スクライドの感想


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2001/12/26(水)
 第26話 夢
 そう来ましたか!まさか、EDの『Drastic my soul』をOPに持ってくるとは。けど、不思議とマッチしていました。アニメーションも今までの総集編みたいな感じでグッド。そして、肝心の本編はと言うと…。

 な、なんですかあ。あれは。終始どつき合い。辺りの地形が変わったり、宇宙まで飛んでいったり、ドラゴンボール顔負けです。しかも、アルターでの決着がつかないと今度は肉弾戦。これがまたすごい!こちらもグラップラー刃牙顔負けでした。アイアンクローに、マウントポジション取ったり、砂を目つぶしに使ったり、貫き手喰らわせたり、頭突きしたり…etc。なにより、劉鳳の蹴り足ハサミ殺しがすごい!あんな高等技術を実戦で使うとは。彼の武術は空手だったんですね。けど、そんな劉鳳になんの格闘技の下地もないカズマが互角に渡り合ってるのがすごい。前回試合みたいなものと言いましたが、大間違いでした。これは試合ではなく、死合。武士の果たし合いみたいなものです。あの2人が爽やかな戦いをするはずもないではありませんか。いささか考えが甘かった。にしても、やりすぎ!なにもあそこまで意地にならなくても。青学テニス部の連中以上の負けず嫌い、いや、そんな生やさしいものではありません。端から見れば、喧嘩どころか殺し合いです。前半は互いの力を認め合いながらの良い戦いだったのに、どこで道を誤って、こうなったのか。あれでは、観戦していたロストグラウンドの人々もひきますよ(笑)。でも、あの場面だけ、イーリャンの判断でカットされてたりして(笑)。

 そして、イーリャンと瓜核。良いですなあ。瓜核はさすがと言うべきか。あの2人の性格、男の生き様をよく理解しています。イーリャンもあの2人の戦いをロストグラウンド全土に中継するなど、イキなことをしてくれました。彼も最初の頃に比べるとずいぶんたくましくなりましたね。今まで数々の戦いを見てきた彼だけど、彼の中でくすぶっているものがあったのでしょうか。やっぱり彼も男だったということでしょう。そうです!あれを見てなんとも思わない奴は男ではありません。確かにやってることは褒められたことではないかもしれない。賛否両論あるかもしれない。けど、あそこまでやれるというのはすごい。イーリャンのセリフではありませんが、とても真似できません。そして、なんだか羨ましい。心底そう思いました。私も彼らのように違った形で自分の信念を貫き通して生きていきたいものです。

 カズマと劉鳳の夢。それは何の変哲もないささやかな日常でした。2人が出会わなければ実現していたかもしれない夢。永久に続いたであろう現実。だが、それは今となっては決して手に入れることの出来ない儚い夢。戻ることの出来ない過去。だから2人は戦います。前に進むために。今より上を目指すために。
……なんだか泣けてきます。かなみちゃんがこれを理解していたのかどうかは分かりませんが、2人の戦いに意味があると分かっていたのはすごい。やっぱり強い女性です。一方水守さんは「ばかげてる」と批判的。まあ、これが一般的な女性の見解でしょうね。男なら多少なりとも彼らの気持ちが分かるはずなんですが……。実際、女性ファンはこの2人の戦いをどう感じたのか?興味があります。

 クーガーさんが生きていた!と思ったら、死んだ?そりゃあないぜ!黒田さん!と弱気な考えは捨てましょう。そう、あれは眠っただけです。来るべき本土との最終決戦の日に備えて。いくらカズマと劉鳳が強くとも、個人の力だけでは組織には勝てません(って、なんかのマンガで言ってたような気がする)。なんの考えもなしに突っ走る2人のストッパーとして彼の存在は必要不可欠です。だからこそ、彼らはよく頑張っちゃいるが、クーガーよりは下なんです(笑)。そう、彼は眠っただけ。戦士の休息ってヤツです。いつの日か、再びひょっこり現れてはおいしいとこを持っていくことでしょう。今はゆっくりと休んでいて下さい。今までお疲れさまでした。

