超巨大宇宙文明の真相−空飛ぶプラットフォームの星

これほどの体験はあるだろうか

  UFO体験記でもこれほどまでの体験はないだろう。まるでSF小説のようだ。読み返して私は驚愕絶句する。単なるUFO搭乗記録から宇宙の深遠までか。それも魔法のじゅうたんのようなプラットフォームで星を案内される。まるでアラビアン・ナイトだ。その語られる内容も素晴らしいものだ。書物「超巨大宇宙文明の真相」著者はミシェル・デマルケ。1997年徳間書店。原題は「第九惑星へのアブダクション」(1993年)。
平行宇宙より外宇宙へ

 家の庭からミシェルは突然体が宙に浮き上がった。家が足元で小さくなっている。
「もう大丈夫ですよ。ミシェル」上下一続きのスーツを着た透明なヘルメットをかぶった大柄な人間に親しみをこめた笑みを浮かべてミシェォルは見つめられた。ミシェルは夢だと思ったが、つねってみると痛い。やや、これは現実だ。その女はタオと名乗った。タオの説明では地球と平行な宇宙にいると言う。エアーロットを利用したとか。なんか奇妙な人間もいる。その平行宇宙では時間は据え置かれると言う。12人ほどの原始人が出て来た。まるでゴリラのようだ。タオはベルトのバックルにてをやり、彼らに体を向けた。5人の屈強な男たちは倒れて動かなくなった。タオはリーダーのような女性に仲間の始末を任せるよう命令し、先を急いだ。タオの仲間がミシェルを待っていると言う。


ティアウーバ星へ

 宇宙船の船内でミシェルはタオの仲間を紹介される。年長のビアストラが右手をミシェルの肩にのせて言う、「私がこの宇宙船の最高司令官です。」彼女が手を肩に置かれていたので、ミシェルは非常な幸福感を感じた。彼女はラトリも
紹介した。ラトリもミシェルの肩に手を載せた。これがその星の挨拶らしい。フランス語が解るのはタオだけのはずだったが、彼の心はビアストラもラトリも解るのだった。これがテレパシーなのか。ミシェルは歓迎されてお礼を言う。その心は三人に通じている。
地球に降り立った最初の人類

 タオの話によると、135万年前、最初に地球に降り立ったのはケンタウルス座のバカラティーニ星だと言う。彼らの星が住めなくなったからだと言う。彼らは同じカテゴリーの火星や地球を目指した。彼らは黒人種で厚い唇と平らな鼻、縮れ毛で、現在の黒人種とよく似ている。彼らは黄色人種と共にバカラティーニ星で800万年も暮らしていたと言う。黄色人種とは言ってもいわゆる中国人と言うことだ。彼らの星でも革命とか核戦争が繰り返えされて、その後自然災害にも見舞われた。食料もなくなった。タオは二日間で植物など自然戻したと言う。数種の動物も移植された。15万年後バカラティーニ星は高度に文明が栄えるようになった。霊的・精神的にも高い文明となった。彼らは火星の探索で4、5000年後寒冷化することを知り、地球へと飛来した。着陸点は現在のオーストラリア。当時、オーストラリア、ニューギニア、インドネシア、マレーシアはすべて一つの大陸とつながていた。黒人種はオーストラリアを選び、黄色人種はビルマを選んだ。バカラティーニ星からカンガルーか゜移植された。黄色人種は小麦、チェリー、バナナ、オレンジなど移植した。その自然の順応には大変な苦労があったと言う。稲は地球独特のものと言う。
文明の発展と衰退

 彼らの文明は高かったが、政治形態は素朴なものだった。選挙は挙手で行われ、村や地区の指導者はこうして選ばれた。これらの指導者は知恵、常識、統率力などで、州の8人の長老を選んだ。政党のようなものは存在せず、公正な政治が保たれた。反磁力や反重力に基づくシステムのおかげで、水素モーターで地上を浮遊する軽量な乗り物があとた。刑罰は厳しく犯罪者は焼印を押されたり、利き手を切断された。でもほとんど犯罪はなかった。宗教支配の時期もあり、崇拝と生贄と人々の支配した時もあった。だが、タオたちが夢とか天からの声として司祭に反省を求めた。再び、宇宙の法則で人々は生活し、政治支配や宗教支配はなくなった。やがて、小惑星が近づき遂にはその影響で大陸の消滅。新しく別の大陸が隆起した。それが後にムー大陸と言われた。


黄金の星ティアウーバ

 やがて、宇宙船はティアウーバ星へ到着した。ミシェルはタオと共に、空飛ぶプラットフォームに乗り、案内される。ミシェルは目にマスクを装着される。光が強いので、その光度を減じると言う。その星の色彩の鮮やかなこと。まるで色彩が光り輝いている。森は巨大で美しい。大きな色彩鮮やかな蝶もいる。木々の色は緑とも青とも言える。小川の水は透明で底まで見える。昆虫と木々のバイブレーションさえ感じる。昆虫にも恐怖心は感じない。よほど平和なのだろう。卵形のドームにも入るが、境目がはっきりしない。いつの間にか中にいる。でも、中でも外とあんまり変わらない。それほどすがすがしい。外に出ると、人々は空中を浮遊している。よく見ると腰にタラと呼ばれるベルト状態の機器を装着し、手にはリティオラックと呼ばれるタラを運動させる棒のような物を持っている。そのリティオラックが惑星の磁力・重力を中和し、何百トンもの重いものも軽々と運べる。海は透明で青く澄み切っている。イルカも戯れている。全裸の人たちが日光浴やら泳ぎやら。砂浜も赤い岩も海の青さと絶妙なコントラストだ。再びドームの中のキッチンで食事に聖書のマナを出される。食欲をそそるようなフルーツ、野菜、魚、・・。さまざまな食べ物を凝縮した最高品質のものもある。美味絶品である。
女のケンタウルス

 テイアウーバ星は美しい、プラットフォームに乗ってミシェルの見聞は拡大する。蝶、花、木、海の美しさに感動した。地球でのニューカレドニアやタヒチを想いだしたミシェルだった。ブーゲンビリアやハイビスカスの咲き乱れ、ココナツの影の情景をなつかしむ。だか、このティアウーバ星では色彩も雰囲気も美しさはまったく比較にならぬほどでした。動物のいる平原にはマンモスもロバもキリンもいた。おや、馬もいる。まったく驚かされたのは女性の顔をした馬を見つけた時だった。ギロップすると10メートルも宙に浮いている。金髪や赤毛や青い髪をした美しい顔をした馬もいた。近づくと彼女たちは人間の言葉で話し掛けてくる。明らかに楽しそうだった。神話に残る上半身人間と下半身馬のケンタウルスは実在しているのだったのか。


ムー大陸とイースター島

 
しい馬ケンタウルスに続いて、タオはミシェルに1万4000年前のムー大陸の最後の王、ラテオヌシを紹介した。ミシェルも他の地球人と同様にムー大陸のことがなかなか信じられない。「135万年前に、バカラティーニ星人が地球に到着しました。3年後、恐ろしい大異変が起こり、太平洋の真ん中に巨大な大陸が出現しました。地球人はムー大陸と呼んでいます。2000年後、地震で三つの大陸となりました。」とタオは語った。25万年前、そのムー大陸に惑星アレモX3の住人が移住して来たと言う。アレモX3では人間が過剰で700万も移住したと言う。髪の毛と目は美しい黒色で、ポリネシア系の人々の祖先だと言う。



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