妻は告白する [1961・日本] 91分 ★★★☆
監督:増村保造 脚本:井出雅人
出演:若尾文子 川口浩 小沢栄太郎 馬淵晴子 根上淳
note:
登山中の3人の男女を襲った事故。
ある大学教授が死に、その妻と、同伴していた製薬会社の男が生き残った。
妻が夫を殺害するという恐ろしい事件だったのか?
女は生き残ったもう一人の男・幸田を心から愛していた増村+若尾の「思いこんだ女は怖い」系映画。
女の人に限らず人の一途な気持ちは一方で美しいですが、怖いものがある。
真剣になることってすごく怖いのですよ!
でもさ、なんかここに出てくる人たちはみんなどこか屈折しているようで
奥さんが一番純粋だったような気もする。(旦那が一番たち悪いような・・・)
あと、罪というものは裁かれて無罪になったからといって消えるのか?という
法治国家に壮大なテーマを投げかけているようにも感じました。
世間というものは簡単に許してくれないし、信頼を回復してはくれないでしょう。
「清作の妻」でも同様のテーマを扱っています。
(ただあちらは様々なテーマを詰め込んでいるので一筋縄ではいかないです・・)
それにしてもここでも若尾文子は美しい。美しさが凶器ですね、彼女は。
そういえば「美貌に罪あり」なんてのもありましたね(見てませんけど)。picnic
増村保造
→くちづけ、清作の妻、赤い天使、陸軍中野学校
若尾文子
→しとやかな獣、清作の妻、赤い天使、雁の寺