大戦ドイツVTOL計画 第二次世界大戦中ドイツが計画した垂直離着陸機
German VTOL Project

フォッケウルフ トリープフリューゲル
Focke-Wulf Triebflugel

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実機メーカー:フォッケウルフ 種別:計画機 エンジン:バブスト式ラム ジェット エンジン
 第二次世界大戦末期、ドイツは連合軍の爆撃機による空爆に悩まされていた。とくに飛行場は格好の標的である。そのため滑走路の無い狭い場所からでも垂直に発進でき、これを迎え撃つ迎撃機の開発が進められた。
 フォッケウルフ社が始めた、このトリープフリューゲル計画(推進主翼計画)は胴体から巨大な3枚の回転翼突き出し、ピッチの付いた回転翼を先端に装備したラムジェットエンジンにより回転させるというもの。翼自体にエンジンが付いているため、トルクの反作用が発生しないというメリットがあった。
 このバブスト式ラムジェットエンジンはある一定の回転スピードに達しないと点火しないため、始動するにはロケットエンジンを使う必要があった。
 本機は、結局設計段階で敗戦となったが、研究資料を押収した米軍は、戦後これを参考にコンベア ポゴなどのVTOL機の研究ベースとした。

模型メーカー:フーマ モデル(ドイツ) スケール:1/72 種別:簡易インジェクション キット

ハインケル レルフェ II
Heinkel Lerche II
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実機メーカー:ロッキード 種別:計画機 エンジン:DB605D水冷レシプロ エンジン
 ハインケル社も、トリープフリューゲル同様のVTOL機を開発していた。こちらの動力は一般的な航空機用レシプロエンジンを2基、胴体中央に向かい合わせに搭載し、それぞれ3枚羽根のプロペラを駆動する。このプロペラを囲むように円環状の翼を有していた。
 本気も設計段階で敗戦を迎え実機制作までは至らなかったが、本機に関わったとされるドイツ人技術者が、戦後フランスのVTOL計画で環状翼を提案し、C450コレオプテールに採用された。

模型メーカー:フルーツバット(イギリス) スケール:1/72 種別:コールド キャスト キット

次回予告「異形翼飛行機」