『松ケ枝町サーガ』芦原すなお

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しばらく前にNHK-BS2で放映したドラマの原作です。著者は『青春デンデケデケデケ』の芦原すなお。
ドラマも古き佳き時代の雰囲気がよく出ていましたが、原作はそれに輪をかけた感じ。

舞台となっているのは、昭和30年代前半。だもんで、σ(^-^) の小学生時代よりは前なんですが、たとえば、雨の後の黄土色の水溜り(まだ道が舗装されていないのだ)とか、お祭りの時にズラリと並んだ屋台とか、ラップするところが多くて、懐かしかったなぁ。

考えるに、今の子供たちって、そういう経験ができなくてかわいそうかもなぁ…なんて、これはもしかして“優越感という名の墓穴”か?(爆)

また、主人公ツーちゃん(10歳の少年)の家族、友達、近所の人々なんかが、いかにも「いたいた、そういう人」みたいに身近に感じられるのもイイ。共感しまくりのσ(^-^)。

中でもツーちゃんの父のキャラが立ってますかね。レールに乗った生き方を自ら放棄して自分のやりたい道に進み、そこで挫折して…。いや、それは周囲の人の話にでてくるだけなんですがね。

その父が、ヘソを曲げて作った作品たちというのがまた愉快で、電車内で読んでいたのだけれど、吹き出しちゃいました。それにこの人の屁理屈、ああ言えばこう言うみたいな会話でも笑わせてくれます。

映画『夏時間の大人たち』に似たノンビリさ、ユーモアがあって、あの映画が好きな方には特にオススメ!また、40代の方(特に男性)にも強くオススメ!

なんだかこのコメント、自爆しまくりかもぉ…

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