国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年8月31日-9月6日
◆G20財務相・中銀総裁会議(4-5日)☆
・ロンドンで開催。世界経済・金融などについて討議した。
・今月24-25日にピッツバーグで開催するG20首脳会議をにらんだ調整。
・世界経済は改善しているとしながら、先行きにはなお慎重な見方で一致。
・当面は財政拡大や金融緩和継続で合意し、共同声明に盛り込んだ。
・金融機関の報酬制限やガバナンス強化も協議。特別宣言で言及した。
・報酬やガバナンスは金融機関の過度なリスクを回避する方策として議論される。
◆新疆ウイグルで漢族がデモ、ウルムチ市トップ解任
・ウルムチで8月下旬、注射針を使った連続通り魔事件が発生。
・情勢不安が続く中で、漢族住民らが3日から数万人規模のデモを展開した。
・治安対策の遅れなどに抗議するもの。
・共産党委員会は5日、ウルムチ市トップの栗智地区党書記を解任した。
・批判の矛先が党や中央に向かうのを阻止する狙いとみられる。
・新疆では7月の暴動以来、情勢緊迫が続く。
◆トルコとアルメニアが国交樹立へ(31日)
・両国が国交樹立で基本合意と発表した。
・両国は19世紀末-20世紀初頭のアルメニア人虐殺問題で対立してした。
・オスマン帝国下の1915-16年に数百万人の犠牲者が出た事件などを指す。
・ただアルメニアはアゼルバイジャンなどと対立。対トルコ関係改善が必要になった。
・昨年夏のグルジア紛争後は、トルコ経由の物流ルート確保の必要性も高まった。
・サルキシャン大統領が10月にトルコ訪問。それまでに国内支持獲得を目指す。
◆アフガン、NATOの空爆で多数の死者(4日)
・アフガン大統領選結果は2週間を経て集計中。決選投票かどうかはなお不明だ。
・こうした中で北部クンドゥズ州で4日、NATOの空爆で多数の民間人が死亡した。
・タリバン対象にした空爆で90人以上が死亡。半数が民間人との情報がある。
・反米、反カルザイ政権感情が強まる懸念があり、掃討作戦に影響しそう。
◆米自動車販売が1年10月ぶり増加(1日)
・8月の米国内自動車販売が2007年10月以来、前年比増加した。
・米政府の購買支援策などに支えられた。
・高燃費車の多いトヨタやホンダがシェアを向上。GMなどはマイナス。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
【当面の関心事】 夏休みシーズンも終わり、世界も仕事モードで動き出した。当面の関心事を整理すれば、(1)経済・金融動向=当面は9月24-25日のピッツバーグでのG20首脳会議(2)インフルエンザの流行(3)アフガン情勢を中心とした安全保障、などだ。年末にかけては、地球温暖化や環境問題も大きな問題になる。歴史の時間軸から世界を眺めると、11月のベルリンの壁崩壊20周年は大きな節目。
【日本の政権交代】 日本の政権交代に対するフォローアップがそこそこ続いているが、内容は選挙直後の報道から大きく変わらない。政権交代そのものは日本の新時代を開く可能性のあるものとして歓迎する一方、民主党の政策はお手並み拝見、という感じだ。ただし、取り上げ方はそれほど目立つものではない。
【オバマ流】 オバマ大統領が4日、ホワイトハウスが訪問者名簿を公表すると発表した。国家安保面など一部機密事項関連を除く全訪問者を発表するという。この問題は、市民団体がロビーストの活動監視などのためかねて公開を求めていた。オバマ流改革の一環だが、影響はいかに。
◎今週の注目: 2009年9月7日-12日
・米欧日など新学期開始や夏休み明けの学校で、新型インフルエンザの感染が拡大している。動きに注目。
・レーバーデイ明けの週後半から、米政治が本格的に動き出す。
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