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アンモニアで安定、ダイオウイカ
マッコウクジラのところで書きましたが(←未だ知らない方は是非お読みください)、
ダイオウイカなどの巨大な軟体動物は自身の遊泳力だけでは体を支えきれない事が多く、
海底へ沈降していってしまいます。
魚類と違ってウキ袋のない軟体動物たちは比重の違う液体を体にまぶし、
主にアンモニア(塩化アンモニウム=濃塩酸+アンモニア)で
体の中を海水と同じ密度にして海水と吊り合わせて浮いているのですが
素早い動きが出来ないと推測されています。関連記事⇒浮き袋の秘密
エサを取るのもキツイですから、なかなか巨大になれないのに加え、
存在すること自体が微妙に難しい生命体です。
実際に生態は分かりませんのでピューピュー泳いでいるかもしれませんが。
(その後、素早い動きをすると言う科学者の調査発表がありました)
つまり存在自体が不思議なれっきとした怪物です。海は広くて深い…
▲イカの刺身やスルメイカの味をイメージする人が多いですが、
体内のアンモニアの影響が大きく無茶苦茶マズイそうです。
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一方、海には巨大な軟体動物がいるのに、池や川、湖にはいません。
淡水では浸透圧というものが大きすぎて”バランスを保つ事”が難しいです。
簡単に説明すれば、真水がどんどん体の中に入ってきて細胞が壊れてしまうわけです。
もっと簡単に言えば「水ぶくれになっちまうぜ…」って感じ。(←解りやす過ぎるか…)
骨格もなく、体に体液を送る血管みたいなものも貧弱という巨大軟体動物の限界ですネ。
サケ類は海から川に入るのに約1ヶ月半も河口域で体を慣らします。エラも血管もフル稼働。
そもそも淡水のエリアに巨大なイカやタコ、クラゲ(←小さなモノはいま)が存在していれば
我々の食生活は別の展開になっていたでしょう。
▲血管様組織が最も発達しているのはタコね。
日本で見れるダイオウイカの標本。
標本では最大12mのがあるようです。
ただ、体の一部で取られているデータにマッコウクジラの胃から出てきた大王イカの目玉。
その目玉の大きさから推定すると最低20m以上の大きさになるそうです
読者さんの提供写真に興味を持っていただけたら現地へレッツゴー!!!
すぎもとたけしさんのご提供。
データ
発見場所 : 日本の海岸に打ち上げられていたもの
大きさ : 全長4mホルマリンにつかり保存されていました。
大王イカの写真、うちにもあったので送らせていただきます。
撮影場所は東京上野にある某科学博物館です。
ご存知かもしれませんが、ここの博物館、
国立で造られた時期が古いということもあって、
今では考えられないようなものがたくさん展示されています。
大王イカの他には、5mくらいのアナコンダの骨など、
トキの剥製、ニホンオオカミの剥製、パンダの剥製などの
絶滅動物や希少動物の剥製があります。
日本の首長竜フタバスズキリュウの骨格化石もあります。
1日中館内にいても飽きないような場所でした。
大王イカの写真ですが、つかえたら使ってみてください。 |
←腕(触手)が気持ち悪いほどリアル。
ありがとうございました。バッチリですね!!!
〜ダイオウイカお知らせ〜 Nyancyさん
皆様こんばんは。
今日、上野の科学博物館に行ってきたのですが
「ダイオウイカ」の標本は見ることができませんでした(涙)。
元々、ここにダイオウイカの標本があることは知っていましたし、
事前に科学博物館のHPも勿論チェックしたのですが、
2003年の5月31日で閉館になったみどり館にダイオウイカの標本が
展示されていたことは載っていなかったので、行ってみたのですが・・・
(本館・みどり館・新館がある)。
みどり館の標本の一部は、来年オープンの場所に展示されるようです。
恐竜の骨格標本などはありますし、このあたりは上野動物園や西洋美術館など
他にも見るところはたくさんあるのですが「ダイオウイカ」を目当てに行かれる方は、
2004年まで待ったほうがよろしいかと思います。
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ダイオウイカは、クジラに次ぐ大きさというイメージがあります。
既に知られている生物ですが、怪物みたいなことには変わりません。迫力満点ですねぇ。
| 謎の死骸! |
海岸にはたくさんの漂着死骸が存在します。
大きなモノはニュースになったりします。
今までで極めつけのものは、2つの専門機関が出した結果が、
”ありえなく異なった”もの。
おおっと!スゴイッ。


1894年、フロリダのセント・オーガスタンの海岸に打ち上げられた
漂着死体はとても大きく、ほとんどがは砂に埋まった状態のものでした。
一部を掘り出したところ、10m近いタコの足が出てきたそうです。
吸盤もあったそうです。
「なんて、巨大なタコなんだ!」
生存時は30mは有ったと推定。
このタコという鑑定は海軍海中調査研究所。
ただ、全体を掘り出せなかったので、
肉塊の一部をサンプルとして保存する為、他の大学へ送りました。
そして、そのサンプルを大学がたんぱく質鑑定法で分析したところ、
鑑定結果がクジラでした。
鑑定はイェール大学の動物学教授アディスン・ヴェリル博士。
なんと!2つの専門機関の鑑定が違っている!!
軟体動物のタコと哺乳類のクジラは成分が全く異なる!なぜだ!
結局、正体は不明のままでした。
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10mもの足を持つ巨大なタコの存在は確認されていませんが、
このたんぱく質比較鑑定の結論(タコ+クジラ)は一応説明がつきます。
海中で格闘になったマッコウクジラと巨大タコが
お互いに絡まったまま死んでしまい、
同時に海岸へ打ち上げられ砂に埋まったという推測です。 |
タコは世界中に250種類ほど居ると推定されていますが、軟体動物の宿命で分類が難しいです。
甲羅などの固い部分があると種類の判別しやすいのですけどね!
今回のタコは、吸盤の大きさが約30cm。体長約30m。体重20トンと推測されていました。
デカイ!
ところで下のダイオウイカは27メートルだったそうですが見た感じはもっと有りそうな気がしています。
←カナダ・ニューファンドランド。全長27メートル
ひとまず私が確認したデータでは正式な最大記録では19.8メートルです。
それでも驚愕な大きさですね。
=こんな風に泳ぐのかな?
=2006年12月25日ダイオウイカ映像
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