日本共産党の仁比そうへい参院議員は2月6日、大西オサム参院広島選挙区候補、辻つねお県議、4人の福山市議団とともに福山市鞆港の埋立・架橋の計画地を視察し、地元住民と懇談しました。 埋立・架橋の差し止め訴訟の原告の一人で喫茶店や海上タクシーを営む高橋善信「鞆の自然と環境を守る会」事務局長が船を出し、海上から埋立・架橋の予定地と景観を視察。仁比議員は「この美しい景観を守るのが、われわれの任務だ」と語りました。推進派が理由の一つとする「交通渋滞の解消」については、原告の一人で画家の鈴木辰夫「守る会」代表が鞆松永線の道路を歩いて案内。「実際に渋滞は起きていないし、離合場所を整備すれば、さらにスムーズに流れる」と説明しました。 高橋事務局長の営む喫茶店での懇談には、地元住民ら13人が参加。羽田皓市長が強引な推進姿勢を示す一方で、湯崎英彦新知事が推進、反対両派の合意形成を図った上で方向性を打ち出す方針でいることについて、鈴木代表は「賛成派も住みよい町にしたいと考えているのに、橋をかければ良くなると言うだけ。行政によって対立させられてきた住民同士が、町をどうするか一回も話していないことは不幸なことで、知事の考えはありがたいこと」と語りました。 今月下旬から観光客が押し寄せる雛(ひな)祭りまでに、市が駐車案内看板などを整備することを党市議団が議会で要求して実現する予定で、仁比議員は「町をどうしたいかの要求が大事で、雛祭りがチャンスなのでは。住民の願いで一歩でもよくなることを体験し、政治の変化を実感すれば、いずれは対立のしこりも解けていくのでは」と述べました。(了)
|