海のあおさ
昨年の12月23日にイタリアでとあるダイバーが自殺にて無くなった。
その人の名は「ジャック・マイヨール」という。
そうかの有名な「グラン・ブルー」のモデルとなったダイバーだ。
グラン・ブルーは1988年にリュック・ベンソン監督の元に作られた作品である。
リュック・ベンソン監督といえば「フィフス・エレメント」や最近では、
広末とジャン・レノの競演で話題を呼んだ「WASABI」などを
排出している名監督である。
僕はこの作品を始めて見たとき、ストーリーや演出などにも感動したが
何より海のあおさに素直に感動した。
今から十数年前の作品なのだが、全然古臭さを感じさせない。
本当に美しいものは決して劣化しないものなのだなと改めて実感した。
大好きだったこの作品のモデルが、しかも自殺という形で
この世を去ったことは衝撃的であった。
関東に住む僕は小さい頃から海には慣れ親しんだ環境で育ってきた。
しかしその海には「あおさ」は無かったのである。
本当の海というのは青いのではなく蒼いのである、
そしてその蒼はさらに碧へと変わる。
つまり、GRAND BLEUである。
そしてそのあおさにただひたすらに感動を覚えた僕は
最近完全版のDVDを購入した。
自分が素直に感動できる作品、共感できる作品と出会えるという事は
親友を得る事と同じぐらい人生の上では大切な事なのでは無いだろうか?
自分の疲れをほんの少し癒してくれる作品を名作と呼ぶのでは無いだろうか?
そして僕は今夜も本当の海のあおさに出会いに行く。
あなたは名作と出会っていますか?
ジャック・マイヨール氏の冥福を祈って・・・・管理人ケイ。