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◆オバマと経済危機:2009年半年の動き


 2009年も半年が経過した。この間の世界の重大な動きといえば、米オバマ政権の発足と経済危機の推移だろう。

 オバマ政権は経済危機への対応に追われる一方、外交面ではイラクからの撤退方針、アフガンの兵力増強、グアンタナモ捕虜収容所の閉鎖決定、イスラム社会との対話促進、核軍軍縮への前向きな取り組みなど、新路線を打ち出した。環境政策への積極的な取り組みでもブッシュ時代から大きく方向転換した。

 その成果はまだ評価できる段階ではないが、オバマ大統領は依然、「世界の楽観主義の希望」であり続けている。

 経済は昨年後半に金融危機に続き、今年前半にはGM、クライスラーが破綻した。2009年の世界経済は戦後初めてマイナス成長になり、先進国のGDPは5%近く減りそう。

 しかし、年初のように毎週、経済悪化のニュースが週刊トップ5のニュースに登場するような状況は変わりつつある。経済悪化には歯止め感が出て来た。もちろん今後、金融危機再燃などがいつあってもおかしくないが、張り詰めた空気は多少緩んだ感じがする。


20090705