イベント参加&鑑賞レポートのページです。

 

   

  

広島国際アニメーションフェスティバル

 

隔年ごと(西暦で偶数の年)に開かれる、アジア地域では最大規模の国際的なアニメーションの祭典・・・

「広島国際アニメーションフェスティバル」

第9回大会(2002年)から、続けて参加してます。(2002年度、2004年度)

 

 広島国際アニメーションフェスティバルリンク → http://www.urban.ne.jp/home/hiroanim/

 

 平和大通りにずらっと掲げられる大会シンボルののぼり。

大会クレジット

 

-文化庁映画芸術振興事業-

-大会会長- 広島市長

-主催- 広島国際アニメーションフェスティバル組織委員会

      広島市、(財)広島市文化財団

-共催- 国際アニメーションフィルム協会日本支部

-協賛- 文化庁、国際交流基金、日本自転車振興会

      日本万国博覧会記念協会

-公認- 国際アニメーションフィルム協会

-後援- 外務省、経済産業省、文化庁、広島県、

     広島県教育委員会、広島市教育委員会、

     中国経済連合会.....などなど

 

会期は5日間で、8月の下旬の木曜日〜月曜日で日程が組まれます。

場所は、広島市の「アステールプラザ」という所です。

 

毎晩18時位から、コンペティションが行われます。

(最終日の夜は入賞作品のプライズ上映)

 

日中は、会場に3つあるホールを駆使して、いろいろなイベント上映が同時進行で行われます。(興味があるプログラムが時間的に同時に行われたりするので、どっちを見るべきか悩む・・なんていう贅沢なことも)

また、別のフロアーでは、ワークショップや、飛び入りOKのミニホールでの持込み上映とか、アニメーションにまつわるものの展示などが行われます。

 

あれも、これも・・・と、参加してると、昼食をとる時間が無くなります(^_^)・・というくらい、内容はひじょうに充実。

参加して絶対損はないはずです。

 会場エントランス

 

会場ロビー

会場ロビーは、各ホールの上映前になると、行列が出来始めます。

メインイベントのコンペティション前は特に長蛇の列が出来ます。

でも、立ち見がたくさん・・・というほどでは今のところ無いです。(毎年参加者が増えているようなので、今後は分かりませんが)

 

各種グッズの販売ブースもここ(ロビー)に出ています。

 

アニメーターサイン入りの本とか、絶版の本、リトグラフ・・など、ここでしかお目にかかれないのでは? というものもあります。

上映される作品は、ほとんどが10分前後の短編です。

プログラムによっては、商業用のビデオ作品を組み入れたものや長編もありますが、多くの作品は、大々的な商業作品とは一線を画すものです。

よって、ビデオやDVDとかでは観ることが出来ないものが多く、ましてやTVとか映画館で観ることが出来ない・・

 

コンペティションに限らず、他のプログラムで上映される作品も、原語のままで字幕もない(一部は吹き替えや字幕あり)ので、セリフの多い作品とかは鑑賞に苦労するものも確かにあります。

が、上映さるものの多くは、セリフはほとんど無くて絵と音楽で「観せる」ものが多いので、それほど心配は要りません。

セリフを廃し、絵と音楽で表現することで、人種や国籍関係なく、より直接観客の心に訴えかける・・

ただし、作り手の芸術的センスや作品への情熱、思い入れが求められることになりますが。

開会式のひとこま

 

 

 

2000年度、東京国際ファンタスティック映画祭、東京国際映画祭

 

東京国際ファンタスティック映画際リンク → http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/index.htm

「Digital@Fanta!」会場入口

「Digital@Fanta!」会場内

「ロシアアニメーション特集」ティーチイン

「東京国際ファンタスティック映画祭」クロージングセレモニー

 

2000/11/02。「Digital@Fanta!」。オールナイト。東京ファンタスティック映画祭の一つです。

 

  DLP(フィルムを使わない上映システム)使用の上映。各作品上映前に、関係者からの解説とかあってなかなか。また、技術的興味のある方を意識してか、データフォーマットをどうやって変換したか、どうゆう作り方と機材を使ったかなどの紹介も。特に、ISDN回線で会場とサーバーのあるところを結んで、オンラインでの上映をしてみた実験は、劇場とオンラインで双方向で結ばれたわけで、将来的には、観客がストーリー展開を選べるゲームのような上映とかの変化を予感させます。

  一般公募作品の公開審査も画期的。会場の拍手の音圧を測定して審査に使うというのは面白い。ただ、応募期間が短かったのでとの話だったが、作品の数が寂しかった。一般作品といえば、DoGAスペシャルセレクションとその前の「かまたゆたか」さんの講演は多くのアマチュアに希望とやる気を与えたと思います。X68000一台と個人一人でも作品はできるんですね。

 

  さて...なににしても、よかったのは..「アリーテ姫」!!本当に感動しました。デジタル製作上映とのことですが、ぜんぜんデジタリックではなく、手書きセルアニメ作品と同じで、そのあたりを意識して、わざと筆のタッチを残したりされたとか。でもセル画だとどうしても中間色の暗めの色を使うと暗くなりすぎだがデジタルだとうまく雰囲気が出るというのはそんなもんなんでしょうか?

