国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年10月11-17日
◆NYダウ1万ドル回復(14日)☆
・ダウ工業株30種平均が2008年10月3日以来約1年ぶりに1万ドルを回復した。
・ハイテクや金融株の7-9月業績が予想以上によかったのを好感した。
・金融危機後ダウは3月9日に6547ドルと12年ぶりの安値を記録していた。
・底から50%以上の回復になる。
・景気が最悪期を脱出したとの観測から、株価は世界的に回復基調にある。
◆パキスタンでテロ拡大 ☆
・パキスタンでテロが拡大している。今月に入っての死者は150人を超えた。
・15日は北西部のコハートや東部ラホールで自爆テロや銃撃戦が発生。
・ペシャワールでは9、15、16日に相次いでテロが発生した。
・パキスタンのタリバン運動などが声明を発表している。
・これまでの散発テロ→各地で連動の兆候が出ている。
◆英国がアフガン増派、日本はインド洋給油停止(14日)
・ブラウン首相は500人の増派を発表した。
・他のNATO加盟国が応分の負担増に応じることなどを前提としている。
・英国の現在の派兵は9000人。増派実現なら9500人になる。
・アフガン増派は米国やNATO各国で最大級の政治問題になっている。
・日本は米国などにインド洋での給油活動を来年1月で停止すると伝達した。
◆米、2012年までに核半減(15日)
・米国は2012年までに核保有量を2001年比半減する。
・国連総会の会合で国連大使代理が表明した。
・1950年代以降で最低水準になる。
・2001年の保有は、戦略核(長距離)と戦術核(単距離)会わせ推定1万発。
・これが5000発レベルに低減する。
◆上院委員会、医療保険制度改革法可決(13日)
・米上院財政委員会は、医療保険改革法案を可決した。
・賛成14票、反対9票で、共和党からも1人が賛成票を投じた。
・法案成立に一歩前進の形。
・ただし、下院との調整や本会議通過のめどはまだついていない。
・米政治では医療保険制度とアフガン増派が最大課題。
┌─────────────────────────────
│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
├─────────────────────────────
│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
└─────────────────────────────
◎寸評:of the Week
【米企業の業績と株回復】 NYダウが約1年ぶりに1万ドルを回復した。きっかけになったのが米企業の7-9月業績。金融機関ではゴールドマンサックスやJPモルガンチェースなどが市場予測を上回る大幅増益(前年比)を記録、グーグルは最高益を更新した。IBMなどIT関連も業績回復が目立った。ただ金融でもバンク・オブ・アメリカなどが赤字。市場回復で証券関ビジネスが好調だったのに対し、個人融資など商業銀行部門はなお不振だ。世界の経済の指標といわれるGEは44%の減益だった。
ちなみに米政府が16日発表した2009会計年度(2008.10-09.9)財政赤字は1.4兆ドルの赤字で前年比3倍増、GDPの10%にあたる。先行き不透明要因ももちろん多い。
【電子書籍と中国】 フランクフルトで開催中の書籍見本市で話題2点。グーグルは電子書籍(50万冊)を来年から販売する。先行するアマゾンのキンドルに続くもので、電子書籍時代が本格化する。もうひとつは中国を主賓国として招いたこと。中国の出版事情などに関心が集まった。IT、メディアが大きく変わっている一断面だ。
◎今週の注目(2009.10.18-24)&当面の注目
・NATOの非公式国防相会議が22-23日。アフガン情勢など重要。
・ベルリンの壁崩壊20周年: 11月9日
・地球環境問題:COP15会議が12月にコペンハーゲンで。
| homepage | 最新号 | 週間カウントダウン backnumber |
column 国際ニュースを切る |
Copyright(C)2000−2009 INCD-club