らしく論
皆さんは今まで「××らしくしなさい。」とか
「○○らしくなりなさい。」って言うしつけを受けた事がありませんか?
俺はこの言葉がすごく嫌いでした。
何故なら「〜〜らしく」って言う言葉があまりにも
抽象的過ぎで、本来持つべき言葉がぼやけてしまい、
言う人と聞く人によって受け取り方が違い過ぎるからです。
例えばですよ、小学生くらいの男の子がメソメソ泣いていたら
親が「男の子でしょ、男らしくしないさい。」
と叱ったとします。
ここで、「男=泣くものでは無い」男は泣くのは好ましく思われない。
まあ、ここまでは強引に理解したとします。
(この点でも言いたい事はたくさんありますが。)
では、「男らしい=泣かない」とリンクしていいのでしょうか?
男らしいって何なの?と聞かれたら
それは「泣かない人」って回答が果たして正解なのでしょうか?
答える人によってその回答は違うと思います。
そんなあいまいな、枠がある様で無いに等しい枠に
あてはめられるのが僕は嫌いだったんです。
僕も昔はよく「中学生らしくしなさい」とか叱られました。
けれど僕はそこで「中学生らしく」って言う定義ってなんなんだろう?
と思って両親に尋ねた事があります。
そうすると「両親の言う事はちゃんと聞く」とか
「学校をさぼらずに行く」とかそういう答えが返って来ました。
ではそれは「中学生らしく」であって
「高校生らしく」とは違うのか?
と尋ねると、
それは「中学生らしく」でもあり「高校生らしく」でもある。
じゃあ、中学生らしくってのは「高校生らしく」と同じなのか?
それなら何故、わざわざ「中学生」と言う世代を限定する単語を使うのか?
そもそも、「中学生らしく」って何?
そんな事を考えてるかなりひねくれた嫌な子でした。
いやここで勘違いしないで欲しいのは「ちゃんと学校に行きなさい」
とか「親の言う事を聞きなさい」と、何をすべきか明確なものに
関してはちゃんと聞いていましたよ。
(反抗期には結構喧嘩もしましたが・・。)
それらをひっくるめて「〜〜らしく」っていう言い方が
嫌いだったんです。
一体「らしく」が指す方向って一体何なんですかね?
未だに答えは出てこないです。
この問いに答えはあるのか事自体が疑問なんですけど。
あなたはあなたらしく生きていますか?
俺は俺らしく生きていけていますか?