 で、どっちが勝ったんでしょう?あれでは分かりませんね。視聴者の想像にお任せってことなんでしょう。私としては、あの拳を握る仕草がカズマっぽいので、カズマだと思うのですが、よく考えるとあの2人の言動似てますからねえ。「卑怯だったかな」「底が見えるぜ」等セリフパクッたりもしてますし(笑)。案外あの仕草はフェイントで、勝者は実は劉鳳だったのかも。うーん、どっちなんだろ?分からん。まっ、どっちにしろ2人とも生きていて良かったです。けど、最後のシーン、何年後かは知らないが、やってることが全然変わってないってのもなんだかなあ……。特にカズマ。喧嘩だァ!とかまだ言ってたし(笑)。でもまあ、ドラゴンボールみたいに、あの2人がいれば、この先どんな危機が訪れてもなんとかなるってことでしょうね。ロストグラウンドの未来は明るい……のかな?

 最後に……
ついに終わってしまいました。見終わった後、やっぱり燃え尽きてしまいました。これほど観ていて熱くなるアニメは初めてでしたからね。感慨深いものがあります。DVDも出てることだし、もう一度第一話から見直してみようと思う今日この頃です。なにか新たな発見があるかも。

 

2001/12/19(水)
 第25話 ネイティブ
 あすか君いまさら登場。って、遅すぎ!あんたが最初から来てれば、シェリスも死なないで済んだかもしれないのに!と、やり場のない怒りをあすか君にぶつけたくもなります。なにしろ、シェリスやクーガーのことについて一言も触れないんですから。
せめて、悲しむとかそういう素振りを見せてくれよ、と思わずにはいられませんでした。にしても、エタニティ・エイトはつくづく便利な能力ですねえ。さすが、
縦横無尽、変幻自在、絶対無敵と言うだけのことはあります。もっとも、絶対無敵ってのは明らかに間違ってはいるけど(笑)。そして、前回医者に転職か?と思い、先生とか呼んでたのに、また社長に戻っていました。色々と忙しい方だ。

 カズマと劉鳳、派手に暴れております。確かに、今やこの2人を止められる奴ってのはいないでしょうな。そのためか、本土側もいささか弱すぎるという気がしないでもありません。ジグマール隊長もなにをそんなに恐れていたのか、理解に苦しみます。あの程度ではホーリーでも十分対応出来たのではと思ってしまいます。もっとも、あれが本土の全ての戦力ではないのでしょうが、もうちょっと本土の恐ろしさを描いて欲しい気もしました。それに、瓜核が参戦しなかったのも残念。彼がまともに戦ってるシーンというのは意外に少なかったからねえ。もう、彼の戦う姿も観れないのかと思うと、寂しいです。

 そして、今明かされる、漢(おとこ)瓜核の大いなる野望。それは、ロストグラウンドをスイカで埋め尽くすことだった。果たして、イーリャンは阻止することが出来るのか?と思いきや、ちゃっかり手伝っております(笑)。どういう心境の変化でしょうか?でも、前回の予告で見た限りでは、まったくやる気なさそうに見えたのに、実際には今までにないほど生き生きとした表情をしていました。ジグマール隊長も天国で喜んでいることでしょう。それとも、本人が言ってたように地獄に堕ちたんでしょうか?いずれにせよ、瓜核とイーリャン、今後も絶妙のコンビでロストグラウンドを復興に導いて下さい。

 水守さん、ついに告白。けど、劉鳳はそれを受け入れません。シェリスの死が相当こたえている模様。無理もありませんね。この2人がくっつくには、まだまだ時間がかかりそうです。けど、水守さん。シェリスとクーガーがいなくなって、すぐに告白するってのは、あんまりではないですか?それに、素朴なつっこみですけど、なんですか?あの授業は。算数と国語を同時に行うとは、さすが本土の天才は違うといったところでしょうか。関係ないですけど、『ついでにとんちんかん』というマンガのぬけさく先生の授業を思い出しました。「応仁の乱を因数分解して、そこにハ行四段活用と二酸化マンガンを加え……」っていうのを(古すぎ)。まさか、そんなハチャメチャな授業を行っているのではないでしょうね(笑)。だとしたらおもしろすぎます。今後はぜひ、路線変更してギャグ道を歩んで下さい。

