1997年5月 沖縄・宮古島

 いきなり、次のツーリングは遠く南の島、沖縄・宮古島になりました。なぜ、いきなり宮古島?まあ、いきさつはいろいろあったのですが・・・

 宮古島といえばトライアスロン。その一週間後の5月連休に、羽田からの直行便で僕は沖縄県への第一歩をしるしました。いきなり30度の熱気には参りました。基本的にはテント泊、テント場など無いので海岸や公園などで勝手に張りました。八重山では勝手な幕営は禁止になっていますが、宮古では禁止の看板も無く、おおらかなものでした。観光客がいっぱい来るような島ではないので、のんびりとトロピカルな雰囲気を楽しめました。一番の感動は、きれいなサンゴや熱帯魚を身近に見れたことでしょう。海パンで自転車をこいでいたので、きれいなビーチがあれば下っていき、泳いでばっかりでした。池間島および来間島は宮古島とは長い橋でつながっているので橋の上からきれいな海を見ながら走れます。来間島の南海岸は人がいないし珊瑚もきれいでおすすめですよ。宮古群島中、宮古島、池間島、来間島、伊良部島、下地島に上陸。8泊中6泊は野宿でした。

 宮古で8泊後、帰りに沖縄本島に立ち寄りました。首里城などを那覇市内観光。1泊してから島を横断して海岸線を時計回りに回って那覇空港に戻る予定でいました。ところが残り30キロぐらいというところでハプニングがありました。平和祈念公園を見学したあとすぐ、歩道の縁石を乗り越えようとして失敗して転倒。こめかみを切って出血しました。このまま出血が止まらなかったら、飛行機の時間に間に合わなくなっちゃう・・・とあせりましたが、運良く近くを通りかかった車に助けられ事無きを得ました。怪我のほうも最初はかなり血が出てあせりましたが、そのうち止まり、大したことが無かったのはラッキーでした。助けてくれたおばさんが、宮古島の人だったというのも何かの縁でしょう。そのとき彼女にもらったオトーリグラスは僕の宝物です。それ以来、ツーリングにはヘルメットを欠かしません。

※オトーリグラス 宮古島でお酒を飲むときの風習で、オトーリというのがあります。グラスに注いだ泡盛を何か一言口上を述べてから一気飲み、そして次の人に回して同様に一気飲み・・・酒がなくなるまで続くらしい。そのときに使うグラスです。
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