国際ニュース・カウントダウン
◎国際ニュース・週間カウントダウン: 2009年11月8-14日
◆ベルリンの壁崩壊20年(9日)☆
・1989年11月9日のベルリンの壁崩壊から20年が過ぎた。
・ドイツ政府など主催の記念式典が開かれ、各国首脳らが参加した。
・旧東欧の大半は2007年までにEUに加盟。欧州分断は制度的には解消した。
・安保は東西対立→旧ユーゴなど民族紛争→テロの時代に推移している。
・10周年時は東独統合負担、旧ユーゴ紛争など問題を抱え、式典も控え目だった。
・それに比べると今回は壁崩壊を改めて評価し、歴史的位置づけも配慮し始めた。
・サルコジ仏大統領は、欧州の連帯を改めて呼びかけた。
(→国際ニュースを切る:「ベルリンの壁崩壊20年の世界」)
◆中国の自動車販売が世界1に(9日)☆
・自動車業界は1-10月の新車台数が前年比38%増の1089万台と発表した。
・100万代超えは初めて。
・通年で米国を抜いて世界1になるのは確実になった。
◆米下院が医療保険改革法案可決(7日)☆
・下院本会議は改革法案を220対215で可決した。
・新たな公的保険を創設。現在400万人以上の無保険者を大幅に削減する内容。
・上院との調整を本格化させる。
・本会議通過は法案成立に向けた重要に一歩。
・ただ与党民主党から39人が反対。なお反対意見の根強さをうかがわせた。
・医療保険制度はオバマ政権が内政の最重要課題に位置付けている。
◆ロシア大統領年次演説、経済改革協調(12日)
・メドベージェフ大統領が年次教書演説をした。
・経済の現状に危機感を表明。国営企業の民営化など改革推進を強調した。
・特に汚職体質の国策会社改革を力説した。
・プーチン路線の軌道修正を示したと受け止められる。
・ただ実現には、既得権者の保守派の抵抗が根強く、改革の行方は不透明だ。
・外交問題にはほとんど触れなかった。
・ロシア経済は資源依存も響き、世界金融危機後大幅なマイナス成長となった。
◆ユーロ圏の7-9月GDP、6四半期ぶりプラス(13日)
・ユーロ圏16カ国のGDPは前期比年率1.6%のプラスになった。
・6四半期ぶりのプラス成長。
・独と仏は2期連続のプラス成長。
・景気底入れが数字面でも表れた格好。ただし欧州経済の先行懸念は払拭されない。
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│INCDの採点
│ ☆☆☆ 世紀の大ニュース
│ ☆☆ 世界史の年表に載るようなニュース
│ ☆ 国際情勢を理解するのに知っていた方がいいニュース新大統領
│ 無印 興味のある方は。知らなくても困ることはないでしょう
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│プラスアルファ
│ (世)日本ではあまり報道していないけれど、世界では注目
│ (日)騒いでいるのは日本だけ
│ (^^)くだらないけど面白い。面白いけどくだらない
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◎寸評:of the Week
【経済の新たな動き】 金融危機後、内部固めに傾斜していた経済が、新たな成長に向けて色々動き出した。
米クラフトフーズは9日、英キャドバリーに対する敵対買収提案をした。従来の友好提案では埒が明かないと判断した。買収額は98億ポンド。国際的M&Aが再び動き出した一例だ。
英BAとイベリア航空は12日、2010年末に経営統合することで基本合意した。欧州2位、世界5位のグループになる。世界不況をきっかけに航空再編は新たな段階を迎えているが、その一環だ。
金融市場では、業務を縮小していたヘッジファンドなどファンドの動きが活発になってきた。米ウォール街では金融の専門知識を持つ人材への重要が復活。世間の批判をよそに、報酬は急上昇している。
世界経済は底打ち傾向にある一方で、金融危機の再燃など懸念含み。先行きはなお不透明だ。そうした中で、次のビジネスチャンスを求めた業界再編や資金の新しい動きが、水面下から面上に浮上してきた。
◎今週の注目(2009.11.15-21)&当面の注目
・APEC首脳会議が14-15日にシンガポールで開催中。世界や地域経済、WTOなど貿易、地域安保などがテーマだが、オバマ米大統領がアジア政策でどんなメッセージを出すかが最も注目に値する。出席に先立ち大統領は14日午前、東京で講演しアジア・太平洋地域へのコミットメントを強調した。
・オバマ大統領はAPECの合間に米ロ首脳会談を実施。会議後は中国、韓国を訪問する。中でも中国訪問は世界の注目。「米中G2」という言葉もしばしば使われるようになった中で、どんな内容になるのか。
・EUが19日に臨時首脳会議を開催する。リスボン条約発効で誕生する、EU首脳会議常設議長(EU大統領)を選任する予定。EU統合史にとっても重要な節目になる。
・地球環境問題:COP15会議が12月にコペンハーゲンで。
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