 それにしても、イーリャンのそっくりさん2人はどこへ行ったんでしょう?水守さんの授業を受けてたりして(笑)。

 そしてこれが肝心!そうです。クーガーさんが出てないんです。ほんとに前回で最後だったんだろうか?もう、出てこないんでしょうか?だとしたら、悲しいです。前回も述べたように、せめて存在が確認できるシーンを見せてもらいたいものです。車に駐禁の張り紙がしてあるとか(笑)。さらに、欲を言うならば、やっぱり出てきて欲しい。単身本土に乗り込み、本土のお偉いさん達を一蹴するとか、そういうおいしい展開を希望!私の願い、サンライズに届け〜!(笑)

 キャミー、まさかの再登場。あすか君も目をウルウルさせて再会を喜んでいます。でも、キャミーさん。あすか君の会社が軌道に乗りだしてきた頃に、出てくるなんてしたたかな女性ですねえ(笑)。でも、あすか君も喜んでることだし、幸せになって下さい……とは素直に言えないな。やっぱり上記のことがあるからね(苦笑)。

 かなみちゃん、元気に頑張っています。しかし、堂々と居眠りしてるってのはどうかと思いますよ(笑)。けど、おばさん達はそれを微笑ましく見守っています。羨ましいですねえ。私なんか、授業中寝てたら、即起こされてたものです。それで、「目を閉じてただけです」と反逆してましたけど(笑)。まあ、そんなことはどうでも良いとして、いつの間にやらアルター能力を使いこなしています。カズマ君、これではもう嘘つけないですね。もっとも、騙せるような嘘をつけるとも思えませんけど。しかし、まだ8歳なのに、「ああ、私はもう何も言えません。でも涙はあふれてしまいます。涙は流れてしまいます」なんて、すごいセリフ。そして、カズマの気持ちを察し、止めないところがまたすごい。劉鳳を引き留める水守さんとは違いますねえ。やっぱり、かなみちゃんは強い女性です。今後もたくましく生きて欲しいものです。

 そして、次回はついに最終回。カズマVS劉鳳、宿命の対決。いいですねえ。こういう展開。最後にライバル同志が雌雄を決する。ゾクゾクします。しかも、前回と違って、今度はお互いに憎み合うのではなく、互いを認めながらの勝負、そう、言うならばこれは試合みたいなものです。互いに悔いの残らないように頑張れ、と言いたいところだが、また再隆起とかさせないでしょうね(笑)。ここで、再隆起なんかさせようものなら、今度こそロストグラウンドの人々は立ち直れないでしょう。でも、実際、ロストグラウンドの人々が、再隆起したのも本土からの援助を受けれなくなったのもこの2人のせいだと知ったらどうなるんでしょうか?本土が次に打ってくる手はこういうところかもしれません。そう考えれば、スクライドという物語はまだまだ続けることもできるのでしょうけど、全てにおいてあえて決着はつけず、これから先も様々な苦難が待ち受けているけど、ロストグラウンドに住む人々がそれぞれ自分の信念に従い、前に進んでいく、という感じで締めくくるんでしょうね。
ということは、劉鳳とカズマの戦いも決着はつかないかもしれません。て言うか、ついて欲しくない気もします。あの2人には、今後も良きライバルでい続け、本土と戦いながらも、時には決着をつけるためド派手なケンカをやらかす…。そんな日常を送ってもらいたいものです。ただ心配なのは、2人とも死んでしまわないか?ということです。『リングにかけろ』の剣崎とリュウジみたいに。そもそも、向こう側の力を使いすぎると死んでしまうというリスクがありましたからねえ。最近色々あったんで忘れかけていました。まあ、いくらなんでもそんなことにはならないでしょうけど、やっぱりちょっと不安な今日この頃です。

 最後に……
NEWTYPEによると、最終回はOPとEDが変わるとのこと。サントラ2にあった「旅立ちの鐘が鳴る」と「Discovery」がくるんでしょうか?でも、「Discovery」は今回の挿入歌でしたからねえ。どうなんでしょう?EDは歌詞の内容からして、「旅立ちの鐘が鳴る」が相応しい気がするんですけど、こちらもどうなんでしょう?いずれにせよ楽しみです。刮目して観よう!

