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文庫にしては厚くて(約450ページ)「上下巻に分けろよぉ…(ーー;)」などと思っていたんですが、100ページ行くか行かないかのあたりからは一気に読んでしまった、という感じです。
で、まず感じたのは、ミュージカルの脚色の巧さ。時には原作の順序を倒置したり、オリジナルの部分を加えたりして、要領よくまとめてあるのね。(先にミュージカルを観たもので、どうしてもそういう着眼点になってしまう)
しかし、大胆といえば大胆で、原作では終盤大活躍をするペルシア人というキャラクターが舞台にはまったく出ていない…。
まぁ、これも考えようで、このキャラってムチャクチャ美味しいところをさらってしまうもんで、舞台にも出した日にゃあ、それでなくとも誰が主人公か判りにくいのが余計にゴチャゴチャするかも(笑)
また、原作にはファントムの経歴が細かく出ていて、これは今度舞台を観る時に影響するかな?
でもなぁ、個人的には小説もミュージカルも今一つ感情移入できる登場人物がいないんだよなぁ。どれも、ちょっと半端な感じがして。強いて挙げればペルシア人かしら?
それと、これ、いかにも“翻訳調”の訳文で、ちょっと日本語としてこなれていないような気がして、時々「理解して訳さずにまんま訳したのでは?」とさえ思ってしまった…。(たとえば関係代名詞が沢山出てくる文)
そんな訳文があったり登場人物の名前が憶えにくかったり、で、洋モノはやっぱり苦手…
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