スケバン刑事U
少女鉄仮面伝説


スケバン刑事人気を不動のものにした、シリーズ中最も完成度の高い作品。

 シリーズ中第二作となるこの作品。
それはボクらの予想を遥かに超えたものでした。
「少女鉄仮面伝説」という副題。
その副題が示すように、本当に鉄仮面をかぶった謎の少女の出現。
鉄仮面の中から現れた美しき素顔。
土佐弁が異様にハマッてた南野陽子の好演。
悪ふざけのような副題からは思いもつかないような重厚かつ綿密なストーリー展開。
なにもかもが衝撃的で、また斬新でした。
これだけでも十分に凄いのですが、これら以外にも本作は前作よりあらゆる点でスケールアップしています。
まず、前作がスケバン刑事−麻宮サキ1人の孤独な戦いだったのに対し、本作では二代目スケバン刑事−麻宮サキに頼もしい仲間、雪乃とビー玉のお京が加わり、3人パーティーとなっています。
当然戦闘もヒートアップし、毎回スリリングで過熱な激闘が繰り広げられ、また、前作とは比べ物にならない程の多くの個性豊かな敵キャラがバトルやドラマを盛り上げてくれます。
それはさながらドラクエTとドラクエUのようでもありました。
 また、これ以外にも、当時人気絶頂だった
「おニャン子クラブ」をゲスト出演させたり、ターミネーターのパチモンみたいな敵キャラやゴルゴ13みたいな殺し屋が出てきたりと、様々なファンサービスやパロディを盛り込んでいる点も魅力の1つです。

 こうして振り返ると、この作品は娯楽性が満載、ストーリーにおいても伏線や謎の提示・回収が秀逸であり、実に完成度の高い作品となっています。
もちろんツッコミどころも満載であり、ネタとして楽しむのにも申し分ありません。
最後に私個人の主観としてあえて一言つけ加えるなら………。
主題歌や挿入歌を歌う、南野陽子、吉沢秋絵、相楽ハル子って………。
結構ぴちぴちボイスだよね〜ってことです(笑)。
そういう点においても、ネタとして楽しみたい方には、まずこのUから観てみるのも一興ではないでしょうか?

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