 

2001/12/12(水)
 第24話 拳
 あっ、カズマが泣いてる。前回「おまえは今泣いていい」と言ったのは、劉鳳にもそうだけど、自分自身に言っていたのかも。劉鳳が泣いている内にどさくさ紛れに自分も泣いとこうと思ったわけですね?と言うのは言いすぎでしょうか?

 ああっ、やっぱりOPのシェリスがセピア色に。分かっていたとは言え、悲しい。もう彼女はいないんですねえ。残り後2話。回想シーンでもいいから見てみたい。

 瓜核怒る!しかし、泣かず。瓜核!あんたのシェリスに対する想いはそんなものだったのか!って、別に泣いた方が悲しみが深いってものでもないからねえ。男なら泣きたくても、ぐっと堪えることも必要。そういう意味でも瓜核は漢(おとこ)なのでしょう。そしてイーリャン、なぜだかとっても冷静。父親の死に直面し、同僚の死を知りながらもここまで冷静な判断を下せるとは、さすが老練なるジグマール隊長の息子(笑)。それとも、ただ単に冷めてるだけなのか?そして水守さん。劉鳳の時はあんなに取り乱していたのに、シェリス、クーガー2人分でもあんなものですか?確かに悲しんで泣いていたけど、無常風に言うならば、まだ足りません。
今回はこの3人特に何もしなかったですねえ。活躍が観れずに残念無念また来週〜って感じでした。って言うか、残り2話で活躍の場なんてあるのか?農業や学校の先生やってる場合じゃないですぞ!(予告のシーンより)

 カズマ、かなみちゃんが人質でもやることはいっしょ。大したものです。普通のアニメならこんな場面では、例え人質が「私に構わず戦って」とか言っても苦悩するところだけど、そんな素振りを微塵も見せないところがすごい!そして、今回の彼のセリフもまたすごい!「意地があんだよ!男の子にはなあ!」思わず笑ってしまいました。彼の口から男の子なんて言葉が出ようとは。けど彼はまだ16歳ですよね。この歳の男子を男の子と言ってよいものかどうか判断に苦しみます。

 劉鳳、聖闘士化。けど、「なにもいらない」と言ってシェリスの髪飾りをアルター化させるってのは、少し抵抗がありました。シェリスの遺品をそんなことに使うな!大事にずっと持ってろ!むしろ、おまえが身につけとけ!とか思ったりしました(笑)。
しかし、なんだかんだ言って、逃がしてやるとは器がでかい。ホーリーもなくなってしまった今、これから先、劉家の当主としてロストグラウンドを引っ張っていってもらいたいものです。

 そして、やはりカズマのシェルブリッドもヴァージョンアップ。けど、かっちょわり〜。劉鳳が聖闘士星矢ならカズマはサムライトルーパーか。ガオガイガーとも言われてるけど、こちらはほとんど知らないのでなんとも言えない。まあ、そんなことはおいといて、強かったですねえ。劉鳳と戦ったらどうなるんでしょ?

 クーガー、やっぱり生きていた。しかも、おいしすぎ!まずは水守達を救い、次にかなみちゃんとイーリャンのそっくりさん2人を担ぎ上げ、「オレは誰よりも速く走れる男だぜ」とかっこよくキメています。そして、いつものボケも忘れてはいません。
カズヤだよ。シェルブリッドのカズヤ、いや、間違ってるぞ、あんた。とだ〜れもつっこまないので、思わずテレビ画面に向かってつっこみました(笑)。無常がつっこまなかったのは、もはやそんな余裕はなかったのだとして、カズマはうんざりしていたのかも。しかし、「最後まで名前間違えやがって」とぼやいてましたね。それに「じゃあな、兄貴」という言葉には、彼のクーガーに対する畏敬の念が込められていたように思えます。血がつながってるというわけではないのでしょうが、それだけ彼を慕っていたことがあの短い一言から感じられました。それにしても、最後というのは悲しいです。彼の寿命は後どれくらいなのでしょうか?と言うより、残り2話に出てくるのかどうかも気になります。次回いきなり死んでたりしないでしょうね。何ヶ月か経過した後で、みんなが墓参りしているとか。そんな展開は絶対にして欲しくないです。けど、予告にも彼の姿はなかったからなあ。やっぱ少し不安。せめて、『無限のリヴァイアス』のエアーズ・ブルーみたいに出てこないけど、存在は確認できるっていうのを希望。

