
白内障
眼の中でレンズの役割をしている 水晶体(図のA)がにごる病気です。
白内障の中で最も多いのが加齢によるもので、いわゆる老人性白内障です。
老人性白内障は年とともに髪の毛が白髪化するのと同じようなものです。
他の原因には 眼の炎症性疾患(ぶどう膜炎など)、薬物による副作用、
外傷、糖尿病、代謝性疾患、紫外線、放射線、アトピー性皮膚炎、
先天性のものなどがありますが、いずれにしても視力低下をまねきます。
現在のところ薬物療法では進行を抑える程度で ほとんどが手術による
治療となります。
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緑内障
視神経が障害され、気づかないうちに視野が狭くなっていく進行性の病気です。
最近の疫学調査では正常眼圧緑内障を含めた日本人の40歳以上の緑内障の
有病率は5.78%であり、全国では緑内障患者数は約400万人に上ると
推定されています。すなわち、40歳以上のほぼ17人に1人が緑内障
ということになります。
【1】 緑内障の種類
原発緑内障(原因となる病気のないもの)
目の構造(特に隅角と呼ばれる場所)の違いで
・開放隅角緑内障
・閉塞隅角緑内障
続発緑内障(ケガ、薬の副作用、炎症の起こる病気などの原因によるもの)
目の構造(特に隅角と呼ばれる場所)の違いで
・開放隅角緑内障
・閉塞隅角緑内障
先天性緑内障(生まれつきの緑内障)
【2】 緑内障の検査
眼圧検査(眼の硬さ:眼球の圧力)視野検査、眼底検査
診断のための隅角検査など
【3】 緑内障の治療
薬による治療 目薬、内服薬
手術による治療 レーザーや手術などがあります。
確実に進歩がみられる分野です。極端な場合を除き自覚症状に乏しい場合が多く
実際の診断、治療については眼科医師にご相談ください。
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結膜炎
目の外側の膜、いわゆる白目(しろめ)とよばれる 結膜(図の@)が、
赤く充血して炎症を起こしているのが結膜炎です。
結膜炎の原因多くは、感染によるもの、アレルギーによるものなどです。
☆ 感染による結膜炎は、さらにいくつかにわけられますが、
多くは細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎です。
【1】細菌性結膜炎・・・・・細菌の感染による結膜炎です。
皮膚などにいる菌などが原因になり通常は抗菌薬の点眼で治療します。
まれに抗菌薬の効かない菌が介在します。 その場合は遷延、重症化します。
【2】 ウイルス性結膜炎・・・ウイルス感染による結膜炎です。
アデノウイルス(はやり目、プール熱など)
エンテロウイルス70(急性出血性結膜炎)、単純ヘルペスウイルス
によるものがあります。
☆はやり目、プール熱について
はやり目は正式には流行性角結膜炎 プール熱は咽頭結膜熱とよばれどちらも
アデノウイルスとよばれるウイルスの感染により発症します。
アデノウイルス自体に効くいわゆる抗ウイルス薬はありませんが
眼科では炎症を抑える点眼薬と細菌の感染を防ぐ抗菌薬の点眼薬で治療します。
通常は1週間から10日ぐらいで治りますが後遺症が残る場合がまれにあり
自分で直ったと思っても眼科への再受診をお勧めします。
【3】 アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎は、いわゆるアレル原といわれる、花粉やハウスダスト、
犬ネコ、ウサギの毛など、いろいろなものが原因で起こります。症状はかゆみ、
充血、流涙などで、細菌性結膜炎などに比べるとやや白っぽいめやにがでます。
花粉が原因の場合は、季節により症状の強さに差があり春先や秋にひどくなる
ことがあります。
代表的 花粉の飛散時期

治療は、かゆみの成分などの抑える抗アレルギー点眼薬を用います。
この薬剤には、ほとんど副作用がほとんどありませんが、長期にわたって
使用する場合は眼科を受診しましょう。
抗アレルギー点眼薬で効果が不十分な場合は、ステロイド点眼薬を使用します。
ステロイド薬には、副作用があります。
・主な副作用は眼圧を上昇させたり、(緑内障の状態)、
・水晶体をにごらせたり(白内障の状態)、することです。
ステロイド点眼薬を使用するときには必ず眼科に受診、再診することが大切です。
また最近ではアレルギーが発症する4週間ほど前から前述の抗アレルギー点眼薬を
使用すると症状が軽減することも知られておりますので 眼科医師にご相談ください。
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