このドラマを観始めたのは第5話くらいからだったので、
実はあまりよく知らないというのが実情です。
ただ、色んな意味で凄かったというのは事実です。
そもそも私がこのドラマを観始めたのも、「すごいドラマがある」という噂を
聞いたからでした。
まあ、ぶっちゃけた話、同性愛者、すなわちホモの話なんですが、
これがすごいのなんの…。
いや、最初は軽い気持ちで観てたんですね。
その問題のシーンになったら、笑ってやろうとか不謹慎な考えの元で…。
それがいざ観てみてると、これが笑えないっす。
だって、高島政宏や西村和彦がマジでやってるんですから。すごすぎです。
しかし、役者としては見上げた根性ですが、ここまでやって彼らになにか
メリットはあったんでしょうか?と言うより、誰をターゲットにしてたわけ?
ここが不思議でなりません。
出演者はおろか、製作者側、視聴者にしてみても、
いったい誰が得するんや?というのがこの作品最大の謎でした。
もっとも、これを見て喜ぶ方々も間違いなくいたことでしょう。
しかし、あくまで少数派にすぎないはずです。
どう考えても、大衆ウケするドラマとは思えないのです。
まあ確かに、ボロクソに批判されたり、PTAから抗議がひっきりなしにくる一方
で、同性愛者の実態をリアルに描いている点を評価されていたのも事実です。
とは言え、それを考慮してもやっぱりマイナス面が大きかったように思えます。
もっとも、こんなこと私に言われるのは余計なお世話でしょうけどね(笑)。
まっ、そんなわけで、設定からすごかったわけですが、キャスティングもこれまたすごいのかどうかよく分からんほど独特でした。
先ほども述べたように、高嶋政宏や西村和彦のような濃い男優陣に加えて、
若手の男優に山口達也、国分太一を起用していますが、例によってこの2人も
ホモです(笑)。
しかも、山口達也の方はこれがドラマ発出演だというから驚きです。
って言うか、なんで2人ともこんな役引き受けたんだ?と今なら首をかしげるこの
キャスティングも、当時はまだジャニーズの天下ではなく、SMAPがようやく売れてきた頃だったため、TOKIOが売れるという保証もなく、仕事を選んでいる余裕すらなかったのでしょう。
女々しい受け手側のホモの国分に、放送コードひっかかりまくりの発言をしていた過激なバイセクシャル(男、女両方いけること)、山口…。
今にして思えばかなり貴重な映像です。
当の本人達も今ごろ「しまった〜。やらなきゃ良かった」とか思ってるのではないでしょうか?
ビデオがリリースされていない事が彼らにとって不幸中の幸いかもしれませんが、
一視聴者としては少し残念です。
まあ、あまり観たいとも思えないんですけどね(笑)。
とまあ、なんとも男くさいドラマだったため、女優の方はからっきし目立たなかったわけですが、出演されていたのは斉藤ゆきに田中美奈子という、確かにあまりインパクトがないキャスティングでした。
しかしながら、田中美奈子がホモである高嶋を拒絶すると言うノーマルなリアクションに対し、斉藤ゆきの方はすべてを受け入れ、許すという、実はこの人が一番凄いんじゃないか?と思わせる菩薩のような役柄でした。
さすが元初代スケ番刑事!スケールがでかいぜ!
等とアホなことを考えつつも、ラストではそのドラマの役ではなく、斉藤ゆきとして視聴者にメッセージを投げかけたのがなんとも印象深かったです。
以上のように、このドラマがいかに凄いものかお分かりいただけたかと思いますが、前述したように、人気がなかったためか、それとも内容に問題がありすぎたためか、未だにビデオシリーズもリリースされていませんし、再放送もまだ一度もされていません。
それゆえ、今となっては、当時リアルタイムで見逃してしまった人は観ることが
できないのです。
願わくば、再放送もしくはビデオやDVDをリリースして、この作品が広く知れ渡ることを切に祈る次第であります。
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