国際ニュース・カウントダウン
国際ニュースを切る



◆2006年10大ニュース


 世界の主要メディアが恒例の年間10大ニュースを発表した。メディアによる違いはあるが、イラク情勢、米中間選挙のブッシュ共和党大敗、北朝鮮とイランの核問題が上位の3テーマ。これに、レバノン情勢や原油価格の急騰などが続く。
 イラク情勢は同時テロ翌年の2002年から、トップあるいはそれに準じる大ニュースにランクされる。この5年間、イラク情勢中心に世界が動いてきたことを反映している。超大国米国の政治は、そのイラク情勢と表裏一体の関係で重要ニュースであり続ける。
 日本のメディアは北朝鮮の核実験を切り離して最大級のニュースとして扱っているが、世界ではイランの核問題とセットで位置づける見方が多い。
 趨勢的な動きなのでベスト10には入りにくかったが、世界経済の好調や中国の発展の継続も、世界を眺める上では重要なニュースだ。
 主なベスト10は以下の通り。いずれも12月29日以前の発表なので、サダム・フセインの死刑執行は直接入っていないが、イラク情勢は上位にランクしている。

▼AP通信

 加盟社の編集者などに対するアンケートで選択。12月20日発表。米国内ニュースと国際ニュースを区別していない。 
 http://www.ap.org/pages/about/whatsnew/wn_122006a.html

1. IRAQ(イラク情勢)
2. U.S. ELECTION(米中間選挙でブッシュ政権与党大敗)
3. NUCLEAR STANDOFFS(北朝鮮、イランの核問題)
4. ILLEGAL IMMIGRATION(移民問題=中南米などからの不法移民規制問題)
5. SCANDALS IN CONGRESS(共和党下院議員を中心とするスキャンダ)
6. SADDAM CONVICTED(サダム・フセイン元大統領に死刑判決)
7. MIDEAST FIGHTING(レバノンでの戦闘)
7. RUMSFELD RESIGNS(ラムズフェルド国防長官の解任)
9. AIRLINER PLOT(テロ防止で航空機への持ち込みなど予防策強化)
10. DISASTER IN DARFUR(スーダン・ダルフール情勢)


▼共同通信社

1. 北朝鮮が地下核実験、国連が制裁
2. 米中間選挙で共和党敗北、国防長官更迭
3. イラク内戦状態、元大統領の死刑執行
4. 原油価格高騰、1時78ドルに
5. ジャワ島で大地震
6. イスラエルがレバノン侵攻
7. イランが核開発継続、欧米と対立続く
8. サッカーW杯、イタリア優勝
9. 冥王星を惑星から格下げ
10. タイでクーデター、首相亡命


▼時事通信社

1. 北朝鮮が核実験、ミサイルも発射
2. 米中間選挙で民主党大勝
3. イラクでテロ激化、内戦の危機に
4. 原油価格、一時1バレル=78ドル台
5. ジャワ島で地震、死者5700人
6. 冥王星、太陽系惑星から降格
7. 中国経済が高成長、外貨準備高は世界一に
8. 米国防長官更迭、イラク政策見直しへ
9. イスラエル軍、レバノン南部に侵攻
10. イラン核問題、安保理付託で緊張高まる


(2006.12.31)