 作品自体は今思い出しても感動で熱くなります。永遠の命が限りある命になってしまった魔法使いに限りある人生なんて何か意味があるのかい?と言われてのあのアリーテ姫の「あたりまえじゃない」の言葉は忘れられません。それと「ここにはすばらしい魔法がつまっているのよ。だれでも魔法は使えるの。(だったかな)」もうハンカチなしでは観れません。非ジブリ感動長編アニメに出会えてよかった。宮崎さんがもののけ姫を最後に引退するとの本人のコメントがどっかであったとき、もう感動できる独特の雰囲気と奥深いテーマ性をおびたアニメは観られないのかなあ?と思いましたが、大丈夫と確信しました。

 こんなすばらしい長編アニメなのに、今後の上映スケジュールの紹介がありません。全国公開の暁には絶対また観にいきます。DVDも出たら必ず買います。なにせ製作者のかたが「3日前できたばっかなんで...私自身尺が何分か知らないんですよ。」というできたてほやほやなので、宣伝/配給はこれからなんでしょう。公開時、「風を見た少年」のように映画会社の一方的な都合で貴重なシーンがなくなってなんだかばたばたした作品になったり、宣伝が行き届かずすばらしい作品なのにみんなその存在自体知らないなんてことのないように期待したいですね。

 

  来年も「Digital@Fanta!」みのがせません。来年は多くの一般公募作品が集まることを期待します。

 

2000/11/03。ロシアアニメーション小特集A.B。東京国際映画祭シネマプリズム部門の一つです。

 

  ユーリ.ノルシュテインさんとかも来日して、Bプログラム後にチィーチインがありましたが、もっと時間を取ってほしかった。

  ロシア国立映画保存所の副所長のウラジーミル.ドミトリエフさんの話では、まだ何千本の作品があるとのことなので、どんどん紹介してほしいですね。また、ロシアの作品は絵が絵画的できれい。前夜「Digital@Fanta!」でデジタリックな作品を観たこともあり、手仕事の温かみを感じたような気もしました。(デジタル作品だって作っているのは人間だから同じであって、単なる表現法が違うだけと言えばそれはそうですが。)

 

2000/11/03。東京ファンタスティック映画祭クロージング「2001年宇宙の旅」とクロージングセレモニー。

 

  なんと私の生まれる前の1968の作品とは思えないクォリティーの作品にいまさらながら圧倒。何度もビデオで観たけど、やっぱでっかいスクリーンで観ると感じも違う。それにしても後半のシーン、いったい何が言いたいのか哲学的で未だ分かりません。あるいは分かろうとするのが間違えなのかな。文章にはならない絵画と同じと解釈すればいいか。

  クロージングセレモニーも楽しみました。プロディーサーの方の何度も胸がいっぱいになっての言葉に詰まりながらの挨拶もさることながら、会場の人全員(つまり自分も)参加しての打ち上げ(配られていたクラッカーを掛け声と同時に発射!)もいい。いかにも自分もこのイベントに参加した一員なんだという感じがして。(プロデューサーの方が言ってました、ここにいる全員、関係した全ての人があってのファンタなんだって。なんか感激ですよね。) 

 

 

風を見た少年、上映会とシンポジウム

 

12/3、小金井市の小金井市公会堂で、「風を見た少年」上映シンポジウム(テーマ「水と緑に感謝」)がありました。

 

上映1回目とシンポジウムは多くの方がいました。2回目の上映は人があまりいませんでした。

シンポジウムテーマと映画に関連性が薄い印象がありました。映画のことについて突っ込んだ質問をされている方がおられましたが、「シンポジウムですから...」と関係者のひんしゅくをかってしまわれたようでした。

私も発言しようと、文を思い浮かべたのですが、思い浮かんだのが、会場の質問を打ち切った後..悔しいから、ここに書いておきます。

「今回上映されている主人公のアモンは、風が見えて、動物と話ができます。映画ですからもちろんフィクションなんですが、ひょっとしたら心が純粋になれば、我々も風が見えたり、動物と話ができるかもしれない。あるいはそうなるように努力をすることが現代人には必要なんではないでしょうか。また、水がテーマのシンポジウムですが、水にも心があるそうです。音楽を聞かせた水は、聞かせる前に比べて、体内の活性酸素を除く能力が上がったりしているそうです。科学的にどうなのか、そういったことはおいておいて、水にも心があって、その心を感じたりあるいは、感じ取れるように意識しながら生活していくことが大切と思いました。以上です。」

つのだ☆ひろ さんの話と、場の盛り上げ方がともかく好印象でした。