚異的な世界新
・ベルリンの陸上世界選手権男子100、200Mで、ジャマイカのボルトが驚異的な世界記録を出した。
・100M は9.58秒、200Mは19.19秒。
・凄い。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
【アフガン大統領選】 世界注目下でアフガニスタンの大統領選が実施された。タリバンの妨害でかなりの混乱があったものの、選挙は一応成立した。
選管は25日に中間集計を発表の予定。カルザイ大統領が過半数を獲得して当選するか、決選投票に進むかは現段階では不明だ。
欧米メディアも予断を持ったコメントは控えている。ただ、選挙報道で共通しているのは、治安悪化や汚職の蔓延により、同国が極めて困難な状況にあること。来週以降、色々な動きが出てくる。
【米安全保障政策の懸念】 NYタイムズはCIAが軍事請負会社のブックウォーターに、アルカイダのメンバー殺害を依頼していたと報じた。
ブラックウォーターはイラク戦争時に米軍の業務を幅広く支援していた企業。表向きは後方支援とされたが、戦闘行為にもかかわった模様。2004年にはファルージャの衝突で同社社員が殺害、橋脚に吊るされる事件があり、その存在と戦争請負会社の実態が知れ渡った。今回の報道も、ブッシュ政権と軍事請負企業のつながりの深さや、政策の不透明性を改めてうかがわせた。
オバマ政権はイラクやアフガン政策でブッシュ政権からの転換を目指す。しかし、過去の政策をチャラにできるわけではない。負の遺産は色々なところに残っている。
【経済底入れ】 バーナンキFRB議長は21日ワイオミング州での講演で、米国と世界経済が底入れしつつあるとの認識を示した。このところの市場などの受け止め方と同じだが、FRB議長の発言となると重みも違う。株式市場では早速買い材料にされた。ただ、議長の言うようにリスクも多く抱えており、一本調子で回復が進むことはあり得ない。
◎今週の注目: 2009年8月23-30日
・アフガン大統領選の中間集計が25日に発表される予定。
・金大中韓国元大統領の国葬が23日。
・30日に日本の総選挙。野党民主党が勝利し、自民党の下野が確実視される。
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