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NATOからバリアフリーソフト開発メーカー様へ提案 当社を初め、国内には幾つかの障害者向けソフト開発をしているメーカーがございます。 昨今、障害者が使用出来るOSもウインドウズやマックやリナックスやOS2・・・と増えてまいりました。 その事は障害者にとって選択の幅が増えたという喜ばしい傾向の様に思われがちですが 見方を変えればそうとばかりは言えないのではないかと思われます。 使えるOSが増える事でユーザが分散し、それぞれの視覚障害者向け開発メーカーの考えで開発ソフトの対応OSが 異なり、A社はウインドウズ対応、B社はリナックス対応、C社はマック対応・・・となり、生活の自立や 社会参加を目的にパソコンを使う視覚障害者ユーザにとって、ワープロをするにはこのOSに対応したこのソフトしか ないとか住所録ソフトを使うにはあのOSに対応したあのソフトしかないとかとなり、いろんな事をしようとすれば いろんなOSやハードを購入しなければならなくなりかねません。 選択の幅が増えると言う事は逆にユーザにとって経済的負担が増すだけでなく、それぞれのOSの使い方をそれぞれに 勉強しなければなりません。 国内の視覚障害者向けソフト開発メーカーの数も多く、開発人数や開発資本も沢山あり、各OSに対応したソフトを 作る事が出来れば上記に掲げた様な心配はありません。 しかし実際は開発メーカーも少なく、一つのソフトを開発して、それぞれのOSにさらに対応させるとなると 一つの分野のソフトを作るのにそれぞれのOSに精通した人材や機材や環境を整えなければなりません。 メーカーの負担も大きくなり、それは結局製品価格に繁栄されてユーザの負担となります。 選択枝が増えるという事はメリットもありますが、その分デメリットも出て来ます。 当社としてはどこのOSが良いと言っているのではなく、どこでもよいから視覚障害者向けソフト開発をしている メーカーが一つのOSを決めて、皆でそのOSに対応させたソフト開発を行う方がメーカーにとってもユーザにとっても メリットがあるのではないかと考えます。 ではどのOSがよいのでしょうか? 私達は視覚障害者の職域拡大やより多くの人との互換性を考慮して、その時代に一番普及しているOSに 対応させる事が、良いのではないかと考えます。 そうする事で、ユーザは分散せず、ユーザにとって複数のOSやハードを購入したり、それぞれの使い方を 覚えたりする必要がなくなり、データの互換性やサポートを受けるのにもメリットが生じます。 開発メーカーも一つのソフトを開発してもそれを複数のOSに対応させる人件費と時間を節約出来るだけでなく その分の人と時間を次のソフト開発に回す事が出来、それは即ち視覚障害者が使えるソフトが増える事に繋がります。 さらに考え方を広げてみると、視覚障害者対応ソフト開発メーカー同士が協定を組み、取り決めたOSでの 開発を行うだけでなく、それぞれの開発メーカーがだぶって同じ分野のソフトを開発しない様にします。 例として、4つの開発メーカーがあるとします。 一つのメーカーが一つのソフトを半年で開発するとすれば、年間2本開発出来る事になります。 A社が住所録を作ったからうちも作ろうとか、B社がワープロを作ったからうちも負けずに作ろうなんて事をしていたら 1年後視覚障害者が使えるソフトは4社で2種類しかない事になります。 ただですら4社しかないのに、1年で4社からワープロ4種類、住所録4種類と、なんて不効率な話でしょうか? それぞれの開発メーカーが協定を組み、それぞれ話し合いでだぶらない様に開発すれば 年間で8種類もの視覚障害者が、使えるソフトが作られる事になります。 パソコン一式安くなったと言われますが、まだまだ高価です。 ユーザにしてみれば安くないお金を出して同じ一式揃えたのなら、使えるソフトが少ないより多い方が 良いではないでしょうか?確かに同じ分野のソフトが何社からも出ると言うのは価格競争があり、ある意味 ユーザにとってはメリットもありますが、それは一般ソフトの業界の様に開発メーカーの多い世界の話であり 視覚障害者向けソフト開発をしている業界では開発メーカーが極端に少ない訳ですから、この様な場合は同じ 分野のソフトを少ないメーカーが競って何種類も開発するより、重ならない様に一つでも多くの使えるソフトを作る方が 大切ではないかと提案致します。 しかし、この事は開発メーカーの独占開発や独占販売に繋がりかねませんので、注意は必要です。 開発メーカーや販売業者のモラルと理性が問われます。 NATOとしては、既存の視覚障害者対応ソフト開発メーカーだけでなく、これからこの分野に参入しようと考えておられる 一般開発メーカー様も含めて、この考えに賛同して下さるメーカーと新しい業界の枠組みを作り、その協定グループ内で だぶらない様にソフト開発をし、一つでも多くの視覚障害者が使えるソフトを出して行きたいと提案します。 このNATOの考えに賛同して頂き、加盟して下さる開発メーカー様のお声をお待ちしております。
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