 無常敗北。無様な敗北は期待していたけど、あそこまでやるとは…。なんかあっけないような気もしたけど、結果的には大満足。しかし、今時珍しいほどの悪役でしたね。最近のマンガ・アニメの悪役は、悪事を行っているものの、そこにはなんらかの理想・信念があり、やってることは悪だけど、必ずしも間違っているとも言えないというような、考えさせられるものがあるというのに、無常ときたら、ただ、自分の欲望を満たすために行動していただけで、そこには信念も理想も何も感じられませんでした。悪役としては小物ですね。ジグマール隊長の方が遙かに器が大きかったと思います。まあ、ジグマール隊長の悪役ぶりはマンガ版の方で堪能させてもらうとして、無常には…、取り敢えず、成仏して下さいとでも言っておきましょう。

 そして、残すところ後2話。予告を見る限りでは本土との交戦になりそうな気配。本土との確執は解決するのか?決着はつくのか?それとも、本土との戦いがこれからも続くということを示唆して終わるのか?そして、カズマと劉鳳はどうなるのか?最近練り込みすぎとも言える怒濤の展開を見せているので、後2話しかないというのに、予想もつきません。
と言うわけで、残すところ後2話(しつこい)。心して観よう!

 

2001/12/5(水)
 第23話 シェリス・アジャーニ
 ………。言葉が出ません。今回は特に見所がたくさんあったというのに…。
シェリス・アジャーニ。彼女の存在の大きさが失ってみて初めて分かりました。いつからでしょう?彼女に惹かれ始めたのは…。当初は生意気そうな女の子だと思っていたのに、それが間違いだと気付くのにそう時間はかからず、気付けば、劉鳳を一途に想う、健気な彼女を応援せずにはいられなくなっていました。たけど、その彼女があんなことになろうとは…。ほんとに悲しいです。
しかし、同情はしねえ。してる暇もねえ。とゆーのは、ちょっと違いますが、こうなることは彼女自身が望んでやったことです。それを我々がとやかく言うのは筋違いです。カズマが
「人のことを勝手に決めつけんじゃねえ」と言っていたように、可愛そうだとか、不幸だとか言うのは、彼女の行為を愚弄することに他なりません。そしてなにより、彼女は決して死んでしまったわけではなく、劉鳳と共に、そして我々の心の中で生き続けているのですから。
 ゆえに!以下、いつもどおりのテンションで感想を述べます。シェリスがあんなことになったのに、不謹慎だ!と思われる方もいらっしゃると思いますが、私もほんとに悲しいんです。カラ元気も元気の内……ということでご了承下さい。

 オープニングのジグマール隊長が瓜核とイーリャンに……。彼らが隊長の遺志を引き継いだということでしょうか。今回、彼らは重要な役割を水守と共に果たしました。残り後3話ですが、彼らの活躍の余地はまだまだ残っているとみていいと思います。そもそも、あの2人の存在に無常も気付いていないようですから。不意打ちでもなんでもいいから、無常に一撃を喰らわせて欲しいところです。うなれ!瓜核ダイナマイト!そのネーミング、そのアルター能力にはさすがの無常も吸収する気すら失せるでしょう(笑)。イーリャンみたく「いらない」とか言ったりして(笑)。
 そして無常と言えば、今回かなりむかつきました。クーガーさんをあんな目にあわせた上に、「遅すぎです」だとぉ〜。おまえが速い訳じゃないだろ!「速いけど私には見えます」とか、そういう風に言い変えろ!しかも、全部おまえの力じゃないだろ!たまには自分の力で勝負したらどうだ!この蛇ヤロー。
しかし、クーガーさんに言われてムッとしてましたね。やはり自分でも気にしていたようです。それに、いくら余裕ぶっていても、制御システムを無防備にしているところなんかマヌケですねえ。なんの苦もなく破壊されているではないですか。力を得ても、思考が読めても、これでは宝の持ち腐れですなあ。せいぜい、詰めの甘さを悔やみながら、カズマ、劉鳳にボコボコにされて欲しいものです。

