スケバン刑事T


全てはここから始まった。地味ながらもスケバン刑事の魅力が凝縮。

 記念すべき『スケバン刑事』シリーズ第一弾。
警察が介入しにくい世の悪に、ヨーヨー1つを武器に戦うスケバンという、基本フォーマットがここで確立されました。
しかしながら、U、Vと比べると、いささか地味な印象は否めません。
話数も全25話と、U、Vに比べると半分くらいだし、ストーリー展開も中盤になるまでは、学校内の不祥事など取り扱う事件もしょぼく、またこれといった強敵も出てきません。
おそらくは、スタッフも「こんな作品が本当にウケるのかなあ?」と当初は探り状態だったのではないでしょうか?
しかし、結果は周知の通り、この作品は次第に少年少女達の心をガッチリと掴みます。
するとどうでしょう?
要塞みたいな少年院から決死の大脱出を図るわ、海槌三姉妹というトチ狂った姉妹は出てくるわ、そしてその一家が日本の征服を企んでいるわで、最終的には日本の存亡をかけた大バトルへと発展。
その後も勢いは留まることなく、U、Vへと引き継がれていくこととなったのです。

 このように、Tはスケバン刑事シリーズの中で最も短く、また地味な内容ではあるのですが、第一弾だけあってスケバン刑事の全てが凝縮されていると言えます。
T〜Vまでストーリーにおける関連性はなく、順番どおりに観ないとストーリーが分からないということもないので、どこから観ても良いのですが、上記の理由から、初心者の方にはやはり最初はこのTから観ることをオススメします。


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