四国88箇所霊場遍路の旅
四国霊場めぐり 第2回
第1回目は丸4日で1番から17番まで、途中路線バスが1回で後は歩いた。
今第2回目は4月18日出発、通算5日目で、徳島を基点にして19番の立江寺が打ち初め、此処までは 列車を使う。その後も距離の長いところは列車や路線バスを積極的に使う事にした。
4月19日:本来18番恩山寺を先にして19番・・20番と回るべきとは思うが19番から20番に 向かう距離が長い、18番からは少し歩けばバス路線に出会うので此処は逆打ちに した。
19番から18番に向かう途中で一人歩きのお坊さんに出会う、これでお坊さんに 出会うのは2回目だ!、勿論お寺の住職では無いし、寺勤めでも無いそうで、さて、 修行の為なのだろうか。
途中の山道には竹薮が多い、歩く所にまでタケノコが所構わず頭をもたげて居る、 踏まない様に慎重に歩く。
20番鶴林寺に行くバス停で時間待ちをしていたら、脇から声が掛った、20番への途中 迄帰るので乗って行かないかとのことしばし考えているとお接待だという、で、お 断りするのも可笑しい雰囲気でしたので乗せて頂く、車中この方は4回ほど車で 88ヶ所を廻ったが無理はいかんと言う、以前無理をして暗くなる迄走って事故を 起したそうです、肉体的には疲労してなくても注意力が散漫に成るとの事でした。
私が星の岩屋に行くことを希望して居ることを告げると、バス路線から外れて居る
のですが、星谷橋を渡ってやや登った所でおろして頂きそこからは歩きです。
星の岩屋の事は最初の書き込みに書いた通りです。
入り口まで送って頂いた地元のおじさん有り難う。
合掌
今日は鶴林寺の宿坊に泊めて頂く、鬱蒼たる森の中夕闇迫るころには霧が掛ってきて 神秘的、夜は雨が降り出してきた、大師堂からひたたる雨垂れの音以外何もない世界 、翌朝雨は止んでいた、お勤めは大師堂で有った、ご住職の読経の声が響き渡る!。 流石プロ!、ひと味もふた味も違う、有り難い気分に成って神妙に聞き入る。
4月20日:通算6日目は21番大龍寺の登りと22番平等寺へ向かう大根峠越えが待っている。 標高500m程の鶴林寺から水井橋の140m程に下り、そこから410m程の大龍 寺へ、再度下りで70m程迄下りて、300m程有る大根峠を越える。
大龍寺を下り切って途中国道195号線を歩くが、道標が今下りてきた大龍寺方向に 成っているので変な気分に成る!、道標はケーブルに乗る車遍路が対象に成っているた めだ!。
平等寺からは列車で日和佐まで、新野駅で折り畳み自転車を持った大阪から来たと 言う70才を過ぎたと思われる方に出会う、登りは大方押して、下りが楽とか、でも 危険と隣り合わせの様にも思った。
23番の薬王寺でも宿坊に泊めて頂く、此処は薬師会館と成っていて一般の人を対照 にしたレストランも有る。近くの田圃のカエルの鳴き声がうるさいほど。
翌朝、此処でハプニングが起きた、心懸けが悪かったのか、玄関脇の杖立てに立てて置いた
杖が見当らない!。
どうやらお勤めを省略して出ていった団体バスの運チャンが数も
確かめずに一束一からげで積み込んで行ってしまったように思う。
杖は捨てられて居ても怨念が乗り移って居る事も有るので拾うもので無いとの事で、
間違いでは有っても持っていった団体さんの事が気に掛る!。
私の何等かの厄を持っていって何処かで捨てて下さったのかも知れません。
厄払いに成るのでしょうか、奇しくも厄除け薬師さんの薬王寺での出来事でした。
4月21日:通算7日目は列車と路線バスを乗り継いで室戸岬へ向かいます。 今日はゆっくり時間が取れそうなので、先ずは御蔵洞へ、更には海岸伝いに乱礁遊歩 道を散策し、太平洋の大海原、大きい岩や珍しい木々を鑑賞する。
さて、此処から24番最御崎寺へ、食わず芋なる一見里芋の様な葉っぱの群落を抜けて登る。
此処が台風銀座かと感慨に浸る。境内には大きな石を小さい石で叩くと、何処からとも無く反
射音がする不思議な石も。
順路からすればスカイラインを下る所ですが、自動車道を避けて登った道を下る、岬の突端 を廻って何処までも続きそうな海岸沿いを歩く。
25番津寺では山門と鐘楼を兼ねた様な変わった建物、鐘を突く、 大師堂では地元の方でしょうかご詠歌の真っ最中でした。
次は26番金剛頂寺、いやでかいお寺です、本堂は鉄筋コンクリート作り、宿坊も大規模、今日は 此処で泊めて頂く、早めに着いたので境内をうろうろ、執事様のご好意で宝物などを 見せて頂いたのはその1で書いた通りです。
宿坊の廊下には奉納された絵画が掲示されて居ましたが力作揃い、一日見て廻っても 見飽きないと思いました。
朝のお勤めは護摩堂ででしたが、宿泊者が多くお堂に入り切らないほど!。 宿坊が大規模なだけ有ってそれを運営されて居るお方のご苦労が大変で有ろう事が推 察されました。宿坊の皆さんご苦労さまです。
4月22日:通算8日目の今日は路線バスで麓まで、又しても山登りを強いられる27番神峯寺へ、あえ ぎあえぎの途中で奇しくも同郷の方と出会いました、私の育った家から500mと離 れていない所にお住まいだそうで、此処で出会うなんて本当に不思議です。
本堂の奥に有る神峯神社にもお参りしましたが、お寺から更に上へ石段を登ります。 まるで城壁を思わせる石垣の上にお社が!、その石の大きい事、表面に出ている部分 だけで畳4枚分は有ると思われます、大昔にどのようにしてこんな大きい石を運んだ んだろうと思う。
再度路線バスで移動、バス停から可成の距離を歩くが平地が故に28番大日寺に難無く到着。 次は今回の終りになる29番国分寺だ、殆ど平地状でくねくねと曲がった道を歩く、途中善 根宿が有り、布団が用意されて居たが未だ投宿者の姿は見えなかった。
大日寺はボランティアの方が庭の手入れをされていてさっぱりとして綺麗でした、早くも ぼたんが咲いていた、雨に備えての思いやりか透明ビニールの傘がさして有って趣があ った。 ここから、路線バスで高知へ出て一路帰宅の徒についた。
今2回目で感じた事は、いずこもスケールが大きかった事でした。 お山を登ったり下りたり、室戸岬の大海原に巨岩、金剛頂寺の本堂や寺宝、神峯寺の 綺麗に手入れされたお庭、神峯神社の石垣の巨岩等々見所の多い旅でした。 それにお魚の本場!、美味しいお刺し身やタタキに舌鼓をうつ。 K.ame