 今回、シェリスの衝撃が大きかった為か、その影に隠れがちになってしまったクーガーさんの勇士。結果は敗れたとは言え、漢の生き様見せてもらいました。そして、今回も驚愕の事実が発覚しました。衝撃のファーストブリッドはやはり彼の技だったということ。放った後の回る仕草までカズマにそっくりです。次に、やっぱりみのりさんとはわざと言ってたらしいこと。水守さんも思わず条件反射で否定していたところがおもしろかったです。そして、なんと!ほんとに体がボロボロだったということ。しかも、まさか余命幾ばくもなかったとは……。そんな体で水守の為に、叶わぬ恋だと分かっていながら命を賭けるとは、やっぱりすごいです。なかなか出来ることではありません。しかし、そんな彼も無常に敗れ去ってしまいました。果たして彼は生きているのか?非常に気になります。死んでないと思いたいのだけど、オープニングのシェリスとのツーショットを今になって考えれば不吉度120%です。結果は次週のオープニングで明らかになる?

 聖闘士劉鳳、今回は不発。やっぱりクレームが来たんでしょうか。次週の彼の聖衣(クロス)姿も、なんか簡素化されていたみたいだし。しかし、あの姿になれないというのも、土壇場になってからしか第7感(セブンセンシズ)に目覚めない聖闘士星矢を彷彿させられるので、どっちにしろ似すぎているというパラドックスが…(なんか日本語変だな)。にしても、結晶体はやはり強かったんですね。あの劉鳳をあそこまで追いつめるとは、ジグマール隊長と同等もしくはそれ以上ですね。しかし、だからこそ、もっと戦闘シーンを見せて欲しかったです。あれでは、どのように劉鳳が追いつめられたのかよく分かりません。なんか今回の劉鳳、弱すぎとすら思えてしまったんで。しかも、そのためにシェリスが犠牲に…。しっかり星矢〜、劉鳳!
と、八つ当たりしたくもなりますが、決して劉鳳が悪いわけではありません。一番辛いのは彼なのですから。
「ここは、オレが手に入れたかったものが次々と現れてくれる」とのセリフと比例して失っていくものが多すぎるのがほんとに悲しいです。劉鳳もシェリスの亡骸を見て、初めて彼女の存在の大きさに気付きました。いつも側にいたシェリス。なにをするにしても、共にいたシェリス。いつも笑顔を絶やさなかったシェリス。時には、年下なのに説教みたいな経験談を持ち出していた生意気なシェリス。そして、自分に好意を寄せてくれた女性。それが当たり前の日常だった…。それがずっと続くと思っていた…。だが、彼女はもういない。当たり前の日常が突然終わりを告げてしまった…。劉鳳の号泣には、彼の悲しみの深さがよく表れていたと思います。やっぱ、緑川さんはすごい!『ふしぎ遊戯』の鬼宿(たまほめ)の時もそうでしたが、ここまで観ている人に訴えかけることのできる声優が他にいるでしょうか?そして、カズマのセリフもまたイカしています。「おまえは今泣いていい」、思わず私ももらい泣きしてしまいました。てっきり、「悲しんでいる暇があったら前に進め」とか厳しいことを言うんだろうとか思ってたから、今回初めてカズマに対してイイ奴だと思いました(今頃かい!)。ここまで来れば、もう2人はマブダチ同然ですね。この2人が仲良くなるとこ等、想像したくもありませんでしたが、こうなってしまったら、もうなんでもいいから、2人で無常を倒して欲しいと切実に願います。

 最後に…。やっぱりシェリスには幸せになって欲しかった。違う形で。願わくば復活して欲しい。例え、ご都合主義でも、夢オチのような、ベタなオチでも、なんでもいいので、復活して欲しい。そう願わずにはいられない今日この頃です。


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