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おばけリンゴ  Just One Apple”
矢川澄子・訳
     福音館書店
貧乏なワルターは、なかなか実がならない1本のリンゴの木をもっていました。
「1つでいいから実がなりますように」とそれはそれは丁寧にお願いします。すると、1つの花が咲き・・・うれしくて大切に育て過ぎたら、リンゴはたちまちワルターの背丈の倍ほどに成長してしまいます。

ヤノッシュの代表作、大好きな絵本です。ワルターにすっかり共感してしまいました。
このリンゴはなにを象徴しているんでしょ。夜にリンゴの白い花が咲くシーンはとても印象的です。

つつましい生活をするワルターのお部屋、贅沢なものはなにひとつないのに、温かい。カラフルな壁紙とベッドにだるまストーブ、十分幸せを感じてしまいますね。
 

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ぼくはおおきなくまなんだ 
ヤーノシュ・作   楠田枝里子・訳
     文化出版局
6歳の男の子ハンスはお母さんに怒られてばっかり。ある日おまじないをすると、ハンスは大きなクマになっちゃった!学校へ、町へ出かけておおいばりのハンス。

こんなけむくじゃらのクマに出会ったらみんなびっくりしちゃいますね。毛皮のおかげでこんなにも強くなってしまう。

ふだん言いたいことも言えないでむずむずしていたら、「ホークス ポークス ヒンウントヘル。ぼくは けむくじゃらの おおぐまだぞ。」って唱えてみてください。

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ぼくがげんきにしてあげる 
石井素子・訳
     徳間書店
病弱なトラくんはちょっぴりわがままだけど、憎めない実に愛すべき主人公。クマくんは、手作りのスープを飲ませてあげたり、手厚く看病してあげます。

子どももそうだけど、一度甘えちゃうととことん甘えん坊になって、やさしくされることにとっても幸せを感じてしまう。看病する方だって、やさしい気持ちがエスカレートして、役に立っている自分がなんとなく気持ちがよかったり。

夜ソファーで添い寝してあげるの、「こうすると、げんきになるんだもの」ラストシーンで、交わす会話もなんだかほのぼの感いっぱいです。


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ぼくがおうちでまっていたのに 
石井素子・訳
     徳間書店
森へきのこ取りに行ったトラくんは、途中小さなブタに会ったものだから、夢中で遊んじゃうの。お家にも帰らないで・・・。ルームメイトのクマくんはずっと帰りを心配しながら待っているというのに。

「ぼくがげんきにしてあげる」の続編です。
やっぱりここでもトラブルメーカーはトラくんなのです(笑)

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恋の悩みにはリンゴムース   - 生きてるのが楽しくなる料理の本 -
大石一美・大石あや・訳
     きんのくわがた社
失恋したトラくんを元気づけようとクマくんが腕によりをかけて作ってくれたのが、リンゴたっぷりの”リンゴムース”。リンゴは9つ使うんだって、9はキューピッドの「キュー」、恋の悩みに効くというあたり、クスクス笑えちゃう。
典型的なドイツ料理のオンパレードに食いしん坊さんも大満足の1冊かも。

やっぱりおいしいものを食べなきゃ元気にならないんですよ。

きんのくわがた社さんから5冊シリーズで出ていますが、これだけ中表紙がとってもおしゃれ、ヤノッシュのこういう水彩画もまた魅力的なのです。

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アイ ラブ トラアヒル 
大石一美・訳
     きんのくわがた社
カエルのギュンダーは木のおもちゃのトラアヒルに一目惚れ!トラくんに黙ってトラアヒルを連れ帰って尽くす様子は半端じゃありません。でもトラアヒルの反応は・・・?

「愛は損得勘定じゃないからね」ってギュンダーの一言・・・うんうんそうだよね。
またこのカエル、実はとっても議論好きで、愛・人生とはなんぞ、語らせれば政治にまで発展しちゃう。ヤノシュ語録がつまった、ちっちゃな愛の相談所の扉はいつも開いています。

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お誕生日はおおさわぎ! 
大石一美・訳
     きんのくわがた社
トラくんは、自分の誕生日にパーティーをしようとクマくんに提案します。お料理上手なガチョウおばさんをはじめ、なんと100人の友人を招待!おいしいお料理でクマくんがおもてなし、たちまちお部屋はお客さまでぎゅうぎゅうになります。

おしゃべりに花が咲くけど、カエルのギュンダーは何か物足りなさそう。そこで考えたことがすごいことだった・・・。

パーティーって言葉の響きだけでもワクワクしませんか?!ここでもクマくんはトラくんのために大活躍!ボランティア精神旺盛なんですね。

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夢みるパナマ 
大石一美・訳
     きんのくわがた社
ある日、クマくんはバナナの香りがする木箱を見つけます。
箱には「パナマ」という文字。「あ〜いい匂い、きっとパナマは夢の国!」トラくんとすぐにその夢の国パナマを求めて出発〜。そしてやっとたどり着いたところがクマくんたちの夢の国だった!

みんな夢の国はそれぞれ。でもこの絵本を読むと幸せなんて気の持ちようなんだわって思えるんです。満足できるってことがどれだけその人を幸せにするのか教えてくれます。全て経験が決してやって無駄にはならないということも。

とびきりステキなパナマ探しに出かけなくっちゃ。

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ぼくたちの宝物 
大石一美・訳
     きんのくわがた社
「この世で一番の幸せってなんだと思う?」そんなトラくんの問いかけからお話は始まります。やっぱりお金持ちになることかな・・・なんてことになったら、トラくんとクマくんはじっとしていられません。
宝探しに出かけなくっちゃ。金銀財宝はいったいどこにあるんでしょう。ん?上を向いたら金のリンゴ。ラッキ〜!と思いきや・・・。

お金では買えない幸せがあるんですね。
鳥のさえずりを聞けるのも、生まれ持った健康という神様からの大切な宝物(プレゼント)なんですよ。



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