ダイバーシティ方式デジピーター
431.00MHzで、「まぁたんでぢでぢてすとちう」
という怪しいメッセージを見たことがありますか?これは今回導入した、ダイバーシティ方式を採用したデジピーターからのメッセージビーコンで、現在テスト運用を行っております。
あ、まぁたんってのはわたしの名前です。 (^^;) ダイバーシティ方式は、対移動局においては非常に効果的な方式です。また、デジピーターの運用に際し、混信やエリアの確保等の理由により、指向性の工夫がしたくなったりします。本装置は非常に簡単で、ビーコンのデジに限っては上記の要求に十分効果があると思います。 ここで、TNCを複数台使用しますが、このときすべてのデジピーター用コールサインを同じにしておきます。 現状の運用
使用レポート
下記の地図は左がGPで受信した局、右が八木で各60min受信した状態です。 2ポート ビーム+?
まぁたんでぢでぢてすとちう・・・ふたつあるからでぢでぢなのよ
装置概念図
使用しているのは、複数系統のアンテナ、無線機(受信機)、TNC、そして今回作成したシグナルセレクターだけです。
作るのはちょ〜簡単。装置、配線の概念図は左を見てね!
それぞれの系統のTNCは独立してビーコンを受信します。TNCはデジピ−トの要求に対応すべく、一斉にデーターの送信動作を行います。このときすべてのTNCからシグナルセレクターに一度信号をあつめ、ここで、一番早く送信動作をしたTNCのデータのみが送信機(図でいくとIC−339M)に送られ、送信できるようになります。
デジピータの動作は、受信信号が終わった時点で即座に行われるので、シグナルセレクタは、一番早かった信号を選ぶだけで良いわけです。また、タイミングが大幅にズレて、最悪の場合反復して同じデータが出ることが考えられますが、システム全体の動作には問題無いと思います。(めったに起こらないですが、今後は、これは改善します。)どれかひとつの受信機で受信されれば、デジ要求に応えることができるわけです。
受信以外にも、片方の受信周波数を変えたり、送信を八木アンテナにしたりという組み合わせを変えることで、いろいろな使い方ができると思います。
FT−726に15エレスタックをつけて、IC−339MにGPを接続し、C420はホイップアンテナのみです。現在、この3系統で動作させています。たまに一つのポートが他の周波数で受信していることもあります。これは混信やトラフィック対策です。最近、さらにもう1ポートが増設され、関西からのビーコンをゲートウェイしています。
複数台で受信して送信はそのときの状況により、ビームかGPを切り替えています。デジ用コールサイン、JS1JVRでテストしています。
ビームとGPは対移動局に、混信が多いときや、違法局が出たときには自分の家の近くだけを受信してくれる室内ホイップアンテナが効果があります。
上が設置図。かめさんのぬいぐるみの下にあるのが、シグナルセレクタです・・・・・これはもう「おんなのこの部屋」じゃありませんね(T_T)
「嫁に行った妹の部屋をのっとった兄」というかんじでしょう>私の部屋>G氏談^^; この無線機類のたな、ぴんくだし
これはデジピーター経由 表示しない設定でしたので、直波のみのデーターです。
八木の効果が結構出ていると思います。地図にはあらわせないのですが、北方面は八木のほうがよく入ります。なかなかデジできなかった、小川町からビーコンがとおるようになりました。
GP
Beam
その後、ダイバシティ方式で運用を始めた局も何局か見られるようになりました。運用状況は良好のようです。
CallSign
地域
運用形態
JS1JVR
埼玉県坂戸市
GP、ビーム、ホイップ、関西ゲートウェイの4ポート
JN1BQB
群馬県新田郡
GP、西ビーム、南ビームの 3ポート
7L1QKS
千葉県印旛郡
マンションの南側と北側の2ポート
7K3SGX
埼玉県鴻巣市
今検討中の局も多くいるという話も聞きますので、まだまだ広まるかもしれませんね
下記はJN1BQB斉藤さんから頂いた、ダイバシティセレクタの写真と回路図です。
今後やってみたいこと
2mか6mからのゲートウェイとして使うということを考えています。
と、指向性追尾式のローテーターつかったら強力かもしれませんね〜。もともとナビトラ局はGPSデーター出して移動しているわけですし、進行方向もわかりますから、(つくってしまえば)おもしろいかもネ
ありましたら、メールいただければうれしいです!(^^)!
この内容はCQ出版 CQ ham radio 2000年10月号にも紹介されています。