1.ドラゴンボールについての考察


 今更これについては何の説明もいらないでしょう。
日本人ならば知っていて当然!知らない奴は非国民。
と言ってもいいくらい有名な人気マンガです。スーパーサイヤ人という概念は、他のマンガ等にも多大な影響を与えました。
すなわち、
スーパー化現象。ほんのちょっとの、どうでも良いくらいの他愛もない変化やパワーアップにも、やたらとスーパーをつける風習。
セーラームーンスーパーしかり、スーパードッジ(普通のドッジボールとスーパードッジってどう違うの?)しかり、スーパータイムしかり(これは違うだろ)。
…まあ、別に非難するつもりもないが、スーパーとつけるほどのことか?と内心つっこみを入れていたことを今でも鮮明に覚えています。 
 とまあ、これほどの大ヒットマンガではあるのだが、ストーリーは単純明快。
強い奴を倒す!するとまたさらに強い奴が現れる。それをまた倒す…。
要はこれの繰り返しなのだが、単純にして解りやすい設定だったからこそ、万人に受け入れられたのでしょう。
私もフリーザ編の後、「まだ続くのかよ」と半ばうんざりしていたのに、気付いたら読んでいるという有様。ワンパターンでマンネリ化していながらも読者を読ませてしまうというのは、やはりすごいことです。ですが、ラストの魔人ブウ編はストーリーが破綻していたのではないでしょうか?
解せないことが数多くありました。それを下記にまとめてみます

 

 

1.ドラゴンボールで生き返るのは1人1回のみ。

 まず、これが大前提だったはずです。
だからこそ、悟空もセルゲームで死亡した後はあの世に居座ってた訳だし…
ところが、魔人ブウ編ときたら、ピッコロ達の考えは非人道的であり浅はかだったのではないでしょうか?
「破壊された地球や死んだ人間はドラゴンボールで復活できる」
そう言い聞かせて次々と殺されていく地球人を見て見ぬふりをしていたのですが…
ちょっと待て!この大前提をよもや忘れていたのではないだろうな。
前回のセル編で、すでに地球人は半数以上が殺されていたではないか!
例え魔人ブウを倒し、ドラゴンボールで地球人を復活させようとしても、半数は生き返らないのではないのか?ピッコロやデンデはそのことに気付いていなかったのだろうか?
   

2.ナメック星のドラゴンボールってそんなに強力だったっけ?

 魔人ブウにより地球は消滅してしまった。
そこで、ナメック星のドラゴンボールで地球と地球人の復活を試みるのだが…
そんなことできるの?確かナメック星は大昔に異常気象で絶滅寸前まで追いやられたんでしょ?
そしてそれはドラゴンボールを持ってしても防ぐことはできなかった。
なのに、どうして消滅した地球を再生することなどできるのか?
今の最長老が前の最長老より凄いとはとても思えないのだが…
でも、なにはともあれ、1の疑問はこれで解決したわけです。
ナメック星のドラゴンボールでは死んだ人間を何度でも生き返らせることができるのだから。
いきあたりばったり的なストーリーだと思っていたが、最初からここまで計算しつくしていたとしたら……鳥山明先生恐るべし!

 

3.ナメック星人って界王より凄いの?

 界王様って一体なんなんでしょう?
当初宇宙一偉い等と言ってた割には、他にも3人の界王がいたわけだし、その上に大界王がいて、さらにその上に界王神がいて、さらにその上に大界王神がいるという組織図…
へたれやん。おまけに、今までに界王神に会ったこともないときている。

「わしでさえ会ったこともないのに。ひええ」
等と言ってたのに、ナメック星人ときたら、「これはこれは界王神さまもようこそいらっしゃいました」と顔見知りみたいなことを言っている。
うーむ、しかし大界王神がナメック星人にドラゴンボールの使用許可を与えたのは遙か昔の事のはず。界王神は大界王神のことを知らなかったわけだから、ものすごく遠い昔のことなのだろう。だけど、ナメック星人がすぐに気付いたのはなぜ?
@寿命がものすごく長かったので知っていた 
A気でなんとなく感じ取った 
まあ、いずれにせよ、これでは界王の立場はないですね。
しかし、これほどの強力なコネがあったのならば、なぜフリーザが攻めてきた時に助けを呼ばなかったのでしょうか?界王も悟空にフリーザには手を出すなと口うるさく言ってたし……
もしかして、これは界王の嫉妬だったのでは?
って、そんなわけないか。

 

4.魔人ブウ編は某アニメのパクリ?

 主役交代。誰もがそう思っていたのではないでしょうか?
すなわち、死んだ悟空に変わり、悟飯が新たな主人公になったと……
ところが、その悟飯もいまいち目立たない。おまけに悟空はあの世から帰ってくるという始末。
それでも、多くの読者は思ったのではないだろうか?
どうせ最後は悟飯がキメるのだろうと。
実際悟空がブウとの戦いから身を引き、あの世に帰っていくところは感動した。
死んだ人間が解決するよりも、今を生きている若い世代ががんばって解決した方がいいという考えに。さすが悟空。器がでけえぜ。私は感服していたのだ。
なのに!なのに!なのに!なにあの結末。結局悟空が倒してるじゃん。
悟天とトランクスのフュージョンの猛特訓、悟飯のパワーアップあれはなんだったの?
こんな話あるかよ!そう思ったが、一瞬ある疑惑が頭をよぎる。
この展開…どこかで…?まさか…パクリ……。
そう、このストーリー展開はあるアニメにそっくりなのだ。
それは知る人ぞ知る千古不滅の日米合作アニメ。その名も
『トランスフォーマー』。
簡単にこのアニメについて説明すると、セイバートロン星に住む超ロボット生命体トランスフォーマーは正義を愛するサイバトロンと破壊と殺戮を好む悪のデストロン軍団に分かれて激しい戦いを繰り広げていた。その過程でセイバートロン星のエネルギーは枯渇し、彼らはエネルギーを求め、地球にたどり着き、戦いの舞台は地球に、そして広大な銀河系へと広がっていくのだった。
とまあ、こんな感じのストーリーです。
数多い魅力的なキャラクターとアメリカンテイストあふれるストーリー展開に魅了された人も多いのではないでしょうか。
だが、ある日ショッキングなニュースが流れました。
なんと、サイバトロンのリーダーコンボイ司令官が死ぬと言うではありませんか。
そして、新シリーズに突入すると……えー、コンボイって主人公じゃなかったの?
そう思った人は数多いことでしょう。私もそうでした。
まあ、ロボットとは言え、彼らも一生命体に過ぎません。
命有るものはいつか死ぬ運命にあるのです。
コンボイ司令官の死は私に命の尊さを教えてくれました。
なのに!なのに!なのに!その新シリーズ
『トランスフォーマー2010』のラスト残り2話でなんと奇跡の復活を遂げるではありませんか! 
おまけに、そのまま宇宙の危機を救ってしまうのです。
そして、結局は司令官の座に返り咲き。嬉しいやら悲しいやら。
私の心境はとても複雑でした。
 …うーん、今考えるとドラゴンボールにくりそつ。これは偶然なのだろうか。
それとも鳥山明先生がパクリとは言わないまでも、無意識に影響を受けた結果なのだろうか?真相はいかに?(まあ前者の方が正しいよな)


戻る